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しろくま先生のブログ
しろくま歯科医院より歯にまつわる楽しいお話や、
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2016年2月21日 (日)

聴講生として参加してきましたよ。

2月20,21日の両日にシークエンス咬合の研修会に聴講生として参加してきました。
どうやら、前から20日は大雨と決まっていたらしく、皆さん傘持参。私は余裕がなく東京の天気事情を把握せずに上京してしまったため、初日の夜は大変なことになってしまいました(苦笑)。
参加するたび毎回このブログに書き込みしているのですが、このシークエンス咬合ほどつかみ所が見つからない難しい学問はちょっとない。勉強すればするほど泥沼にはまり込んでいく・・・・。
毎日、毎日独学で勉強は続けているのですが、一人勉強して築き上げた疑問や理解不能なカテゴリーの山を解決してくれそうな講義があるときに聴講として参加して疑問を解決させて頂いています。
今回もばっちり(そしてこっそりと・・・)と質問しクリアーにすることが出来ました。
最初の頃は、講演を聴いていても字幕無しの外国映画のように感じていたのですが、最近は字幕付きの映画くらいにはなってきていて、とても楽しくなってきました。
去年くらいまでは、まだまだ実践出来るほどでは無かったのですが、最近は自信もチラホラと出てきて、患者さんに説明して治療もしています(まだホームページに出すまでではないのですが・・・)。
今回は聴講ということで、実習の時間は見学でもしようかと思っていたのですが、なんと私にも実習をさせて頂けました。ありがたや。このご恩に報いるべく、また頑張らねばと意気込んでおります。
主催の青木先生、佐藤貞雄先生、中山先生、多湖先生ありがとうございました。
そしてマイマスター西山先生。

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2016年2月15日 (月)

バレンタインデーとか。

先週の日曜日はバレンタインデーでした。
実は、私バレンタインデーはかなり無縁なのですが(汗)、従業員の皆さんが毎年心がこもったチョコレートを贈ってくれるのです(笑)。
毎年悪いな〜〜と思いつつ、嬉しいものです。今年はバレンタインデーが日曜日なので従業員の皆さんに気を遣わせなくて良かったと思っていたんです。
土曜日の診療が終わり(実はこの日の最後に気分の悪いクレームの電話。かなり一方的。)、一足先に自宅へ引き上げたんです。なんだか体調が悪くて横になりたかったんですよ(苦笑)。そうしたら診療室から呼び出しコール。また、クレームの続きかと怖い顔して診療室に向かいました。

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そうしたら従業員全員が待っていて、バレンタインデーのケーキを貰いました(笑)。怖い顔から笑顔にする為の顔面筋肉が追いつかず複雑な表情になってしまいました。
このケーキ、近くにケーキ屋さんのものなのですが、とても美味しいのです。去年も貰ったのですが食べ尽くした後、また食べたくてこっそり一人で買いに行ってしまった程です。従業員の皆様ありがとうございました。
日曜日の夜は娘と嫁が作ってくれたチョコレートケーキを堪能しました。

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実は、こっそりダイエットしているのですが(極秘)、今年一月から順調に減量していたのが今朝見事に年始めの体重に戻っていました。また地道に頑張ります(苦笑)。
実は、日曜日はバレンタインで−と言うことで子供たちから半日お休みを頂きました(笑)。
そこで、見たいと思っていた映画「オデッセイ」を見てきました。かなり前評判が良くて期待していたのですが期待以上の大作でした。感動したり、泣いたり。

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私にとってはすてきな週末になりました。

2016年2月12日 (金)

ようやく、『パディントン』観てきましたよ。

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以前、このブログで『しろくま歯科医院は映画パディントンを応援しております』という記事を書きました。
応援しているのに、その私が映画を観ていないというのはおかしいと言うことで、家族を引き連れて福島まで遠征して『パディントン』を観てきました。
実は、それほど期待していなかったのです。
しかし、これは見事に裏切られました。とてもとてもとても面白かったです。
私の息子も見終わった第一声は、「パパ、見る前は面白くなさそうだなって思ったけど、すごくおもしろかったね。」と言ったくらい。

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この映画、ヒットの要因が全て詰まっています。子供、動物、CG,愛情、サスペンス、コメディー(笑)。
これは、本当にお願いしたいのですが、見る前に面白くなさそうって思わないで是非観て頂きたい映画だと思いました。
パディントンの顔の表情も最高ですし、吹き替えの松坂桃李くんもぴったりでした。
アメリカ、イギリス、フランスではアナ雪よりもヒットしているというのも納得。是非観てみて下さい。
映画の帰りは、一度行ってみたかった「くをん」でつけ麺。これも最高でした。

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YouTube: 映画『パディントン』本予告編


続きを読む "ようやく、『パディントン』観てきましたよ。" »

2016年2月 2日 (火)

どうしても再現不可能な処置もあります。

人間の三大欲求の中には『食欲』というのがあります。
なぜ食欲が三大欲求の中に含まれるかと言えば、食事をする際に使う「舌」に大きな秘密があります。
舌は一つの臓器なのに4つの神経が絡んでいます。
舌神経(三叉神経の枝)、舌下神経、舌咽神経、鼓索神経(顔面神経の枝)
それと舌は舌体前2/3と後ろ1/3では神経が違うのです。
これらの神経はそれぞれ、舌を動かす神経、舌の感覚を司る神経、舌の味覚を司る神経が後ろと前で複雑に絡み合い機能を果たします。
そのため、口腔内は非常に敏感になっています。美味しい食事は、食感、見た目、味、匂い等々多くの要素が絡み合って脳に旨み信号を伝達しているのです。この口の食事の中の働きで舌の占める割合はかなりのものです。
例えば、食事の中に髪の毛一本でも混入していると、『ちょっとお母さん、おかずに髪の毛はいっているよ〜〜〜」という会話が家族団らんの中に飛び出してくるのは、舌の敏感な感覚のおかげなのです。
しかし、我々歯科医師が困った事も、この舌の感覚でおきてきます。
例えば、前歯を処置した場合、前歯の形態が以前と少しでも異なってしまうと、発音や息の抜けた方などが全く違った感覚になってしまうのです。大方気にしているのは患者さん本人だけの場合が多いのですが、患者さん本人にとっては一大事なのです。なにしろ何十年も一緒に生活してきた環境(特に他人とコミュニケーションを取るための大事なツール)が全く変わってしまうのですから。
患者さんは異口同音で、「さ行」と「た行」が喋りにくいと仰ってきます。
これは、以前と同じ発音にするには同じ歯の形態でないと再現不可能なのです。
もともと歯の形態や歯並びに問題があったため、処置した歯なので歯科医院的には口腔内の健康度をアップしているのですが、感覚的(これは患者さん固有のもの。歯科医師には分からない領域)には不自由を感じてしまうかもしれません。
そのため、我々歯科医師が行うのは処置をする前にしっかりと口腔内の感覚が変わることをしっかりと納得してもらう努力が必要かもしれません。処置を行った後説明をしても納得出来ずらい可能性がありますので。
非常に難しい問題なのです。ヒトの感覚は。

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