本日午後は臨時休診となります。
本日午後は歯科医師会への出席のため、臨時休診となります。
ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いします。
しろくま歯科医院
院長 猪狩弓彦
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2011年7月30日 (土)本日午後は臨時休診となります。本日午後は歯科医師会への出席のため、臨時休診となります。 ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いします。 しろくま歯科医院 院長 猪狩弓彦 2011年7月29日 (金)身体に力が入らない感じ本当は、水曜日の午後から東京へ出張するはずでした。でも出来ませんでした。 理由は、身体の力が抜けてしまって、足腰に力が入らないのです。 頭も重い感じで、強い眼精疲労のような感じです。 『これは、出張は取りやめ、ゆっくりと休息を取った方がいいな』と即断し、その日は午後からゆっくり休むことにしました。 次の日の木曜日は休診日だったので、自宅でゆっくりすごしました。家族でかき氷の機械を購入し、食べたり、妻の誕生日祝いの食事に出かけたり。 考えてみると、ここのところ、とにかく忙しかったのが疲れの原因かもしれないです。週末もろくに休めなかったですから。 現在はいまだ完全ではないですが、休息の効果は出てきているみたいです(笑)。 2011年7月27日 (水)本日の診療は臨時休診させていただきます。本日の午後は研修会参加のため、臨時休診となります。 ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いします。 29日(金)より通常診療体制になります。 しろくま歯科医院 院長 猪狩 2011年7月26日 (火)慌ただしい7月末昨日は、インプラント手術が午後からありました。手術は無事1時間程度で終了しました。 インプラント手術のある日は、何かのトラブルに備えて、私の患者さんは一切入れず、待機するように心がけています。 また、インプラント手術の日は昼休みなしで、午後まで突入するため、閉院時間も早めです。 昨日は、手術終了後に、早々と医院を後にしました。 理由は、またまた腱鞘炎です(苦笑)。 この1週間、また痛みがぶり返してきていて、まともに仕事が出来ない状態だったのです。 そのため、急いで整形外科の方へ受診し、腱鞘炎の注射をしてもらいました。 この半年で3回目。 整形外科の先生も、『ちょっと注射のペースが早いね。もし、まだ悪化するようなら、手術も視野に入れた方がよい』との事でした。 まあ、しょうがないですよね。 話は変わりますが、今週で7月が終了します。ほんとに時間が経つのは早い。特に今週は忙しいのです。 明日の午後から2日間は、東京へ研修。土曜日の午後は歯科医師会、日曜は仙台に研修と、まともに仕事が出来るのは、本日と金曜日くらいです。 夏ばてしないように、水分と休養を取りながら望みたいです。 2011年7月25日 (月)本日午後の診療について本日午後はインプラント手術があるため、予約の患者さんのみの診療になります。 明日は通常通り診療いたします。 ご迷惑をおかけいたします。 しろくま歯科医院 院長 猪狩 2011年7月24日 (日)あっ!!昨日はインプラントの手術がありました。骨移植を伴うちょっと難しい手術でした。 手術自体は、順調に進み、最後にインプラントを埋入しようとしたときです。 コントラという骨を削る器材の先に、インプラントドライバーというインプラントを固定する器具にインプラントをつけて、骨に移動するのですが、その時にドライバーからインプラントがぽろっと滅菌してあるカバーの上に落ちました。 基本的に、インプラント本体が接触してよいのは、身体の骨だけです。いくらカバーに滅菌処置がしてあってもそれはもう使えません。 去年インプラント使い回しなどという報道がありましたが、そんなの論外です。 もう、その新品のインプラントは使用できません。この瞬間にウン万円が一瞬にしてパーです(苦笑)。 まったく新しいインプラントを使用して無事に手術を終えました。 結果は成功でしたが、インプラントドライバーが摩耗して古くなっていたのを見逃していました。定期的に交換していましたが、摩耗が激しかったのですね。メーカー指定回数の半分も使用していなかったのに。 とにかく、インプラントやそのほかの精密な処置は、このくらい神経を使った方が良い結果が出るみたいです。 2011年7月23日 (土)風前の灯火2011年7月22日 (金)さよなら山名さん昨日お伝えしたALL-ON-4研修会の後に、NBJの山名マネージャーの送別会がありました。 NBJとは、『ノーベルバイオケア・ジャパン』の略で、インプラントメーカーの事です。 私は、ずっとこのメーカーばかり使用しているのです。 その関係で、いつも参加している研修会は、NBJのものが多いです。私は福島から参加しているので、いつも周りの先生方は知らないかたばかり。 その時に、山名さんは、いつも優しく話しかけてくれ、多くの先生方との間を取り持ってくれました。三好先生とお近づきになれたのも、山名さんのおかげです。 一インプラントメーカーのマネージャーの送別会なのに(こういっては失礼ですが・・・)、50人近い医療関係者が送別会に集まりました。 私も、その日どうしても帰らなければいけなかったので、最終の新幹線を事前に予約して望みました。 非常に有能な彼の退社理由は、家庭の事情だったのですが、その事情がまた心温まる山名さんらしい理由でした。納得です。 送別会は、わたしにとっても有意義な会になりました。実は私いまかなり悩んでいることがあるのですが、三好先生はじめ、多くの先生方の励ましをいただき、いつでも協力してくれるとの暖かい言葉もいただきました。非常にありがたいことです。 人と人とのつながりを感じたしだいです。これも山名さんのおかげです。 2011年7月21日 (木)ALL-ON-4研修会に参加して今月半ばの連休(16,17)に、私と技工士の黒沢さん、衛生士の岩崎さんの三人で、三好先生が主催するALL-ON-4コースに参加してきました。 このコースは今回で3回目の参加になるのですが、三好先生のチームが毎回かなり進歩していて、学べることがとても多かったです。 あんなに多忙な先生でも、きちんと勉強し、前進しているのを伺うと、私は何をしていたのだろうと少し考えさせられます。まだまだ自分に言い訳が多い人生ですね。 忙しいと思い込んでいるのは私だけです。忙しくても結果を出している先生もいるのに・・・。 それから実習で使用する模型もかなり進歩していて、本物に近い感覚で行えました。 ALL-ON-4で主に使用するインプラントも、国内で認可されてからかなり時間が経ってきたので、特性も徐々につかめてきて、偶発症に備える知識も多く分かり、それらを今回吸収出来たのは大きな収穫でした。 この治療はDrだけでは出来ない治療なので、こうしたALL-ON-4チームを組んで、同じ認識で、同じ知識をもって治療に当たることがとても大切です。 今回はそうした意味でも院内のチームで共有認識を持てたのはかなりのプラスでした。 2011年7月20日 (水)永遠のゼロ先日、百田さんの『影法師』を読んで相当面白かったので、引き続き評価の高いこの本を。 この本の世界は、非現実な世界ではなく、60年前にあった現実の世界。現代では自分の命を大切にするということは当たり前すぎて、誰もそんなこと意識して生きている人間などいやしない。 しかし、戦時中の兵隊さんにはその考えは許されなかった。お国の為に喜んで命を捧げることがすばらしい生き方だと推奨されてきたのです。 生きたいなど口が裂けても言えない環境だったのです。そんななか、平然と『妻と娘に会うまでは死ねない、死にたくない』と公然と口にする一人の兵士宮部。皆に異端児扱いされながらも、最後は零戦での特攻しなければならなかった宮部。 宮部の孫が彼の特攻までの生き様を、元戦友や同僚らの証言を聞きながら宮部の生涯をたどっていく。 同僚や戦友の話を丁寧に紡ぎ、つなげていくと、ある新事実が分かってくる。 ・ ・ この小説を読むときは、人前ではなく、ハンカチをもって読む事をおすすめいたします。自然と涙がこぼれますし、止めることが出来なくなります。 今の幸せな生活は、彼らの犠牲の上に成り立っていることを忘れてはいけません。 2011年7月19日 (火)3歳児検診先週、お昼休みに3歳児健診へ行ってきました。 当日は、ものすごく暑く、室内もエアコンが弱で入っていたのでが、汗がどんどん流れてきました(苦笑) 今まで、3歳児健診といえばだいたい40人前後診察していたのですが、今回は25人でした。やはり原発の影響で子供達が引っ越してしまっているのかもしれないですね。 ここ最近の小児歯科検診で感じることは、子供の虫歯や歯列不正が少なくなってきているという事実。 何年か前はこんなこと無かったのに。とても良い傾向です。 今週は大型台風や猛暑が続いたりしそうですが、頑張りましょうね。 2011年7月16日 (土)ALL-ON-4研修会に来ています。本日は、技工士の黒澤さんと衛生士の岩崎さんと私の3人で品川のブローネマルクに来ています。 三好先生のALL-ON-4(インプラント)コースに参加しています。 このコースは3回目の出席です。とても有意義な研修会なので、とても楽しみです。 今回は1から勉強し直すという強い目的をもって望みたいと思います。 バテないように頑張ります。 2011年7月15日 (金)焦りは禁物です。いつも思うのは、営業の上手い人と下手な人では、かなり与える印象が違うような気がします。 私が苦手なのは、営業の為に、歯科の治療を受け、治療の途中にセールスをしてくる患者さん(例えば保険の勧誘とか)。 断れない前提を作ってからの勧誘。弱みにつけ込んでいる感じ。これはフェアではないですよね。 昔は、世間慣れしていなかったので、渋々営業の方と時間をとり、場合によっては取り引きをしたりしました。 最近は、神経が図太くなったのか、その場でお断りしています。フェアじゃない相手に、フェアに取り組む事もないですから。 営業が上手いと思う方は、最初の対面の時(私の場合は治療の初診のとき)や信頼関係が出来るまでは、決して営業はせず、1年以上つきあいを持った上で、『実は・・・・』とやんわり営業してきます。 これはこちらも、協力したくなります。 現在おつきあいのある銀行さんも、この営業方法でした。 お互い気持ちよくおつきあいが出来ています。 何の仕事でもそうだと思うのですが、焦りは禁物です。 自分で言うのもなんですが、私も肝に銘じます。 2011年7月14日 (木)ささやかな楽しみ最近、子供達が早めに就寝してしまうことが多いので、夜の時間が有効に使えるようになってきました。 私の趣味は、現在3つあります。 プラモデルと自転車と読書です。 プラモデルは、子供達の前では絶対作れません。作っていく目の前で片っ端から壊されていくから(苦笑)。 読書は、子供達に本を読み聞かせることも出来るので、子供達が起きていようと関係なく行うことが出来ますし、自転車も子供用のシートがあるので、これも解決できます。 そのため、最近は深夜にコツコツとプラモデルを作っています。 奥さんからは、仕事で細かいことをやっているのに、よく趣味でも細かいことをやるね、と飽きられていますが、仕事とは別の集中力で、丁寧に事を進めていくと、仕事で疲れた神経が落ち着いてくるのが分かります。 昨晩も30分ほどですが、プラモデルを作りました。 現在作っているのは少し上級者向けのもので、自分でプラモデル本体に穴を開けて作らないと行けない箇所がありました。 う~ん困ったな。。。。と思っていたけど、私の家は歯科医院で、しかも技巧室まである。 夜中に、家人に気がつかれないようにそっと技巧室に行き、模型を作りました。 この技巧室は模型作りには最高の環境です(笑)。すべての工具がそろっているし。 最後は、きちんとお掃除して退室しました。技工士さんにばれないように。 技工士さんが、このブログだけは読みませんように。 2011年7月13日 (水)前を向いて仕事を行う原発問題の関係で精神的にも肉体的にも限界に達しています。 その関係で多くの方々の仕事が無くなったり、他県へと移動したりしています。 そんな中、仕事が出来る私は非常に恵まれていると思っています。 私に出来ることは微々たるものですが、きちんと仕事をこなして行かなければと思っています。 もう一つの私の大事な仕事は、大切な従業員の安定した生活を守っていくということです。 従業員に適切な仕事を与え、適切な給与を渡していく。 自分たちの生活より優先させなければ行けない重大な仕事です。 きちんと前を向いて仕事を行い、従業員を路頭に迷わせないのが今の自分に課せられた責任です。 2011年7月12日 (火)長い冬眠生活に入っていました。最近、何人かの患者さんにブログ頑張ってくださいと励まされました。うれしい限り。 この1週間とても悩みが多かったのです。 まず、腱鞘炎の状態が思わしくないこと。パソコンを離れた一番の理由はやはり腱鞘炎。パソコンのキーボード操作には多く親指を使用するので、どうしても腱鞘炎が悪化してしまうのです。 それと、歯の根の治療では親指の微妙な感覚が必要とされます。しかし、痛みが走るので、上手く道具の操作ができないのです。無理して行っていますので、痛みがどんどん増していくという悪循環。 次の悩みは、自分の子供と原発に関すること。 何人かの方がメールを頂きました。この郡山で子育てをするとはどういう事だというお叱りのメール。私の考えは、放射能も確かに怖いけど、環境を変えて子供の精神状態が不安定になる方がもっと怖い。私にメールを送ってくれた方は、『それは親のエゴ』と言っていたけど、エゴってどういう事でしょう?私の利益の為だけに郡山にとどまっていると思っているのでしょうか? 郡山に避難されている多くの方がいて、多くの助けを求められている。私は大げさですけど、救済して欲しい側ではなく、救済する側だと自負しています。実際多くの被災者の方が毎日訪れます。この方達の事はどう考えれば良いのでしょう。 最後は、自分の仕事に関して。 なかなか上手く行かない仕事があります。悩みに悩み、多くの先生方、多くの参考書を手に取っています。しかし、必ず乗り越えます。実はあがいた分少し光りが見えてきています。あきらめなければ必ず先が見えると信じています。 こんな状況でしたので、空き時間には多くの読書をしました。迷いの答えを本に求めたのです。 垣根さんの著書は、『俺たちに明日はないシリーズ』以来。 これは、かなり気分が落ち込んでいるときに本屋で偶然手に取った本。 服装にもお金をかけず、性格や生活も地味。化粧もしない女性に環境も性格も違う3人の男達が関わっていく。彼女の何がそんなに男達を引きつけるのか。 私が大学の時の事ですが、この小説に出てくるような女性に心当たりがあります。私は関わらなかったのですが、確かに同じタイプでした。その女性も確かに地味でしたが、なにか引きつけるようなものが有ったことはたしかです。 この本は、人間どうにもならんことがあっても、時間さえ経てばおさまるところにおさまっていく。良ければ良いなりに、悪ければ悪いなりにおさまっていく。時間は誰にでも平等なのかなという本文にすべてが象徴されていると思います。 正直、この本には助けられた。本当に面白かったし、勇気づけられた一冊。 本の内容は、もう有名な本なので、自分が書く必要は無いと思います。 心に残ったメッセージは、武士が刀を抜き、一世一代の勝負をするときは一生に一度あるかないか。無いかもしれない。しかし、その時の為に努力を惜しんではいけないし、逃げても行けない。そのときの為に。 やはり、どんなことにも興味を持ち、失敗してもやり抜く気持ちが大切なのかなというメッセージを私は受け取りました。 少し落ち込んでいたので、こういったメッセージを受け取ってしまったのかもしれません。気分が優れている時にまた読み返し、違った感想になるか、今度試してみたいです。 自転車乗りにはたまらないシリーズ。別々に発表された短編を一つにあわせたもの。その一つ一つをすべて読んでいたので、新刊だと思って期待したら、一度読んだものだったので、すこし肩すかし。 しかし、改めて自転車レースというのはチーム戦ということが分かる。エースを勝たせる為に、アシストする仕事もとても大事。 エースの自転車がパンクすれば、アシストは、調子が良くても自分の自転車を差し出さなければならない。それはすべてエースを勝たせるため。 なんか、これってとても商売に似ている。人間一人では生きられない。。。みたいな。 2時間くらいでかるく読めるので何度も読み返したいと思っています。 ・村上春樹著 おおきなかぶ むずかしいアボガド 現在もananで連載中の村上氏のエッセー。 私、村上春樹さえ読めれば何にもいらないというくらい村上春樹好き。 2011年7月 9日 (土)食事会こんにちは 最近は暑い日が続いていますがみなさんいかがお過ごしでしょうか? しろくま歯科医院では先日みんなで食事会をしました 古川さんが参加できなかったのが残念でしたが、 最近良いことがあったので、そのお祝いのお食事会でした☆ 場所は隣の初さんです 料理はどれも美味しかったので(特にお刺身がとても美味しかったです) ダイエットの事も忘れて次から次へみんなぺろりとたいらげていました(笑) 久しぶりの食事会だったこともあって、みんなとても盛り上がりました 最後にみんなで写真撮影をしようとしたところ、滝田さんが 『私カメラ持ってきました!!!!』 と今までに見たことないような笑顔と、すごいいきおいで手を挙げていたので、 その理由を聞くと、 一眼レフのカメラを購入したばかりで、この日撮影会があるだろうと 私はカメラの事はあまりよく知らないですが、撮れた写真を見たらブレもなく、 画像がすごくキレイで、感動しました 滝田さんはプロのカメラマン?みたいで、その場は爆笑の渦でした。。。 久しぶりに皆でこんなに笑えて(上記写真のように)すごく楽しかったです 2011年7月 4日 (月)ちょっと小休止2011年7月 2日 (土)繰り返し行うことの意味どのような仕事でもそうだと思うのですが、仕事をするには二つの要因が必要になると思っています。 一つは、頭で理解すること。 もう一つは、頭で理解したことを実行に移すこと。 そんなこと当たり前じゃないかと思うかもしれませんが、なかなかうまくいきません。 歯科の仕事は、このうち一つでも欠けたらうまくいきません。 頭で理解することに関しては、研修会や講演会などが盛んなため、現在はやる気さえあれば情報は割合簡単に手に入ります。 私の尊敬する渡辺重視先生の若い頃は、研修会が本当に少なく、勉強するには自分で高名な先生にコンタクトをとり、見学にいくしかなかったそうです。 二つ目の実行に移すというのも、割合簡単には行きません。 毎日の慣れた環境で、新しい技術を使うというのは至難の業です。時間的制約もあるし、ミスるわけにもいかないし。 私には苦手の分野があります。若い頃は目を背けていたのですが、開業して、そうも言ってられなくなりました。そこで、研修会で知り合いになった先生方にお勧めの研修会や講師の先生を紹介してもらい、徹底的に勉強して、仕事の後練習しました。 徐々に実際の臨床にも応用して行き、最近は時間をかけて徹底的にその治療にこだわって治療を繰り返していくので、第二の要因である『実際に実行に移す』ということもすんなり出来るようになってきました。上手くなってきたのです。手技が。 それでも、その治療は奥が深く、すぐに壁にぶつかります。来月またその研修会に参加するので、日常で起きてる疑問を解決して行きたいと思っています。 この仕事は、毎日これの繰り返し。 しかし、疑問が出てこなくなったら終わりだと思っています。仕事をリタイヤするまで続く修行の道。 しかし、楽しい道でもある。 2011年7月 1日 (金)自分の身が削られる思い。水曜日の夜の事です。 私は、現在開催されているウィンブルドンテニスをテレビで観戦していました。大好きなフェデラーという選手が負けてしまって、意気消沈していたのです。 そんなときに、息子が急に夜泣きを始めました。 息子は娘が引いてしまったプール熱とやらをまんまと引き継いでしまい、高熱と酷い目やに、咳に苦しんでいました。 奥さんが息子をあやすために、寝床から連れてきて、母乳をあげている時です。 『あれ、あれ、大丈夫、大丈夫、どうしたの!!』と悲痛な声を奥さんが上げ始めました。 瞬時に私が息子の顔を見ると、息子の顔が真っ赤になり、目を白目にして、頭をビクンビクンと前後に痙攣させているではありませんか。 私は、とっさに『これはやばい』と思いました。何かがのどに詰まったのではないかと思ったのです。 私は息子を抱きかかえると、すぐに息子の顔を凝視しました。 あんなに赤かかった息子の顔は、みるみる青くなってきています。唇にはチアノーゼ反応が出て真っ青です。口の青さが顔全体に広がり、口からは泡が出ています。 のどに物が詰まっていると思っている私は、息子の背中をばんばんとたたき、食いしばっている歯の間に指を入れていました。子供といえど、無意識の時の筋肉の力はすごいものがあります。私の指は引きちぎられるほど咬み込まれましたが、まったく痛みはありませんでした。 その間、奥さんが救急車を呼びました。 着の身着のままの格好で、息子を毛布にくるみ、外に出て、救急車を待ちました。 救急車のサイレンの音が聞こえてきたときです。 意識の無かった息子が、サイレンの音に反応して、目を覚ましました。 泣き出す元気は無いようでしたが、仕切りに目をあちこちに向けています。 意識は戻ったようです。 救急車の中で、奥さんが問診を受け、バイタルを計っているようです。 私は一時自宅に戻り、奥さんからの連絡を待ちました。 救急病院が決まったとの連絡。私は準備物を持ってすぐに病院へ向かいました。 病院の適切な処置のおかげで、息子はいつもの状態を取り戻していました。 担当の小児科の先生にお話を伺うと『熱性痙攣』とのこと。 5歳くらいまでに起こる痙攣で、一生に1回あるかないかとのこと。連続して発症することは希とのこと。 点滴を受けながら、息子は疲れたのか、寝てしまいました。 症状を確認する為に、2時間くらい病院で様子を見ることになりました。 すやすやと眠る息子のそばで、奥さんとゆっくり会話をして過ごしました。 私の仕事上の悩みなんぞを聞いてもらいながら。 2時間して、私が売店で購入してきたポカリスウェットを飲ませると、とたんに元気になりました。 本当に良かったです。子供が苦しむのを見るのが人生で一番辛い。変われるものなら変わってあげたい。 病院を出ると、外はもう明るく、新聞配達の方が新聞を配っていました。 久々の徹夜です。次の日が休診日で良かった(苦笑) |
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