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しろくま先生のブログ
しろくま歯科医院より歯にまつわる楽しいお話や、
毎日のケアについてのアドバイスを載せていきます。
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当院では、心停止の救命措置に必要なAED(自動体外式除細動器)を設置しております。

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2023年11月 9日 (木)

4つ足から2足歩行へ

昨日は噛み合わせ治療について書きました。

ブログの中でも軽く触れたのですが、会話が出来ないほど口が開かないって患者さんはほとんどいません。つまり、口を開ける事が出来る以上は、なんらかの方法で食事を行っているという事です。

食事が出来るという事は、自分の顎の状態は正常だろうと認識してしまうのです(この状況を続けていると顎が完全に開かなくなるロック状態に陥り、痛みが発生します)。

指2本分位しか開口出来ないとすれば、「隠れ顎関節症」かもしれません。

そういった症状を指摘して顎関節症と自覚させるのもかかりつけ歯科医師の役目かもしれません。

噛み合わせの話はかなり込み入って難しいので、出来るだけ分かりやすく説明する必要があります。

そのため、多くの模型や画像を使って説明を行います。

閑話休題

人間は、もともと類人猿から進化しました。その進化の過程で4つ足から2足歩行へと身体全体を整直化させてきたのです。

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人類の進化で2足歩行を手に入れた我々ですが、そのおかげで多くの優れた行動や文化を築くことが出来ました。しかし、実は歯科の咬合的にはマイナスな面もあったのです。

噛み合わせ不全や顎関節症というのは人間だけにある疾患です。類人猿にはそういった症状は皆無です。

猿の犬歯だけは3級咬合といって噛み合わせが逆です。それは4つ足で顔が下向きになっても顎の位置を固定するという役目があるためです。人間にはこの犬歯の噛み合わせが2足歩行(身体の整直)に伴い喪失したのです。

その為に人間は歯が環境(親知らずや指しゃぶり、発達不全、歯の萌出不全、過剰萌出)によって歯並びが悪くなったり、顎関節症が発症する様になってしまったのです。。

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そういった歴史を患者さんに説明するために、猿(チンパンジー)の頭蓋顎骨を買いました。

この説明は過剰説明かなって思ったのですが、かなり良い顎骨を見つけてしまったので思い切って購入しました。

やはり良い値段がして、購入後後悔したりして。

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2023年7月28日 (金)

ヘンリーシャインジャパンのデンタルショーに行ってきたよ。

もう1ヶ月も前の事になってしまうのですが、ヘンリーシャインジャパン(元の岩瀬歯科商会)のデンタルショーに行ってきました。

場所は宇都宮市にある「マロニエプラザ」です。

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以前、このブログにも書いたのですが、この日はいわきで開催された大学同窓会総会の次の日に開催されたのです。そのため、私は総会の開催されているいわきには宿泊せずに帰宅したのです(とほほ)。

当日、出来るだけ早い時間に開場へ到着して、出来るだけ早めに帰宅したかったので8時半には自宅を出発。昨日の帰宅が遅かったのと、疲れで、運転中に何度の寝そうになってしまいました。出かける時に購入したアイスコーヒーが直ぐに無くなってしまうほどがぶ飲みして眠気を覚ましながらの運転でした。

50歳を越えてから、無理な運転はしないようにしているので休み休み会場に向かったら、予定の時間より大幅に遅れての到着となってしまいました。

会場ではヘンリーシャイン福島の齋藤支店長と待ち合わせをして、デンタルショーの中を回って貰いました。

事前に見てみたい器具を言ってあったので、順繰りに見て回りました。

最初は、近々導入を予定しているセレック。前回話を聞いたときよりも大幅に進化していて、頭の処理が追いつかない。しかし、前日に同窓会総会で関根先生がこのCAD/CAMの話を詳しく説明してくれていたので、他メーカーとの違いや優位性に着いては十分理解出来ました。あとは予算と設置スペース等の練り上げが必要だと思います。当院の将来が凄く楽しみです。

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次に見に行ったのは、印象用機材。印象とは口の中の歯の型を取る事を指します。その印象の材料を連和する機材が立て続けに故障してしまったので、もう10年以上使い続けている機材達なので、ここで一気に新品と交換する事にしたのです。機材はすでに決まっていたので、後は簡単な事務手続きだけを済ませました。

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その後は、歯科衛生用品(当初は購入予定では無かったけど、大幅値下げをしてくれたほで、エアスケーラーを2本購入)、矯正器具をいくつか購入しました。

基本的に安い機材達では無いので、何ヶ月も前から検討を重ねていたものです。

今回は計画性をもって購入出来ました。

とても良い買い物が出来ました。齋藤店長ありがとうございました。

2023年3月24日 (金)

新型コロナウィルス2類相当から5類へ移行へ。

本日は新型コロナウィルスが2類相当から5類へ引き下げる(移行する)というお知らせが政府より1月27日に発表されました。

ゴールデンウィーク明けの5月8日からだそうです。扱いとしては季節性インフルエンザと同等のものとなります。感染者や濃厚接触者の法的な待機期間は無くなります。医療体制や医療費の自己負担に関しては段階的に5類基準に移行する予定です。

まずは行動制限が撤廃されます。5類移行に伴いコロナ禍で実施されていた行動制限がそれにあたります(緊急事態宣言、入院勧告、指示、感染者・濃厚接触者の外出規制などです)。

それに伴って、医療機関の対応も変わります。

今まではコロナ患者の入院受け入れ診察が出来るのは感染症指定病院や発熱外来などを有する一部の医療機関だけに限定されていましたが、5類に移行後は幅広い医療機関で対応可能になります。

入院や検査にかかる医療費は現在、全額公費負担となっていて、患者の負担はありませんが5類に移行してはからは原則、一部負担となります。

ワクチン接種も予防接種法に基づいて無料で行われてきましたが、今後の費用負担に関しては厚生労働省が中心となって作る専門部会で議論しており、今年度中に結論を示すことになっております。

感染者報告は医療機関や保健所に対して全報告を課していましたが、5類では基幹病院からの定点報告に変更されます。

参考文献:南東北機関誌第372号

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2022年10月31日 (月)

X-ガイド!!

今月中旬に当院でノーベルバイオケアの最新のインプラントガイドシステムの「X-ガイド」の研修会が行われました。

わざわざ当院に運び込んで貰い、半日掛けて実習&研修を行ったのです。

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YouTube: X Guide animation de Nobel Biocare






このXーガイドは今までのガイドシステムと何が違うのかといえば、今まではガイドをCTを用いて設計作成し、口腔内にガイドを設置して、そのガイドにそって手術をするというものでした。

しかし、ガイドの欠点といえば、ガイドがずれてしまったり、患者さんの開口量が少なかったりしたらガイドが口の中に入らないといった欠点がありました。

しかしこのXーガイドは口腔内に大きなガイドは入れる必要は無く、X線を駆使して埋入部位をコンピュータが指示し、ドリルが骨の中に入っていく過程も見ながら手術が行えるので、口の中で危険な部位があれば避ける事が出来るし、途中での設計の変更も可能。かなり安全性が高いガイドシステムなのです。

欠点といえば、かなり機材が大きい事と、慣れるまでに多少のトレーニングが必要な事。

でも魅力的な機材であることは間違いないです。近いうちに導入できればと思います。

2022年5月18日 (水)

セファロ分析の事(昨日のつづき)

昨日セファロ分析を研修を受けたことにより精度が上がった気がするというブログを書きました。

もう一度おさらいすると、セファロ分析というのは患者さんの横顔のX線の写真上に計測点を打ち、その計測点どうしを結んだ線で出来た角度を計測して分析する方法です。

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写真を見て貰えば分かると思うのですが、顔の中を沢山の線が交叉するのです。

計測後半は、どの線が目的の線なのか分からなくなってしまうのです。

そこで、「frixin ball」というボールペンを何色か購入してきました。

このfrixin ballというボールペンは付属の消しゴムで線を消せるのです。とっても便利(笑)

色を変えるので、計測のミスも減るし、間違えたら消しゴムで消せるし。

このボールペンを使ってみた感想ですが、「こんな便利なモノが欲しかった」という感じ。

最近で一番良い買い物!!

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2021年12月23日 (木)

自分の体で試す。

先日「自分の歯を自分で治す」という記事を書きました。

その次の日にまた同じ部位の歯が痛み出し、夜中に再び自分で麻酔して鏡を見ながら治療しました。

今度は残念ながら歯が破折してしまっていました。自分で前歯を抜歯したのですが、どうせ駄目になってしまった歯だし、今後はどうやっても自分で対処出来ないと悟りましたので、院長室から歯根破折の論文を持ってきて、破折歯を元に戻す手術を行ってみる事にしました(ダメ元で・・・苦笑)

自分で抜けた歯を丁寧に消毒して、出血している歯肉を止血、消毒して、とある材料を用いて丁寧に抜歯窩へ戻し、30分以上押し込む方向を間違えない様に圧迫していました。

出血も完全に止まり、違和感が少し残りますが、今まで感じていた歯が動く様な不快感は全くありません。抗生物質と痛み止めを飲み早めに就寝しました。

次の日にビクビクとしながら起床したのですが、まったく不快感がありませんし、抜けた歯も歯肉の中でびくともしません。もちろん排濃も出血も不快感も皆無です。

患者さんには何度も行っている処置ですが、いざ自分でその術式を試してみて、その材料の生体親和性の高さに感心し、論文の術式の正確さに驚きました。

自分の体を使って実験したのですから、今後は患者さんにも自信をもって勧める事が出来ます。

ただ、一度割れてしまった歯なので、今後何かの人工物への置換は必要かとは思いますが。

歯科の材料って本当に凄い。凄さは前から知っていたけど、これ程までに違和感が消失するものかと・・・。

嬉しい誤算。

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2021年11月 4日 (木)

CEREC

近年の歯科用金属の高騰の煽りを受けて、重い腰を上げねばならないと、打開策(金属に変わるモノ)を求めて宇都宮のプチ勉強会(といっても、業者とのマンツーマンだったけど)へ参加して来ました。

この器具は「セレック」といって口腔内スキャナーとレジンやセラミックのブロック体をその場で削り出して「歯」を作成するというもの(基本一日で作成出来るといううたい文句)。

もう既に多くの歯科医院で導入されている器具ではありますが、当院では技工士さんが3人も常駐しているので、要らないと思ったいたのです。

しかし、歯科の時代の波に取り残されるのも恐怖を感じていたのも事実なので、今後はかなり前向きに検討していきたいと思っています。

当院は技工士さんがいますので、平均的に歯科医師だけ常駐の場合のセットでは無くて、技工士さんが使用出来るグレードの機材を導入しなければ行けないのでかなりの割高(かるく超高級車が買えるくらい)なので慎重に金融機関その他の関係者さんと相談しないといけません。

それにしても凄い性能だし、院内の診療システムも変更しないといけません。

問題が山積みです。

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2021年10月26日 (火)

マイナンバーを保険証代わりに利用出来ます・・・の工事。

マイナンバーカードが保険証代わりに使えるように成りました(もしくは成ります・・汗)。

その工事を今月の半ばに診療を休診にして行いました。

この写真はその工事を頑張ってくれているMIC(レセプト作成ソフト会社)の方々。

ありがとうございました。

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2021年6月20日 (日)

その視点は無かった(汗)

昨日のブログの続きです。

技工士のIG君から、他の研修会の話を聞いたのですが、今回はその話。

噛み合わせの考え方は、本当に沢山の考え方があり、どれが正しいかの答えはこの先もなかなか見つかる事が無いような気がします。

なぜなら、どの先生も、自分の信じている噛み合わせが「一番正しい」と思っているから。

実際、私も噛み合わせは2種類方法の考え方のミックスで行っている状態です。シークエンシャル咬合とドーソン法です。

本当は「シークエンシャル咬合」1本に絞りたいのですが、なかなか現在の保険の範囲の中で「シークエンシャル咬合」を施行するのは難しいです(ただ、エッセンスを取り込む事は可能です)。

保険の中ではドーソン法という噛み合わせのメソッドに従って治療をする事が殆どです(ただ、患者さんが保険治療以外の選択枝も視野に入れてくれれば、シークエンシャル咬合に変更する事は可能です)。

私がこの二つの噛み合わせを掛け合わせて使っていけるのは、その二つは「歯」だけでは無く、顎関節を中心に考えているから。

少し噛み合わせについて書きますが、噛み合わせはざっくり3つのタイプに分かれます。いわゆる歯科医師が理想としている1級咬合。下顎が上顎よりも奥に位置する2級咬合。下顎が上顎よりも前に位置する3級咬合です(歯科医師が理想としている1級咬合でも各歯牙の傾きや位置、大きさにより治療が必要な事があります)。

私達のスタディーグループでは、歯牙の傾きや位置が悪いせいで、下顎に付いている下顎頭という顎関節の関節が非対称になってしまってる事が顎関節症を引き起こし、ひいては身体的な不調や自律神経の不和につながると考えています。いわゆる見た目よりも身体のバランス重視です。決して見た目(前歯が綺麗にそろっているのが噛み合わせ治療とは言わないのです)ではないのです。

話がかなり脱線してしまいましたが、今回技工士のIG君から聞いた他の勉強会の噛み合わせの考え方が、かなり私たちとは違っていたので、それを今回は書きたいと思います。

上記でも書きましたが、私たちは顎関節を中心に噛み合わせを組み立てます。

だから、人間の成長や変形の原因を考えて、その原因や成長を阻害しているものを特定して改善していくことにより、人間の身体的改善力を利用して噛み合わせを治して行く、もしくは悪化させないようにさせるというものです。

全てがそうでは無いのですが、噛み合わせが悪い場合は、上下の噛み合わせが深くかみ込んでいる場合が多いのです(何度も書きますが、全てがそうではありません)。だから、最初の段階としは、噛み合わせを0級にする(上記で噛み合わせは1,2,3級があると書きました)。つまりあえて、噛み合わせを高くして噛まないように持って行きます。そこから、理想の噛み合わせに器具を使って噛ませてい行くのです。

今回技工士のIG君から聞いた噛み合わせは、どちらかと言えば、噛み合わせを(かなり)削って、低くして合わせて行くというもの。我々からすると、噛み合わせを低くすると、顎の痛みを併発してしまうので、極力しないやり方です。

噛み合わせが低くなると、顎関節部が当然圧迫されますから、顎が開かなくなったり、痛みが出てくると思ってしまいます(顎関節部は人間の体の一部ですが、精密な機械と同じですから圧迫されると壊れます)。

で、今回IG君から聞いた研修会の話では、顎関節部に異常が出たり、痛みがでると、整形外科領域で使用する薬(ボトックス)を注射するらしいのです。

正直、この話を聞いた時は、全く理解出来ませんでした。というか、未だに理解出来ていないので、比較や批評する事も出来ません(苦笑)。どうやってこの薬を使用して、噛み合わせを改善していくのか全く分かりません。

知りたい様な、知らない方が良い様な(苦笑)。

IG君の話を聞けば、効果が出ている様なので、あながち悪い方法ではないのかもしてません。

でも、多分、私は怖くて使わないと思います。

ていうか、どうやって顎関節部のあの複雑なガジェットをボトックスで改善するわけ?

IG君、もっと情報をください(哀願!!!!)

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2021年5月22日 (土)

理事会で聞いた事

先日、歯科医師会にてズームを使った初の理事会が開催されました。

その事はこのブログにて公開ずみです。

その理事会で聞いた事なのですが、監事の富塚先生が教えてくれました。

マスクの扱いについてです。マスクのウィルスの一番多く付着している部位は写真の赤丸の中だそうだそう。マスクの脱着の際には、この赤丸の中には触れずに、耳掛けのゴムの部位を使って脱着を行う事が重要みたいです。

皆さん、知っていましたか???

結構知っている方も多いと思うのですが、私は知らなかったので、素直に「なるほど」と感心してしまいました。

ちょっとの事だけど、毎日の事なので、こういったトリビア的な知識は大切だと思うのです。

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2021年3月27日 (土)

嘔吐反射が激しい患者さん用の画期的な治療法が開発されないかな。

聞いた話ですが、私の祖父が私の母に「もう、どんな患者さんが来院しても対応出来る」と言っていたそうです。

多分、祖父がそんなこと言っていたのは60歳くらいの事かと想像するのです。

私も早く祖父の様に、「どんな患者さんでも大丈夫」と言ってみたいです。

私が一番自分の治療で、無力感(敗北感)を感じるかと言えば、「嘔吐反射が激しい患者さん」です。

基本的に治療さえ出来れば、大抵の(大学病院の様に入院を必要とする治療は無理ですが)症例には対応出来る様になってきました。

しかし、嘔吐反射だけは駄目です。無力感で一杯になります。

最近連続で嘔吐反射が激しい患者さんが初診で来院したのですが、全く治療が出来ませんでした。

今の歯科のテクノロジーの発展は凄いです。しかし、それは口腔内に触れることが出来る患者さん限定なのです。

嘔吐反射が酷く、治療が出来ずに苦しんでいる患者さんが大勢いるのです。

(治療は出来るけど、嘔吐反射で歯の型を採る事が出来ない患者さんは、局所麻酔を併用して治療を行います。口に器具を近づけることも出来ない酷い嘔吐反射の患者さんの事です。)

偉い方、どうか、一般開業医でも楽に嘔吐反射の治療が出来る画期的な治療方を考えて下さい。

(デジタルで歯の型が取れるようになって来てますが、口の中に器具を入れることが出来ない患者さんを救いたいのです)

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2021年1月 2日 (土)

頭の痛い問題が解決しました。

昨年の事になります。

この何年かで医院の機材をリニューアルしていて、どんどん機材の不調が減っていき、診療に集中出来る様になってきました。

ただ、全ての機材をリニューアルする訳には行かないので、だましだまし使用してる状況です。

ここ最近の一番の悩み事は、CT用のパソコンの不調でした。CT本体のパソコンは11月に交換したのですが、各ユニット(診療台)ごとのパソコンは、不調が続いていたのです。特に第一手術室のパソコン。

1ヶ月に1回の故障が、週一回になり、最後の方では2、3日に1回の割合で故障していました。初めは私が直していましたが、最後の方は、直りづらくなり、ほとほと頭を抱えていたのです。

そして、ついに新しいパソコンが届きました。CTの画像を診るのが一番の目的なので、パソコン内のグラフィックボードが優秀なパソコンでないといけません。

そこで、パソコンメーカーの方と相談した結果、ゲーム用パソコンは、グラフィックボードがしっかりとしていて、安価なので、いかがでしょうか? との事でした。

納入時間も短いし、安いし。

ただ、問題は外見がゲーム用なのでかなり派手なのです(全く院内に合ってない・・・😭)。

でも、かなりサクサク動いてくれて快適です。

これで、当分CT関係のパソコンには悩まされなくて大丈夫です。

多分、4年くらいは。。。

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2020年12月16日 (水)

感染拡大防止支援を受けました。

政府が打ち出した「医療機関・薬局等における感染拡大防止等の支援」というものがあります。

事業内容は「新型コロナ疑い患者とその他の患者が混在しない動線確保など院内での感染拡大を防ぐための取組を行う医 療機関・薬局等について、感染拡大防止対策等に要する費用の補助を行う。」というものです。

補助額としては、病院・・・200万+5万円×病床数、有床診療所(医科・歯科)200万、無床診療所(医科・歯科)100万円、薬局、訪問ステーション、助産所70万円で、対象経費は感染防止対策や診療所体制確保等に要する費用という事になっています。

当院は、「無床診療所」に該当します。国から支給される場合、必ず期限が設定されていますので、急いで対策を打たなければ乗り遅れてしまいます。そこで、当院では担当のスタッフを決めて準備して頂きました(担当に及川さん、本当にありがとうございました)。

準備が早かった事もあり、すんなりと支援を受けられました。当院では、「ハンドピース用の滅菌器」とそれに伴うハンドピース、スケーラー等々を100万円分希望しました。支援を受ける前でも相当数確保してあったのですが、あればあるほどありがたいので、とても助かりました。

そのハンドピース滅菌器の説明会が11月中旬にありました。メーカーの担当者(ナカニシの中村さま)に直接来て頂き、懇切丁寧な説明を受けました。中村さまありがとうございました。

また、今回、スピーディー支援を受けらたのは、岩瀬歯科商会の斉藤くんのおかげでもあります。

斉藤くん、いつもありがとうございます。

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2020年9月 9日 (水)

新型コロナウィルス感染症対応従事者慰労金交付事業完了!!

福島県(全国で実施 都道府県で対応)が交付する医療従事者に向けた慰労金の交付を完了しました。

県より支給された交付金を、本人による給付金の確認の後、受領した証として、住所と捺印を頂き完了です。

当院は、スタッフに今回の慰労金の手続きを行って貰い、大変助かりました。

8月の末に給料明細と一緒に慰労金を渡すことが出来ました。

本当に医療機関はスタッフがいないと全く仕事が出来ないので、今回の慰労金の政府の決定には本当に有り難かったです。

また、一層地域住民の方々の為になるように頑張りたいと思います。

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2020年6月10日 (水)

この資料は凄い!

もの凄い参考書を購入してしまいました。

「模型を見る 模型を読む」という歯科の本です。

一般の方は何の興味も持たないかも知れませんが、歯科関係者の噛み合わせを専門にしている方が見たら驚愕の内容です。

この本の内容は、、佐藤貞勝先生が研究のために1955年頃から50数名の研究員とともに生後4ヶ月の乳歯萌出から20歳前後の永久歯列完成までを2ヶ月間隔で歯列模型を採得し続けた物をまとめたものです。

本の中身は、この間の歯列模型の写真を羅列したものに過ぎないのですが、この凄さは計り知れない程の破壊力があります。説明は全く要りません。

成長過程での経年変化がハッキリと分かり、不正咬合の成り立ちの恐ろしさを診る事が出来ます。

こういった歴史的研究をまとめた清書は、大抵10万円以上する大型本の場合が殆どなのですが、この本はコンパクトな手のひらサイズでしかも定価が1万円を切るという凄さ(値段を抑える工夫が随所にみられます)。小さく手頃なので、いつでもどこでも見られ勉強出来ます。

佐藤歯学研究所が多くの先生方に歴史的研究を活用して欲しいという熱意がヒシヒシと伝わってきます。

大事に活用させて頂きます。

ほんと、こんな歴史的大書、言葉は要りません。写真だけで臨床のヒントを多く提供してくれています。

佐藤先生と出版を快諾した出版社に感謝。

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2020年4月 5日 (日)

職員を対象とした院内感染防止対策にかかる標準予防策等の院内研修等を実施している事

先日もこのブログで書きましたが、今年はレセプトの改定の年なのです。
その改定の施設基準見直しの中に、「職員を対象とした院内感染防止対策にかかる標準予防策等の院内研修等を実施している事」という項目が追加されました。
つまり、院内でも定期的に感染に関しての研修を行いなさいという事みたいです。
そこで、当院でもその院内感染対策研修会を開催しました。
しろくま歯科の院内感染対策マニュアルとアシスタントの古川さんに立派な小冊子を作って貰いました(やったー!! 古川さんありがとう〜〜)。
とても立派な小冊子で、私としてはとても大満足です。
会議は短時間でしたが、各自感染についてチェックしてもらい、今直面しているコロナにも十分立ち向かえると確信しました。。
この会議は定期的に行いたいと思っています。
従業員の皆様お疲れ様でした(笑)

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2020年2月28日 (金)

新型コロナウィルス感染症研修会に参加してきました。

26日の診療終了後に医師会主催の「新型コロナウィルス感染症研修会」に参加して来ました。
診療終了後に残務をバタバタとこなして、駆け足で自宅を出たのですが、会場がもう少しという所で、自分のマスクを忘れた事に気がつき、マスクを取りに自宅に引き返しました。
このご時世、気軽にマスクがコンビニで買えないので致し方ないですね。
ちょっと到着が遅れてしまったために、本会場ではなく、別室のパブリックビューにて受講いたしました。
今回の研修会の内容ですが、まず郡山保健所長である塚原先生が郡山市の感染状況と取り組みについて説明がありました。内容が豊富だったためにこのブログでは説明が難しいために割愛いたします。
次に、公立大学法人福島県立医科大学の感染制御学講座 准教授・附属病院制御部 副部長でもある仲村先生によるコロナウィルスの感染症対策についての講演がありました。
今回のコロナウィルスの成り立ちと衛生環境問題、今後の展開予測、各医院で行える感染対策等に重点を置いて講演頂きました。
会場の雰囲気からもこの1〜2週間が勝負の時という緊張冠がヒシヒシと。
改めて、今がパンデミックを食い止められる瀬戸際なんだと肌で感じました。

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2019年9月 8日 (日)

やはり学ぶことは楽しい

郡山歯科医師会の学術理事に任命されてから、30歳代の毎週研修会に参加していた頃を思い出して、研修会にどんどんと参加したり、申し込んだりしています。
最初、学術理事のお話を頂いた時は、有り難い話だけど、自分には無理だなって感じてしまったのです。
それは、今私が自分の臨床で行っている治療方がかなり自分の臨床にマッチしていて、もう新しい診療は要らないって思ってしまったのです。
新しい診療や技術を覚えるよりも、今行っている臨床の深みを増した方が絶対良いって思ったいたのです。私の行っている臨床はかなりマニアックで難しいので新しい技術を覚える余地(脳みそのスペースが無い)がもう無いって思っていたのです。
だから、学術理事のような最新で、若いDRに有益な情報なんか分からないし、歯科医師会自体をリード出来る様な知識も無いって思っていたのです。
でも、考えて見れば、これは自分が苦手な分野の裾野を広げるチャンスかも知れないと思い直しています。
今までは絶対行かないだろうなと思えるような研修会等には参加もし込みを行っています。
多分、自分の臨床にはあまり良い影響は無いだろうけど(スタイルが固まっているので)、歯科医師としての見識は上がるかもしれません。
まあ、やはり学ぶ事は楽しいですね。
最近、改めてそう思います。

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2019年8月24日 (土)

健康増進法が改正されました2

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昨日の続きです。
今日も煙草と健康に関する事を歯科医師会から送られてきた資料からご紹介いたします。
「加熱式タバコは本当に安心か?」
・煙が出ない
・水蒸気
・害がない、少ない
・受動喫煙がない
上記の理由から紙巻きタバコから加熱式タバコへの移行する喫煙者が増えているそうです。
ところで、吸い込んではき出す蒸気は「水蒸気」ではなく、正確には「エアロゾル」で有ることをご存じですか?
WHO(世界保険機構)は「電子タバコのエアロゾルに曝されると健康に悪影響を及ぼす可能性がある」と指摘しています。

発がん性との関係は?
国立がん研究センターの研究グループの多目的コホート研究「JPHC研究」では喫煙と飲酒は、ともに口腔・咽頭がん発症リスクを増加することが確認され、「口腔・咽頭がんの予防には喫煙せず、飲酒量を控える事が口腔がんを予防する上で重要である」と結論づけています。
・口腔がんの発症率は全がんの1〜2%でここ30年間で約3倍に増加、年間約7、000人が新たに発症し約3,000人が死亡しています。
また、口腔がん全体の5年生存率は60〜70%で初期のものではほとんど治癒することから、できるだけ早期に口腔がん検診の受診をお勧めいたします。

卒煙のすすめ(卒煙:喫煙者として現役を引退または喫煙などを卒業すること)
喫煙が人体に与える影響を調べるための喫煙指数(ブリンクマン指数《喫煙指数》)
1日あたり喫煙本数(本)×喫煙年数(年)
500以上:気管支関係の罹患者数が増加
1300以上:肺がんや喉頭がん等の罹患者数が増加

となるようです。

2019年8月12日 (月)

非常事態

先月のインプラントの手術のあった日のドタバタした話です。
私はインプラントの手術はガイデッドサージェリーというコンピュータで設計したガイドを持ちいて手術をするようにしています。
インプラント用のガイドというのは、インプラントを埋入する際に使用する形成ドリルの角度、深度等をコンピュータで計測してCAD/CAMにて削り出しで患者さん一人一人オーダーメイドで作成する口腔内装着用マイスピース型手術補助器具です。
この器具を用いる事により、インプラントの手術の失敗はほぼ99.9%無くなります(ただ、術者のスキルの問題で埋入する際のドリルの扱いで0.1%の失敗があります)。
このガイドを作成してインプラントを埋入する事は、現在ではスタンダードな事になりつつありますが、それはあくまで複数本の埋入で用いる事が殆どです。1本でこのガイデッドサージェリーを用いる先生はまだまれです。
しかし、私はインプラント1本の埋入からこのガイデッドサージェリーを使用しています。やはり、施術中の余計なストレスから解放されますし、目標到達深度と正確な傾斜角度が確保されると治療終了後のメインテナンスが大変コントロールしやすく、術後のインプラントの安定向上に一役買うことが出来るからです。
しろくまのインプラント治療費は高いというクレームが入りますが、材料費の高い最高級のインプラント本体(ノーネルバイオケア社のインプラント)と最高の安全を確保する為には、やはりこのガイドサージェリー(作成費がかなりかかります)を使ったインプラント手術は欠かせないものとなっています。私にとって(安全はお金に変えられませんから)。
ガイデッドサージェリー手術のもう一つの利点として手術の直前まで、設計を行ったパソコンで手術のシミュレーションを繰り返し、繰り返し行う事が出来ます。
何度も、何度も、何度も、何度もです(笑)
だから、実際の手術をする時には患者さんの実際の骨の形が頭に入っていて、迷わずに手術を行えます。
ただ、CTのデータは患者さんの骨の軟らかさ如何によっては、ガイデッドサージェリー用のパソコンに投影されないこともあるので、注意が必要なのです。
ですから、手術中もガイデッドサージェリー用のパソコンを手術室のモニターに接続出来る様にしてあって、手術中もそのモニターを確認しながら手術を丁寧に進めます。
その日もいつもの手術の朝のルーティンに従って、メインのパソコンから手術室に持ち込むノートパソコンにガイデッドサージェリー用のデータを移そうとしました。
しかし、なぜかデータが移せないのです。
私が長年使用しているガイド用のパソコンはもう10年以上使っている年期の入ったノート(現在メインで使用しているパソコンの前のメインのパソコンでした)なのですが、それがいつの間には寿命を迎えてしまった様なのです。ウンともスンとも言わず、沈黙したままです。
「あちゃ〜〜、やっちまったな〜」と思っても後の祭り。
手術は午後いちで予定されています。
すぐに、メーカーのノーベルバイオケアの担当さんに連絡。
しかし、間の悪いことに私の担当さんは現在、仙台と山形の県境にいるらしく、当院に来ることは当然無理。
仕方が無くこの日は、ガイドの情報なしで手術しないといけないかなって思いました(基本的には手術室に持ち込む先生はまれなので、無くても十分信頼性は充分です。私が心配症なだけ)。
でも、この担当さん、電話で新しい私のマックのノートパソコンにインストールを試みる事を提案してくれました。
診療中の時間が限られた中、メールと電話を駆使して、なんとか新しいマックにガイドのソフトをインストールすることに成功しました。
無事に手術に間に合いました。もちろんその日の手術も問題なく大成功したのは言うまでもありません(笑)。

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2019年7月11日 (木)

ついにリニューアル!!

16年使用したユニットから新しいユニットに交換が終了して、ついにリニューアル出来ました。
今回交換したユニットの大きな特徴は、タービンという、いわゆる「キ〜〜〜ン!!」という耳障りな音を発する切削器具は一切つけませんでした。
5倍速エンジンという音が静かな切削器具をつけています。
ユニットは全部で4台分交換したのですが、一台は、車椅子の対応をしていて、ユニット自体が回転して、患者さんが乗り入れしやすい仕様となっています。特徴としては、ダブルサクション(唾液や血液を吸う機材が二つ付いています)で、トリプルエンジン(切削器具が3つ)。
二つ目は、シングルサクションですが、スケーラー(歯石を取ったり、歯内両方をしたり)が2本付いています。3台目と4台目は同じ使用で、外科をメインに考えた仕様になっています。特徴はダブルサクション仕様で、ダブルスケーラーです。
私は、開業して一台だけ別会社のユニットに浮気しましたが(故障ばかりでもう絶対にこのメーカーのものは買いません)、昔からずっと長田(OSADA)のユニットばかりなのです。
親父やおじいちゃんが使っていたのも、OSADAだし、大学病院もOSADAでした。
このメーカーのユニットは、とにかく丈夫なのです。
車でいえば、一昔前のボルボって感じ(これは私の意見ではなくて、先輩が昔言っていました)。
壊れない。欠点は、かっこよくないこと(苦笑)。
まあ、かっこよくても診療には関係ありませんから。
リニューアルした当日は、まあ、疲れました。
ボタンがたくさん付いていて、全くわからない。
前日の説明会の時にキチンときておけば良かった。
これで、当院の壊れそうな機材は殆ど交換できました。
エアコン、ユニット、技工室、パソコン(この事はいずれブログにアップしますね)、レセプトコンピュータ。
機材が安定しているのはうれしい事です。

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2018年11月29日 (木)

個人的に悲しいニュース。

今月に入り、私の愛用しているインプラント関係の材料が軒並み生産中止、および一次出荷停止という報告を受けています。
まずは、インプラントのフィクスチャーと言われるインプラント本体の生産中止。
とてもオーソドックスな形態で、多くの成功例がある優れたインプラントだったのですが、売れない途端に販売中止になってしまうんですね。やはり親会社が変わってしまって、業績第一になってしまうと手術成績よりも販売成績を優先してしまうのは、しょうがないのは理解出来ます。
しかし、現在のインプラントの標準と言われる幅は約4ミリなのですが、そのインプラントの中には3,75ミリという絶妙な幅があったのです。欧米人的には4ミリが標準だと思うのですが、アジア人には3,75ミリは凄く良かったのに、販売中止でとても残念です。
また、インプラントの骨増生の材料(最も成績が良く、私に入っているインプラントにも使用しました)の事です。2010年までは日本で認可が取られていなかったので、個人輸入で海外から購入していたのですが、2011年からは日本でも認可が取得できたので、低価格で一般発売がされていて、とても有りがたかったのですが、輸入先とのトラブルで日本には材料の入荷が停止している状態だそうです。
この情報をしってから、直ぐに在庫を補充しておこうと思い、予約を入れたのですが、全ての種類で在庫切れになっていました(一歩遅かった・・・)。
まあ、今年のインプラントの手術は全て終了しているので、来年の初めには会社の問題も解決しているだろうと楽観的に考える事にします。

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2018年11月25日 (日)

念願のエアコン交換

2年くらい前から診療室のエアコンの調子がどうも悪く、何度も修理を繰り返しました。
メーカーの方からは、「もう、10年以上前の商品なので、部品の製造も保証も終了しています」との事。
その後は誤魔化し、誤魔化し使ってきました(泣)。
負担を掛けないように、使わない時はこまめにスイッチを切ったり。
しかし、5台まとめて交換になると、かなりの経費が掛かり、しかも、壁の中を配管が通っているので、普通の電気屋さんでお願いする訳にもいかないのです。
で、建築会社の陰山さんと何度も値段の交渉(本当にご迷惑をお掛けいたしましたが、納得の料金をだして頂きました。ありがとうございました)の末、ついに工事に踏み切る事が出来ました。
やはり、10年以上前の壁の中の配管を最新のエアコンに取り付ける作業は困難を極めたみたいで、大変ご迷惑をお掛けいたしました。
今では、「寒い冬も、どんとこい!」っていう気持ちになっています。
これは笑い事では無くて、エアコンが無いと生活出来ない真夏や真冬はいつもびくびくしながら生活していたんですよ、これまで。
患者さんに、エアコンから水が流れているよ、なんてご指摘を受けたりして(苦笑)。
ほんとに今までの悩みが1つ消えました。
あ〜〜嬉しい。
陰山建設やそのグループの皆様、本当にありがとうございました。
骨を折ってくれた白川さん、いつもすいません。

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ちなみに、取り付けたエアコンは「しろくま君」ではありません(苦笑)

2018年11月20日 (火)

有能なブレーンがいるのです(笑)。

毎日仕事をしていると、どうしても新しい資料が必要になる事が多いです。
皆さんそうですよね。
最近、KOデンタルという歯科材料屋さんの私の担当でもある廣木さんが必要な資料を素早く集めてくれます。
しかも、ただ、集めるだけでは無くて、見やすく、使いやすいように編集までしてくれるのです。
これは、本当に有り難い。
私は、それに甘えて何度も無理難題を押しつけてしまうのです、、、、、、。
すいません(苦笑)。
ただ、ご家族で競技自転車が趣味なので、体力は抜群です。
同じ自転車でも私はポタリングと言って、散歩がてらに乗る自転車とは大違いです。
これからもよろしくお願いします。

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2018年8月31日 (金)

インビザラインただいま準備中。

先日、インビザラインの担当者の方が当院に来て下さいましてミニ研修会を開いてくれました。
インビザラインとは、マウスピース矯正の事です。
マウスピース矯正は以前から、色々な研修会に出向いていたのですが、ようやくしっくりする治療法が見つかったなって感じです。
まだ、11月から本格始動の予定なのですが、今準備期間中です。
なぜ、しっくりくると思ったかというと、自分が今まで勉強してきた噛み合わせを反映出来る感じがします。
勿論、マウスピース矯正には限界がありますので、そういった場合は今までの矯正を行い、マウスピース矯正が出来るようになったら移行するといったワイヤー強制とマウスピース矯正のハイブリッドも可能だと思います。
今後が楽しみな展開です。
準備にもう少し掛かりますが、頑張りたいと思います。

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2018年7月12日 (木)

QDTで連載開始!嬉し!

私が歯科医人生で幸運だったのは、開業前に姉(現在、つくば市で開業)に連れて行って貰った幾つかの噛み合わせの研修会に参加出来た事でした。
その噛み合わせの研修会は歯の形態は勿論なのですが、何が幸運だったかと言えば、顎を中心とした運動と歯の噛み合わせが連動していることが理解出来た事です。
丁度、同時期に同じ講座の大先輩の吉田先生(東京・京橋ご開業)にアメリカでの「Dawson法」の研修の参加を命じられ、短期間ではありますが、本場でやはり顎を中心とした噛み合わせの勉強を行いました。
開業時に骨格の変形および顎関節のメカニカルな動きの阻害因子の一つに歯の植立位置があると言うことを理解出来ていたと言うのが非常に多きかったと思います。
そして、顎関節の総まとめとして、現在私が取り組んでいる「シークエンス咬合」があります。
このシークエンス咬合は、本当に難解です(苦笑)。
いままで習ってきた顎関節や噛み合わせの治療は、経験や感覚がとても大事で、症例数をそれなりにこなさないと修得が難しいのです。
しかし、シークエンスは全てがデータ化されているために、どんな先生が治療を行っても原則的にデータが合っていれば、同じとは言わないまでも、非常に近い治療効果が得られるはずなのです(苦笑)。
しかし、そのデータの取り方、データの読み方、データの生かし方が一筋縄ではいきません。
でも、それがやり甲斐があってとても面白いのです(治療が面白いなんて不謹慎ですよね・・・反省)。

私の患者さんに、いままでのやり方で噛み合わせの治療を行っても、全く上手くいかない患者さんがいました。どう、上手くいかないかと言えば、装着した歯を半年くらいで破折させてしまうのです。
それはそれは何度も何度も。被せた歯の保証期間内に何度も壊れるので、私の心の折れてしまった程です(苦笑)。
その時に、このシークエンシャル咬合という治療方法を説明して、治療の一部を取り入れて行いました。残念ながら矯正治療は状況的に無理ということで、矯正治療無しの補綴治療(被せもの)だけで、治療を行ったのです。その後、全く問題が出ていません。
あれほど、何年も悩まされていた症状が殆ど出ていません。
その時、担当衛生士さんと驚いた経験があります。
今回、QDTという歯科医師と歯科技工士が共に読める歯科雑誌で、私達の恩師でもある青木先生が連載でシークエンシャル咬合の特集を毎号(著者は毎月変わります)組んでくれる事になりました。
地方で情報に飢えている我々には福音ともいえる連載です。
もし、この雑誌が読める環境にある医療関係者の方々は一度読んでみてはいかがでしょうか?
この治療が素晴らしいからと言っている訳では無くて、治療のオプションの一つとして、こうした考え方もあることを知って欲しいのです。

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2018年3月22日 (木)

第111回歯科医師国家試験合格発表

先日、第111回歯科医師国家試験の合格発表がありました。
母校の東京歯科大学が他を圧倒する合格率で今年も私立、国立通して1位になりました。
合格された新人歯科医師の先生方おめでとうございます。

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2018年3月15日 (木)

復刊おめでとうございました。

この度、「DENTAL TRIBUNE 紙」が復刊した模様なのです。
昨日このブログで書いたガイドデントさんが発行のお手伝いをするようになっため、復刊する事になったとの事。
嬉しい限り。
10年近く前に私はこの新聞を購入して読んでいました。
記事の内容がワールドワイドにバランス良くまとめられていて、記事の内容に偏りがなくとても為になり読みやすかったからです。
しかし、日本版が廃刊となり残念な思いをしたのを覚えています。
私はガイドデントさんとインプラント10年保証でお付き合いがあるので、3ヶ月に一度のペースで配送してくれるとの事。しかも無料(多分、無料って言った気がしました。。。間違っていたらごめんなさい)。
楽しみが増えました。

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2018年2月 2日 (金)

小さくても勝てます???

Facebookの友人がしきりに勧めていた本があります。
開業セミナーに行く前や経営コンサルタントにお願いする前に是非読んでみて欲しいという本です。
なるほど、Amazon等で見てみると、かなり売れているようです(笑)。
経営や経済は生き物です。
時代の流れや、患者さんの望む傾向を掴むのも院長の勤めだと思っています。
そこで私もこの本を買ってみました。
その本は「小さくても勝てます〜経営コンサルタントが教える逆転するための25の戦略〜」という本です。

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内容は残念ながら歯科業界が舞台では無く、理容(床屋さん)業界が舞台になっています。
しかし、歯科業界でも理容業界でも時代の流れや患者さん(お客さん)の気持ちは一緒です。
ですから、期待を込めて読んでみたいと思います。
感想は後ほどこのブログで書きたいと思います。
ただ、読まなきゃいけない本が山積みなのでいつになることやら。
そう言えば、理容業界で思い出しましたが、半年ぶりにうちの前のパンダバーバーズさんに散髪に行きました。
半年ぶりなので、髪はかなり長くなってしまっていて、ポッチャリの私はサモハンキンポー(写真参照)みたいになってしまっていました。

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散髪って本当に気持ちがいいね。
今後は定期的にキチンといかなくちゃ。

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2018年1月24日 (水)

プロの調節はやはり違うね。

日々診療器具を使用していると、どうしても調子悪くなってしまいがち。
自分で調整していてはいるのですが(せいぜい掃除くらいだけど)、やはり完璧に調整する事は難しいですね。
先日、どうしてもマイクロ(歯科用顕微鏡)のピントが合わなくなってきたので、メーカーの方に調整をお願いしました。
調整終了後、マイクロを使用してみると見違える様に変化していました。
ピントが合うのは勿論ですが、綺麗に見えて、ブレが少なくなっている。
プロがみる部位と、私(素人)がみる部位(調節箇所)は違うのでしょうか?
ほんとにプロが調整すると素晴らしいですね(ため息)。
これからもよろしくお願いします。

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2017年12月25日 (月)

福島GeePeeオフ会・忘年会

先週、ささやかですが福島GeePeeオフ会の忘年会を開催しました。

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メンバーは高原先生、技工士の五十嵐君、黒沢くん、私です。
まあ、オフ会と言ってもそれぞれの診療の反省で至極真面目な会でした。
それから今後のオフ会の運営に関しても協議を行い、それぞれ各自に課題を振られる事になりました。
現在の福島の患者さんの動向を高原先生の鋭いデータを元に、私の考えや五十嵐君の技工士の立場からの一般的な技巧物の流れ(どのような技巧物の依頼が多いかである程度の流れはつかめます、さすがに個人情報があるので、五十嵐君もぼかした情報しか提出出来ないのが辛いところではありましたが・・・)、で東北の歯科診療のあり方等も話す事が出来ました。
経営的戦略と言う面ではとても有意義でした。
次の開催日等は未定として、真面目な真面目な忘年会は終了したのでした(笑)。

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