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しろくま先生のブログ
しろくま歯科医院より歯にまつわる楽しいお話や、
毎日のケアについてのアドバイスを載せていきます。
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当院では、心停止の救命措置に必要なAED(自動体外式除細動器)を設置しております。

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2016年6月30日 (木)

夜の密会

先週、歯科医師の友人Nと久しぶりに飲みに行きました。

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しかし、2人ともあまりアルコールの強くないので、飲むと言っても『ジャスミンティー』でございます(苦笑)。
友人歯科医師Nは、同じ歯科医師でも専門分野が全く異なります。
ですので、歯科医療に関する考え方も本当に違うのです。
その夜も、相談に乗ったり乗られたり。ただ、友人歯科医師Nは、確実に成長しているなと感じた次第。精神的にという意味で。
同じ患者さんを沢山診ているので、今後も月一で定期的に夜の密会を行うことで合意。
なにげに来月を楽しみにしている私がいるのです(笑)。

2016年6月29日 (水)

勝手に飲んだらいかん!!

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自分の噛み合わせしか知らず、それが正しい噛み合わせだと思っている患者さんを説得し、正しい噛み合わせへと誘導するには、多くの知識、情熱、それと、なんと言っても喉の強さ(?)が上げられます(苦笑)。
とにかく、患者さんを安心させ、納得して頂くには根気よく、熱心に会話しなければ行けません。そのため、この業界にいる医療関係者は良く喉を潤すための飲み物を近くに常備しているのではないでしょうか?
少なくとも私の歯科医院では皆飲み物を近くに置いています。
私も、院長室に飲み物をいつも置いておいて、がぶがぶと飲んでいます。
開業当時は、近くの喫茶店で売っているアップルティーを飲んでいたのですが、ここ何年かのお気に入りは、このお茶なのです。
定期コースを頼んでいるので、一ヶ月分(31個)のティーパックで月一回送られてきます。
毎日朝、蓋付きのマグカップに入れて一日お湯をつぎ足し、つぎ足し飲んでいます。
結構、美味しくて楽しみにしているのですが、先日の朝、いつものルーティンでお茶を作ろうとしたら、ティーパックがない。
聞くと、飲んじゃったとのこと。
母や妻が時たま夜に飲んでいるのは知っていたのですが、まさか飲みきってしまうとは・・・・。
しかも、母が悪びれもせず、じゃんじゃん飲んでたというのです。
まあ、余るよりはなくなった方が良いのですが、それにしても・・・・。
このお茶がなくなったショックより、お茶がなくなってオタオタしている自分の器量の狭さに気がついた方がショックな40代後半。
先が思いやられる。

2016年6月28日 (火)

資料はいつまで取っておく?

東日本大震災前の院長室は、今考えるとゴミための様な机だったなと思います。
とにかく、歯科医師会やメーカーから送られてくる資料やDMが溢れていて、しかも、「いつか読むかもしれないから・・・・」っていって捨てないから資料が床や本棚に散乱していました。
東日本大震災の時は、机の上の物や棚の物が一斉に地面に落ちました。
そこで、机の隅や床の隅に何年もこびりついたゴミやカビを発見したのです。

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これは、こぼしたお茶や食事のかすやわたごみ等が染みついたり、固まったものでしょう。
正直、これでは良い仕事が出来ないと確信。
何とかしないといけないと心底思いました。
でも、ダイエットと一緒でゴミのリバウンドがあってはいけないので、床や机の上にぞうきんや箒を掛けやすい状態にしないといけないと決心。つまり余計なものは床や机の上には置かないように努力しようと思ったのです。
そんなときです。テレビで日産自動車CEOでもあるカルロス・ゴーン氏のドキュメンタリーが放送されていました。
彼が朝会社に出勤してくると、まず机に座り、その日までに届いている資料を読み始めるのです。
その読むスピードがものすごく速い。しかも読んだ側からゴミ箱に捨てていくのです。
自分で必要か否かを瞬時に判断しているのですね。まあ、全てのコピーは秘書さんが控えているとは思うのですがそれにしても凄い勢いで捨てていきます。
やはり、社長に見せる資料ですから、それなりの時間を掛けて作製していると思うのですが、そんなことお構いなし(笑)。
しかし、だからこそ彼の頭の中はキチンと整理出来ているのです。
私にとってそのテレビは衝撃的過ぎました。資料は捨てないって固定観念がありましたから。
大学院時代には見やすいように整理して、いつでも取り出せる様に教育されていましたから。
でも、これはやってみる価値があると思い、次の日から資料を捨てる事を始めて見ました。
届いた資料も読むときに横にゴミ箱を置いて(笑)。
私には、カルロスゴーンの様な秘書は居ませんから、どうしても必要な書類は捨てなければ良いし、がさばる時は、パソコンに読み込んでPDF化して捨ててしまえば良いのです。
実際、捨ててみても全く困りませんでした。
大概、大事な資料は誰かが持っていますし、歯科医師会の事務の方に再発行して貰って事もありますが、この5年で1回だけです。
今は、スマホで簡単に写真に撮れますし、昔ほど資料を取っておく必要性を感じなくなっています。
下の写真は、増築の時に1ヶ月くらい院長室が無くなったので、臨時で自宅の階段を仕事場にしていたのですが、すっきりしていて、実際仕事しやすかったな。
パソコン1台と落ち着ける場所があれば十分かもと実感しましたね。
とにかく、場所をとる資料はさっと読んで捨てるに限ります。

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2016年6月27日 (月)

思い出の味

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5月の私の誕生日付近のSNSで、大学時代の友人F君が大学周辺を散歩した記事を自分のページにアップしていました。 その記事では、大学時代の懐かしい風景が今はこんな風に変わってしまったという哀愁漂うとても良い記事でした。 その懐かしい記事の中に、大学の学生さんなら皆しっている飲食店も何軒か紹介されていました。 その中に、私にはとっても嬉しい写真が載っていました。 大学から200メートルくらいの場所にある中国料理来来軒の『肉かけごはん』です。 この中華食堂は、学生の間では愛情も込めて「くるくる」と呼ばれていました。懐かしい。 私は、この来来軒ではいつもこの『肉かけごはん』ばかりを食べていました。 どのくらい食べていたかというと、約4年間毎日お昼は大学を抜け出して食べていたのです。 大抵は同級生と一緒でしたが、時には一人で行きました。 私の食べ方は、肉とキャベツが入っているあんかけがご飯の上にかかっているのですが、このあんかけに付属のスープを掛けて食べるのがお気に入りでした。 来来軒に入っていくき、おばちゃんの顔をみて、「いつもの」と言えば普通盛。「大」って言えば大盛りが出てきました。 たまに一人で行ったりすると、おばちゃんが話し相手になってくれて、色んな話しをしたものです。 そんな時はサービスで、みかんやリンゴを剥いてくれたり、いつものスープが味噌汁に変わったりもしました(私はスープをご飯に掛けたかったので、この味噌汁は辛かった・・・苦笑)。 もう、大学も水道橋へ移転してしまったし、行くことも無いのかなと寂しく思っていたのです。 そんなときに友人のF君がまだ来来軒が健在と教えてくれて本当に嬉しかったな。 今度、ディズニーランドへ家族で行った際には遠回りして食べに行こうかな。

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2016年6月26日 (日)

事前に教えて頂けると治療がスムーズに行く場合あります。

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インプラントの手術や親知らず抜歯手術などで内科的問題、または顎が痛くて口が長時間開けて居られない、歯科恐怖症で歯科治療が怖い等々事前の患者さんの口腔内の状況、心理的な問題などがある場合は、事前に私達に教えて頂けると、患者さんのお力になりやすいです。
治療時間を短縮しながらの治療方法を考える事も出来ますし、歯科恐怖症の場合は、会話を中心に添えて心のケアをしながら治療を行っていくことも十分可能です。
また、当院での治療が困難と考えられる場合は、適切な施設に紹介する事も可能です。

2016年6月25日 (土)

誰にでも最初の1回目は有るのです。

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先週の日曜日の父の日の事です。 この日は父の日だったので、私の食べたい物を選択して良いって事だったので、炭水化物満載メニューにさせて頂きました。 まず、郡山駅前にある全国チェーンのイタリアンレストラン。 大学生の頃から通っているなじみのお味。ここのニンニクスパゲティーが時たま無性に食べたくなるのです。次に棺桶に入れて貰いたいほどの大好物のドーナツ。 「もう、この日はダイエットなんて忘れるわ!!」て感じのオンパレード。 パスタを満足のうちにに平らげ、近くにある大型本屋へ。この本屋もリクエスト。しかし、欲しい本が見つからず断念。 その後、散歩がてら駅前のミスタードーナツ。私はいつものオールドファッション。子供たちは、6月始まった夏限定メニュー「コットンスノー」というふわっふわのかき氷みたいなもの。 私のドーナツとコーヒーは直ぐに出てきたのですが、子供たちのコットンスノーは全く出てきません。 いつもなら5分くらいで出てくるのに、15分以上たっても出てこないのです。 私達親が、「なんだか遅いね」と思い、ミスドのカウンターを覗いてみると、新人のアルバイトさんが説明書片手に悪戦苦闘中。 それから10分後に娘のコットンスノーが到着。 「すいません、機材トラブルで〜〜」と恥ずかしそうに持ってきてくれました。 息子のコットンスノーがはさらに10分後に到着。息子は完全にふて腐れてていましたが(笑)。 子供たちに「美味しい?」って聞いたら、「すごく美味しい!」って言ってくれました。 誰でもそうなのですが、どんな事にでも最初の1回目というのはあります。 私も、どの患者さんが〜〜〜とは言えませんが(苦笑)、初めて歯を削った患者さん、初めて親知らずを抜いた患者さん、初めてインプラントの手術をした患者さんというのは存在しました。 でも、緊張したけど、一生懸命練習したし、丁寧にやったので皆うまく言っています。 時間がかかっても、子供たちが美味しいって言ってくれて良かったです。 彼女の努力が報われて。 これから夏本番までに上手くなっていけば良いのです(笑)。 人生怖いのは慣れてきて慢性的な気持ちになったとき。

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2016年6月24日 (金)

安物買いの銭失い

私は歯科医師である前に歯科医院の経営をも考えなくては成らない立場にあるので、いつも税理士さん達との間で苦渋の決断をする事がしばしばあります。
ただ、歯科材料に関しては、どうしてもこの高額な材料を使わないと行けないという事がしばしばあります。
そういった場合には、惜しみなく材料は購入する方向で検討します。
ただ、同一性能で、材料費が安いと言うのであればそちらを選択するのは経営者として当たりまえのことです。
歯科医でお仲間の先生方に良く使用している材料について聞いてみると、皆さん良く研究しているし、工夫されています。どちらかと言えば私は歯科材料に関してルーズな方でした。自分では厳しくしていたつもりなんですが・・・・。
私は開業して、14年目に入った頃なのですが今まで経費削減して一番後悔したのは『ピンセット』でした。
ピンセットは安物は全く使いもになりません。
がっかりするほど駄目です。
歯科では口腔内の細かい作業を集中して行うので、安いぺらぺらのピンセットでは力が入らず、作業しづらいし、つまんだ材料やうっかり口の中に落としてしまった材料を素早く把持することが出来ない。
ある意味、良い勉強させて貰いました。
一日のほとんどの時間使っている器具にお金を惜しんではいけないということですね。

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2016年6月23日 (木)

ホモサピエンスにおける不正咬合の問題における私の問題

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この人間と猿の骨格の写真は、今勉強している『シークエンス咬合』関係の本(佐藤貞雄先生の著書)には高確率で掲載されている写真なのです。 なぜ、この写真が歯科と関係があるのかと言えば、難しく言うと、「人の進化の過程における体幹および頭蓋、顎顔面骨格の姿勢および形態の変化」を表している画像ということになります。 簡単に言えば、もともと類人猿だった人間は四つ足で歩いていた訳です。そのために頭蓋骨のフォーマットも四つ足用に作られていた訳です。そのため、最初の画像の猿の様に前傾姿勢で顔は背骨と直線のようにやや下前向きで付けられています。 それが進化の過程で人間の顔面と頭蓋の骨格は全身骨格に対して整直な状態に進化しています。 この首の整直化に伴って、人間の脳頭蓋底(背骨と首の付け根)は170°から125°程度まで屈曲してしまったのです。これが原因で様々な口腔内の問題が生まれてきました。

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そのため、人間が悩まされている口腔内の問題が猿には全く無いそうなんです。 人間は首が垂直に成ってしまったために、噛み合わせが大きく分けて3つあります。 ちょっと歯医者らしからぬ悪い言い方をすれば(本当にすいません)、正しい噛み合わせ、出っ歯(Ⅱ級咬合)しゃくれ(Ⅲ級咬合)の3つです。しかし、猿には噛み合わせが一つしかなく、顎関節症などの問題は皆無です。それは犬歯だけⅢ級咬合であとの歯は正常咬合という下顎が後方へ移動しない噛み合わせになっているからと言われています。人間は全部正常咬合か全部Ⅱ級咬合か全部Ⅲ級咬合かという具合です。写真で確認してみてください。

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ただ、人間も生まれてきたときは歯が萌出してない状態ですので、成長に伴って口腔内や骨格が進化していって噛み合わせや骨格が成長していくのです。そのために猿から人間に至った進化の発達を勉強するのは口腔内の適応(生体を取り巻く様々な環境の変化に機能的に対応して成長して行く様)と代償(適応が上手くいかない場合、生体は代償的な反応によって対応する)を理解するうえでとっても大事で、噛み合わせの勉強中疑問にぶち当たるとこの進化の過程の勉強を幾度となく繰り返し行っているのです。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ そんな猿や人間の頭骨に興味をもっている私なのですが、ついに猿の頭蓋骨の模型を見つけてしまったのです。 それは今月2週連続で仙台に行った時のことです。 最初の仙台に行った帰り、新幹線の時間まで少し時間があったので駅ビルの中の雑貨屋さんに行った時の事です。すこしそのお店は科学や考古学チックな雑貨に溢れていて、理系の私はうきうきしてしまったのです。その中の展示の一つに猿の頭蓋骨が置いてありました。 『オ〜マイ〜ガ!』 もう気分は有頂天。しかし、やはり精巧に出来た猿の頭蓋骨。しかし、お小遣いを投入するだけの価値は充分にあるぞ、どうする?どうする?って試行錯誤を繰り返すうちに新幹線の時間が来てゲームオーバー。 で、2週目の仙台。先日も書きましたが駅ビルですのでヨドバシカメラは隣です。この時はパソコンのモニターを購入する予定だったので車で来ています。 心の中で、「よしよし、車だから今回は持ち帰ることが出来るぞ、うしし」と計画を立てました。 子供の欲しい文具がちょうど同じビルの東急ハンズにありましたので、それを口実にその雑貨屋さんにも時間を作って潜入。 しかし、その猿の頭蓋骨が無いのです。先週はあったのに。 私と同じ猿頭蓋マニアが居て、一足遅かったと他の物を物色してレジへ。 するとレジの奥に鎮座ましまししているではないですか!! お店のお姉さんに、「すいません、その猿の頭蓋骨見せてくれませんか?」とお願いすると、 お姉さんの顔が笑顔に変わりました。「お客さん、猿の頭蓋好きなんですか?私もこういうものが大好きなんです。」といろいろとしゃべり出しました。 やはり、こういう物が好きな方が働いているんだな〜〜とうんうんときていると、 「実は、ちょっとお高いんですが、特別なものがあります」と ごそごそと奥からドデカい物を出してきました。 それは、ゴリラの頭蓋骨。 なんだか、流れで猿ではなく、ゴリラに話しが行きそうだったのですっかり購入意欲を削がれた私は、いそいそと退散しました。 催眠術が溶けたように、なんで猿の骨なんか欲しがったのか?と不思議に思うこの頃。 ゴリラが出てこなかったら、今頃院長室に猿の骨が転がってたわ(苦笑)。

2016年6月22日 (水)

逆算の思考力

私の趣味の多くは、机の上でじっくり考え込みながら作業するものが大好きなのです。
このブログを書いているときも似たような感じです。
子供たちが外出しているちょっとの時間や、夜家族が寝静まった時に作るプラモデルや読書、パソコンでの仕事などです。
で、今はまっているのは、実は『レゴ・ブロック』なのです。
初めは、子供の教育に良いかなと思って始めたんです。
説明書を見ながら自分でブロックを探して組み立てるというのは、子供の育成には適しているなと思っていたんです。
子供に興味のある題材を選んで、時間が掛かってもいいからっていって渡すとちょっと間違ったりしますがキチンと作るんです。時間はかかりますが。
で、分からないところや間違った所を私が手直ししたり作ったり。
そのうち、これってかなり面白いなって目覚めちゃったんです。
レゴブロックはプラモデルと違って、パーツが袋にごちゃ混ぜに入っています。しかも凄い数。
似たような幾何学的な形態のブロックです。それを説明書を見ながら目をこらして一個一個丹念に探します。それはそれは凄い集中力。全く見つからない時は1日以上パーツを探す事に費やされる事もしばしば。そんな時に限って手許にあったりするのですが。
子供はもの探すという作業中に飽きちゃうみたいなのです。
しかし、このパーツを探すというのは本当に心の修行です(苦笑)。
まず、見つからないのは、メーカーがこのパーツだけ入れ忘れたのでは・・・?と疑いだすのです。
次に、私がどこかに無くしてしまったのか・・・・?
もっと酷いのは、子供が無くしたのか?と要らぬ疑いを掛けまくるのです。
しかし、そんな心の葛藤を払拭して精神を統一してレゴブロックを探していくと、一筋の光が導き出してくれる様に目指すブロックが目の前に現れます。
そのしてそのブロックが私の心に語りかけます。
『ルーク、心の葛藤をはね除け、よくぞ探し出した。フォースと共にあらんことを。』と。
まあ、ここまで大げさではないのですが、けっこう嬉しいものなのです。
また、大人用レゴの醍醐味はその精巧さにあります。
レゴってただのブロックなのですが、作っている時は、なんだか分からないのです。作っている物が。
しかも、説明書は英語だし、かなり大雑把なんです(それがいいんですが  笑)。

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それが何日も組み上げていくうちに、だんだんと形が現れます。
いつも関心するのは、このレゴを設計したメーカーの方は、完成した実物をまず頭に思い浮かべてそれを逆算で組み上げるブロックを考えているのだろうと思うのです。
実際、完成するとそんなところ隠れてしまって見えないし、そこはそんなに精巧に色分けする必要無いんじゃないか?とかそんなに複雑な設計にしなくてもって思える所が本当に多い。

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車とか飛行機とかも、実際にエンジンは手動では有りますが動きますし、ドアの開閉もキチンと出来ます。本当に凄いといつも関心してしまいうのです。

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治療終了のイメージから、治療の段取りを付け、治療計画を立て、患者さんの生活に支障が少ない用に、出来るだけ早く終わるようにと逆算の思考で考えながら進めていくという歯科の治療と似ていると勝手に関連付けて、私の脳トレと位置づけてこれからも暇を見つけてせっせと作って行きたいです(仕事に関する脳トレだから経費だろという逆算の思考は、趣味の割合が98%なので却下)。
ただ、この大人レゴ、かなり高額。

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いつも那須ガーデンアウトレットにあるアウトレット・レゴやAmazon、東京駅地下にあるレゴショップ等でお値打ち品が出ていないかいつも目を光らせて、4ヶ月に一個の割合でこっそりひっそり買ってほくそ笑んでいるのです。
最後に写っている赤い塊は今作成中のフェラーリF40です(笑)

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2016年6月21日 (火)

生理的に入れ歯が難しい患者さんの場合

奥歯を早い時期(若いとき)に喪失してしまった患者さんは、必然的に前歯で食事を摂る事になります。
ただ、残念な事に前歯の歯根(根)の形態は、単根なので、食物を切断するには適しているのですが、咀嚼するのには適していないのです。
反対に奥歯(大臼歯)は、根が複数根あるために、多方向から咀嚼の力が掛かってもびくともしません。
その適していない前歯で咀嚼を長期間続けていくと、歯の動揺が始まり、必然的に自然脱落し、総義歯へと転落していくのです。
そのため、臼歯部の無い前歯噛みの患者さんを担当させて貰った場合、口を酸っぱくして「是非、入れ歯をいれて、奥歯で噛む感覚を取り戻してください」って懇願します。
私はその時、この状態のまま生活を続けると歯が一本も無くなってしまいますよって説得するのです。
約半分の患者さんは入れ歯を入れて、慣れるためのリハビリを行い、前歯を守り快適な食生活を取り戻して行きます。
ただ、後の半分の患者さんは、前歯噛みの生活の習慣が抜けず、必然的に入れ歯を装着しない生活へ逆戻りし、前歯を危機的状況へと自ら追い込んでしまいます。
やはり、生理的に入れ歯を入れられない患者さんが存在する事は臨床的にも論文的にも立証されているので、その時は仕方が無いのでインプラント治療を行うしかありません。
やはり前歯では咀嚼能力が非常に低いので、食物が充分に粉砕されずに胃へと流れている可能性もありますので、食事をしているのに胃腸障害や栄養失調を起こす危険があります。
その時は、歯科医師に相談して一刻も早くインプラント治療の可能性を模索してみてください。
写真は前歯噛みを続けて脱落してしまった患者さんの前歯。。

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2016年6月20日 (月)

自覚を持った生活を!!

ここのところ、木曜の午後は息子が小学校から帰宅したら二人で近くの喫茶店へ行って読書やお話をしたり、時に私は仕事をしたりして、娘のピアノのお迎えの時間まで時間を潰すようになりました。
先週の木曜日も、息子と二人で近くの喫茶店へ向かいました。
今回私は仕事が溜まっていて、約2時間ずっと仕事に集中していました。息子はその間ミニカーの本を読んだり、時たまゲームをしたり。
今回はなぜか集中力が高まり、バッサバッサと仕事を片付け、気がつくともう娘を迎えに行かなければいけない時間帯。
私はかなり焦りました。『急がねば』って。
しかし、時間が無いのにも関わらず、何故か急に息子の写真を撮りたくなったのです。
その時に撮影した写真がこれ。
息子に、『ほら、ちゃんとサンドイッチ持って、リンゴジュースもって。ちゃんと真面目にいましたよって顔して』と息子に言いながら写真を撮ったのです。

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その時、ずっと隣に座っていたご婦人達も席を立ち帰ろうとしてたのです。
その時、その一人のご婦人に、『猪狩先生、いつもお世話になっております』と会釈されました。
なんと、私の患者さんだったのです。
めちゃめちゃ恥ずかしい所を見られてしまいました(赤面)。
隣に座っていた患者さんは私達が座るずっと前から座っていました。
気がついたならご挨拶しましたのに。失礼しました。
ただ、人間っていつ誰に見られているか分からないのですね。
今後は自覚を持って生活しないと行けないと身を引き締めたのでした。
娘を迎えに行って、自宅に戻り、久々に一人で夜に映画でも見に行くことにしました。
今度は誰に会っても大丈夫なように身なりを整え、気合いをいれて映画館に入りました。
しかし、映画館には誰もいませんでした(汗)。

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2016年6月19日 (日)

梗塞

梗塞って知っていますか?
梗塞とは、血管が血液組織によって詰まってしまい、十分な栄養と酸素が患部へと届かなくなり酸欠に陥った部分の細胞組織が壊死し、限局性壊死の状態をいいます。
梗塞には以下の様なものがあります。
・貧血性梗塞
・出血性梗塞
・新鮮梗塞
・陳旧性梗塞
・心筋梗塞
・脳梗塞
などが主なものと思います。




前置きが長くなってしまいましたが何が言いたかったかといえば、私はある意味梗塞状態に陥っていたと言うことが分かったということです(全然言いたいことが分からないですよね。。。汗)。


このブログで何度も取り上げていますが、今私はシークエンシャル咬合をいうものを真剣に学んでいます。
この咬合は子供が大人になる時に起きる障害の原因から、成人した患者さんが咬合に異常を持ち、顎関節症になってしまった方までを理論的に治療出来る咬合学なのですが、その治療方の中には矯正治療は欠かすことの出来ない選択肢の一つとなっています。
矯正治療は、ただ闇雲に歯を動かせればいいというわけではなく、術者が患者さんの顎骨の特性をきちんと理解して、正しく導く必要があります。例えが滅茶わかりにくくいえば(苦笑)、道案内の警察官が間違った道を教えてしまうと、一生目的地にたどり着けないか、もしくは目的地に行くまでにかなりの時間を要してしまうということが考えられるのです。そのために、正確に(これが重要)、将来のゴールが術者の頭の中に明確にイメージ出来る状態で治療を開始しなければならないのです。そのために総合診断がとっても需要です。この総合診断に関してはいつか時間をみつけてこのブログで説明します。
で、術者の頭に浮かんだ正確な顎骨や咬合のイメージを今度は障害のある患者さんの口腔内に処置を加えて適切に歯を移動させ、機能的な咬合(CMS)を付与していきます。
我々は、シークエンシャル咬合を学んでいく過程で、1:噛み合わせの理論、2:実際に手を動かして処置を加える(治療する)という2つを同時進行で学んでいきます。
私は、もともと要領が良くなく、頭が悪い方なので1の『噛み合わせ理論』を理解するのに多くの時間を要しました。それはそれは大変でした。朝早起きして毎朝勉強していた時もあります(苦笑)。最近はようやく理解してきました。しかし、それに併行して治療のスキルも上げていかなければいけません。
暇を見つけては矯正のワイヤーを大量に買い込み、毎日せっせと練習していました。
しかし、時間が掛かる割には出来映えが悪い。実は密かにひっそりと悩んでいたんです。練習の数は誰にも負けない自信はあるのに、出来映えは練習してない先生に勝つことが出来ない。
これは天性の不器用さのせいかと自虐的に自分を慰めてもみましたが、それでも納得いきません。
しかし、神は私を見捨てませんでした(笑)。
先日このブログでお伝えしたGeePee福島というシークエンシャル咬合の研修会が私の医院で開催されました。その時、恥ずかしかったのですが思い切って私の悩みを講師の青木先生に相談してみたんです。
その時、青木先生はなんてこと無いよって顔で、「あ〜、それは難しく考えないで、うまく行かなければこうやって・・・・・して、・・・・すれば出来るでしょ(・・・・は企業秘密。興味がある方は受講してみてください)」とあっさり教えてくれました。ちょうどその時に講師の西山先生が写真を撮っておいてくれました(笑)

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その後、自宅でもう一度やってみたところ、今までは1時間以上掛かっていたワイヤーベンディングがものの30分で、しかも満足のいく出来で完成しました。
つまり私の脳は、あるいみ梗塞という思考や思い込みの詰まりを起こして、その先の技術(スキル)の妨害をしていたんですね。青木先生から丁寧な説明という脳外科手術にて思い込み梗塞を取り除いてもらったおかげですっかり完治しました。
やはり、勉強と練習と恥ずかしがらずに講師に質問が上達の早道なんですね。

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2016年6月18日 (土)

ピクトグラム

娘が歯の治療をするために、学校が終わった後に診療室に来ました。
診療の順番を待つ間に院長室で宿題をしていたときの事です。その時の宿題が『ピクトグラム』を使った問題を解いていました。

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ピクトグラムとは一般的に『絵文字』や『絵単語』といったもので、有名な所では公衆トイレ等で『男用』と『女用』を表示していたり、非常口のドアの上に表示してあるあれです。

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元々は海外の方が用途や道に迷わない様に考え出されたものみたいですね。
宿題では、「表示されているピクトグラムが何を意図して形が出来ているかを考える」というものでした。私たちが小学生の頃では考えられない宿題です。そもそも街にそんな表示無かったし、ペンキで手書きが一般的でしたから(笑)。
そこで、昔こんな記事を書いていたことを思い出しました。

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PICTOGRAM AND ICONS GRAHICS』という結構古い本があるのですが、ピクトグラムなどを特集した図鑑の様なものなのですが、そこにしろくま歯科医院内のピクトグラムが紹介されているのです。
娘に見せると、自分家がきれいで大きな本の中に紹介されているので、とても驚いていました。
ちょっと鼻高々でした。

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しろくま歯科医院のデザインを担当してくれている『ワンダフル』さんありがとう!!

2016年6月17日 (金)

見えない物は心の目で見よ(私の古い師匠語録)

今から4年前までは裸眼で口の中の治療が普通にできました。
ばっちり見えましたし。
しかし、最近は全く見えません。拡大鏡という8倍のレンズにライトを当てないともう全く見えません。
口の中は暗い上に、歯牙の解剖を忠実に再現するように治療をしなければいけないので特に神経を使います。
で、最近は拡大鏡でも口腔内の中が見えなくなってきたのです。
そこで、最近は歯科用顕微鏡(マイクロスコープ 25倍くらい)まで持ち出して治療していたのです。

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なんか、自分に自信が持てなくなっていました。歯科医にとって目は生命線ですからね。
で、どうしてこんなにも見えずらいのだろうって不思議に思っていたのですが、あるとき原因が判明したのです。歯科用ミラーが悪いんじゃないかって考えたんです。
歯科の場合、直接見ることが出来る歯が前歯くらいのもので、後はすべて歯科様ミラーを用いて歯を観察します。ほぼミラー越しに治療しているといっても過言ではありません。
考えて見ればミラーは古い物では13年くらい使っています。ミラー表面のコーティングが無くなっていても不思議ではありません。
他のスタッフに聞いてみたのですが、やはり最近はミラーが見えずらいとの証言を得ました。
あ〜〜〜良かった。目じゃなかったのね。ミラーだったのね。
歯科様ミラーはヘッドのミラー部分が交換出来るので、早速交換してみようと思います。
でも100本以上あるんだよな。
どうする?大蔵省???


2016年6月16日 (木)

全ての医療機関の役目とは

日本以外の先進国、特にアメリカでは国民皆保険が適応にならないために医療費が馬鹿高いのです。
そのため、大きな病気や怪我、むし歯や歯周病になる前に予防を行い、高い医療費にならないために患者さん自ら体の自己防衛を行っています。
日本は、国民皆保険で医療費が高額では無いために、「痛くなったら、悪くなったら」という悪しき文化が根付いてしまっているために、日本人は文化が発達しているのにも関わらずむし歯が先進国中最も多いのです。
「日本人の歯はなぜそんなに汚いんだ。臭いんだ」という日本の歯科医師としてはとても恥ずかしい評価が諸外国では定説となっています(ガックシ↓)。
そのため、最先端の歯科治療を掲げている歯科医院は、すべて予防歯科の方向へシフトしています。
これは、大変評価出来る事実なのです。
当院でも最近取り入れてきた事なのですが、子供が将来起こるべき口腔内の悪い症状を事前に発見し、成長発達前に方向転換(小児矯正)してあげるということも必要になってきています。

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ただ、全ての医院が予防、予防と声高に叫んでしまってもいけないと思っています。
予防はおろそかにしてしまったけど、これからの生活の為に頑張りたいという方のお手伝いも重要だと思うのです。
私の思う、全ての医療機関の役割とは、ズバリ、『予防と生活の質の向上』です。
予防を行わなかったばっかりに、口腔内の状況が思わしくなく、噛むことが出来ない方を救うのも医療機関の役目です。もちろん、こういった方を教訓にさせて貰い、勉強させて頂き、未来へ繋げる予防も行っていきますが、「生活の質を上げる【よく噛める】」お手伝いもしっかりとしなければいけないと思っているのです。
この仕事についたからにはしっかりと頑張りたいと思います。

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2016年6月15日 (水)

インプラントをお考えの患者さんへ

インプラント治療を勉強し、自分でも施術し始めてからもうすぐ20年になります。

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本当にあっという間でしたし、まだまだ勉強(知識)が足りていないし、勉強も継続してしていきたいと思っています。
ただ、一つ分かっている事があります。
それは、インプラントは、患者さんの口の中に入ってからが勝負と言うことです。
どうしても、インプラントは保健治療ではないですし、手術が必ず必要です。
治療期間中は、インプラントの歯を入れるということだけでイベントの様になってしまい、インプラントが口腔内に入ってからの事はもうどうでもよい感じになってしまう傾向があります。
自分自身の歯ですら持たすことの出来なかった歯に良くない生活習慣なのです。
人工のインプラントが生活習慣等が改善されなくて持つと思いますか?
厳しいようですがこれが現実です。
インプラントはメインテナンスが出来なければ、寿命がかなり短くなります。
逆に言えば、メインテナンスがしっかり行えれば、ご自身が考えているよりももっと長持ちするかもしれません。
このことは患者さんが悪いのでは無く、歯科業界の事情があるのですが、インプラントの種類が多すぎるのです。私の使用しているノーベルバイオケア社やストローマン社の様なワールドスタンダードな会社のものや、聞いたことも見た事もないインプラントもあるのです。
大方メインとなるインプラント会社は20社くらいでしょうか。
全ての器具を揃えて、患者さんのインプラントのメインテナンスを行えれば問題ないのですが、そのような事は凡そ不可能なのです。
そのため、インプラント手術を受ける際のお願いとしては、インプラント手術を受けた場所でずっとメインテナンスを受けて欲しいのです。
例えば当院でも、当院で手術予定でも転勤や引っ越し予定のある場合は、引っ越し先での歯科医師の先生にお願いして手術をして貰うようにしています。
引っ越ししても当院へメインテナンスに通院出来るというのであれば、手術は引き受けております。
また、インプラントの手術も術者の先生でなければ分からない事もあります。
ですので、できるだけ自宅から通院できる距離、もしくは、通院可能な通院手段をお持ちになってからご相談頂ければと思います。
最近は、他院にて手術されたインプラントの術後の処置やメインテナンスの依頼が多いのです。
正直言って、手術をしていないので状況がよく分からないのです。
そのため、最近では新患で他院で入れたインプラントの患者さんがいらっしゃった場合、前の医院へ戻れるであれば、手術をした医院へ戻って貰いメンテナンスをして貰っています。
メインテナンスをしない歯科医院はインプラント手術を行う資格はないと思います。
ちょっと無責任すぎます。
それから、インプラントに向かない患者さんのタイプとしては、「時間がないので出来るだけ早くお願いします」という患者さんもインプラントは辞めた方がいいでしょう。
この台詞を言われる患者さんは、長期で通院出来るタイプではないのです。
今日は厳しい様ですが、インプラントをして良かったかと思えるようにしたいのです。これは高い買い物だったなと思わせたくないので・・・・。

2016年6月14日 (火)

思うようには行かないんです。

先週末に仙台へ行ってきました。
目的はヨドバシカメラ。郡山にもあるじゃんって言われればそうなのですが、在庫の数が多く、一度に商品を閲覧できると思ったからなんです。
で、何を見てきたかといえばパソコンのモニターです。
今度新しいレントゲンシステムに入れ替えるのです。といっても機材が古くなったので交換の時期なのですが・・・・。
2年前のCTを導入した時も、モニターやパソコンは自分で購入しても良いですよって言ってくれるんです。パソコン大好きな私にとっては嬉しい選択肢。新規に治療機材を導入するってだけでワクワクするのに、自分でパソコンも選べるなんて(ウキッ!)。
今回のレントゲンを写すモニターはメーカー指定のものは21インチしか用意出来ないっていわれたんでです。しかし、私が予想してい場所には最高27インチまでの大きさのモニターが設置出来るのです。
27インチは大きすぎるので、せめて24インチぐらいの大きさのものが欲しい。しかもどうせ買うならおしゃれなものが欲しいと思い、現物がおおい仙台のヨドバシカメラを選んだのです。
しかし、理想と現実は違いました。
パソコンのモニターを壁に設置するという発想はあんまり無いみたいなんです。
お店の方も、「テレビなら壁掛けなのですが、モニターの場合は壁掛けはあまり聞かないですね〜」とつれないお返事。店員Aさんは、素っ気なく「1階のテレビコーナーに相談してください。今のテレビにはパソコン端子がついていますから」と3階のパソコンコーナーで言われました。がっくり。
そこから、愚図る子供を従えて1階のテレビコーナーへ。
テレビコーナーの紳士然としたかっこいい店員Bさんに訪ねました。「実は斯く斯く然々なんですが・・・・」
そうすると、紳士然としたかっこいい店員Bさんは、「そんな事ないですよ。パソコンだってキチンと壁掛け出来ます。しっかりとした店員さんに聞いてみて下さい。」
そこでふと疑問が浮かび私は質問しました。「しっかりとした店員さんって誰ですか?」
そこで、紳士然としたかっこいい店員Bさんは言いました。「ズボンの色で確認してください。ヨドバシの店員はブルーのズボンをはいています。出入りの業者は、ブルー以外のズボンです。彼らは自分のメーカーの製品しかわかりません。だからブルーのズボンをはいている店員を捕まえて聞いてみて下さい。全メーカーの事を把握していますし、メーカーの垣根を越えて調べることが出来ます。」ときっぱりと言い切りました。
紳士然としたかっこいい店員Bさんは、ぱりっとしたオーダーメイドの様に体にフィットしたグレーのスラックス(ズボン)をかっこよく履きこなしていました。
また、老体に鞭を打ちつつ3階へ。今度はブルーのズボンをはいた出来そうな店員Cさんを捕まえて事情を説明。あっさりと、大丈夫だと思います。との答え。しかし、店員Aさんと同じく基本壁掛け用には設計されていないので調べる必要があると思います。とのこと。
「早速調べてみますね〜〜」と椅子を勧められ、調べてくれました。
結果、店員Cさんは、申し訳なさそうに「本日、日曜日なのでメーカーが休みで調べられない」とのこと。決して安くない金額なので、今回は見送って平日に来店出来ませんか?とのこと。
まあ〜〜仙台なんてそう遠くないから大丈夫かって思っても、それは無理な相談。
やはり地元のヨドバシになるのかと落胆しつつ、仕事で使うカメラ用のメディアその他を買い込んで帰宅しました。
写真は、パパといっしょに落ち込んでくれている息子。元気出せよって言ってくれているイルカ。人生そんなもんだよっていっているマンボ−。
あくまで、仕事のついでに寄った水族館。仕事が本命で水族館が本命ではないのです(キッパリ!)

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2016年6月13日 (月)

突然やってくる機器の不調

毎日最初にする仕事はなにかといえば、院内の鍵を開け、電気を付けて回り、院長室にてパソコンのスイッチを入れることから始まります。
前日の夜には院長室は綺麗に掃除をしてから電源を落とすので、直ぐにでも仕事に取りかかれるのです。
いつもは。
しかし、今日はなんだか調子がわるい。
パソコンのご機嫌がななめなのです。たまにこういったことがあります。
今回の原因は、WIFIのアップデートとパソコンのアップデートが重なってしまった事が原因でした。
WIFIのアップデートなんて普通確認しないですよね(苦笑)。
パソコンの環境設定を1から見直して最後に気がついたのです。
しなければいけない仕事があったのに、ほんとに世話が焼けます。
しょうが無いけど。
午後挽回しようと思います(笑)。

2016年6月12日 (日)

矯正の動的メカニズム

大学生時代に一番嫌いだった科目が「外科(麻酔含む)」と「矯正」。とても大好きだったのが補綴という入れ歯や銀歯やインプラントなどの歯を補う科でした。

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当然、大学院は大好きな補綴に進みました。これは今考えても大正解。
しかし、今生活の中心となっているのは、外科と矯正なんですよね。あんなに嫌いだった外科と矯正を進んでやっているなんて(笑)。
歯医者になって直ぐに外科の重要性に気がつき、急いで復習を開始し、外科の研修会に沢山通いはじめました。開業当初の7〜8年位は補綴と外科でなんとかやって来ましたが、10年を超える当たりからこれでは対応出来ないとわかり、矯正を本格的に勉強中です。矯正というか、歯列の仕組みを勉強するには矯正が一番いいのです。矯正を勉強していて感じるのは、今までかなり無理した状態で銀歯や差し歯やインプラントを入れてきたなっている反省点ばかり。
矯正を勉強するよになって確実に歯科医としての幅が広がっています。
で、先週からこの本を読み込んでいます。
「歯科矯正メカニクス・・・最新バイオメカニクス」。
どんな本かとざっくりいえば、どんな力を掛ければ、どの様に歯が異動するかという事を科学的に読み解いた本です。
今私を例えて言うなら、本好きの子供が目をキラキラさせて本を読んでるっぽくわくわくしながらこの本のページを括っています。
この楽しみ方は仕事を超えてもはや趣味の様になっています。
いや〜、面白い。

2016年6月11日 (土)

久々の息抜き

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この間、「歯の健康フェアー」の事をブログに書きました。私の担当の「ジョンソン&ジョンソン説明」が終了したのが約2時すこし過ぎ位。 そこからダッシュして駅に向かい、仙台まで行きました。 目的は、半年まえから決まっていたGRAPEVINEのLIVEに行くためです。 本音を言えば午前中から行って買い物でもしたかったのですが、歯科医師会の仕事がはいってしまったので仕方が無いです(苦笑)。 5時開演だったので、会場までのアクセスやその他諸々の事を考えると3時半頃には仙台入りしていたかったのです・・・・。 奥さんとは会場付近で待ち合わせしていたのですが、なんと乗車した新幹線の私の席の二つ前に座っていました。新幹線に入ってきて、私は直ぐ気がついたのですが奥さんは全く気がつかなかったみたいです。 ライブ会場に早めについたので、会場限定のグッズを買おうと思って向かったのですが既に終了。地味なバンドだけど結構人気なんですよね(笑)。 奥さんが頑張ってくれたおかげで入場整理券が凄く前の方だったのです。もうボーカルの田中さんが目の前って感じ。いつも私達は先に入ったとしても後ろの方の出やすくて壁に寄りかかれるところに陣取る事が多いのですが、今回はなんとなく前の方に行ってしまいました。

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今回のツアーは『BABEL BABEL ツアー』。
もう私のファン歴10年。最初は奥さんと同じ趣味を持とうと思って,一生懸命CDを聞きまくりましたが、今では絶対に私の方がファンです。奥さんが加入しているファンクラブの冊子も隠れてこっそりと隅々まで読み込んでいるし。
今ではライブで奏でる曲はほとんど頭と体が覚えているって感じにまで熟成されています(笑)。
しかし、悲しいかな、知らない曲が何曲かあるんです。
今回辛かったのはアンコールの際の3曲が全て知らない曲。私がファンになる前に発売された曲なんです。しかも古いファンにはおなじみの曲らしく、みんなその曲にノリノリ(辛い)。
まだまだ甘いと自認する日々でございます。
しかし、久々にリフレッシュ出来き、夜の仙台に別れを告げました。

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2016年6月10日 (金)

教授と2ヶ月ぶりの再開(笑)

昨日私は、衛生士の大内さんと今年最後の学校歯科検診に行ってきました。
その間、しろくま歯科を預かってくれた遠藤先生にはいつも感謝です。
昨日健診したのは3年生。ちょうど3年前から始めたので、これで一巡したことになります。とても感慨深い感じです。
3年生ともなると、とても要領も良く、生徒が多くいたのにも関わらず、さくさくと健診が進み、一番時間が係らずに終了しました。
3年間も高校生の口腔内を診てくるといろいろな事が分かります。
やはり、歯列不正がある生徒さんの口腔内には齲蝕(むし歯)が多く、歯列がまともな生徒さんの口腔内にはほとんど齲蝕が存在しませんでした。不思議なものです。これは歯列不正で歯に叢生(ガタガタした歯並び)のため、歯石が溜まりやすく、歯列不正の為に噛み合わせが悪く、歯に無理な力が掛かっているということが証明された証拠です。
名古屋の友人が、小児矯正を中心に予防歯科を展開しているのですが、こういった事を考えると、彼はまとを得ていると思いますし、地域貢献をしていると深く考えさせられます。
午後に入り、2ヶ月ぶりに大学の方へ顔を出しました。夏から始まる学生の講義のお話しさせて頂く為です。
実は、教授の関根先生が今年の初めから長期の入院をしていまして、退院してから久しぶりにお会いしましたがとても元気そうでした。
私も4、5月はとても忙しかったのでお会いできなかったのですが、凄く元気そうで何よりでした。
また大学で学ばせて頂きたいと思っております。

2016年6月 9日 (木)

インプラント治療がだんだん難しくなってきた。

近代インプラントの材料学的進歩は目を見張るものがあります。
正直、骨の中に埋入するインプラント本体は、どのメーカーも僅差が無くなってきて基本通りにキチンとした環境の元で行えば、取りあえずは骨とインテグレーション【骨と生着するという意味】するようになってきました。
ただ、長期経過を見て駄目になってしまう症例は、昔も今も変わりがありません(苦笑)。
インプラント治療を始めたばかりの頃は、埋入(インプラントを骨に入れる手術を指します)の技術ばかりを修得してきた気がします。
しかし、歳を重ね、経験を重ねていくと、インプラント治療がとても難しく思えるようになってきました。

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冷静に考えて、インプラントの手術をするということは、原因があって自分の歯を失ったということになります。
患者さんご自身の歯すら残すことが出来なかったのに、人工物のインプラントを長期に渡って患者さんの口腔内に留めておくことが出来るのだろうかと考える様になって来てしまいました。
インプラントは前述したようにどのメーカーのものを使っても、ほぼインテグレーション出来ますが、患者さんが歯を失った原因、口腔内環境をまず改善しないと絶対に長期の成功はあり得ないだろうと考えるのです。
インプラントの手術をする前に、じっくり歯を失った原因を検証し、治療にてその原因を取り除けられれば除去し、出来なければインプラントを選択しないという英断も必要かと思います。
それから、誤解の無いように言わなければいけないのですが、インプラントメーカーによって手術の成功率はほぼどのメーカーも横ばいには成ってきましたが、上部構造【歯の部分】の精密さは老舗のメーカーに利があるように思えて成りません。インプラントの失敗は精密な医師の技術と噛み合わせとバクテリアコントロールにあるのは昔から変わりませんけど。

2016年6月 8日 (水)

経験的な事を言えば・・・・。

非常に怖いことを言えば、自分が思っているほど人は他人には感心がありません。というか興味がないのかもしれません。

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他人に感心があるのは、よほど自分に余裕がある人だと、勝手に思っています。
裏付けとして、日本でもそうなのですが、特に海外ではその傾向が強いです。
俗に言う「億万長者」と言われる大金持ちは、ボランティア精神が豊かだといいます。
お金の話しだけではなく、心が豊かな方や使命感が強く、心に余裕がある方もボランティアには積極的と言われています。
つまり心と懐に余裕がある人がボランティアを行う傾向にあるともいえるかもしれません。
自分の事で非常に恐縮なのですが、私は経済的な危機と精神的な危機を迎えた事が幾つかありました。
経済的な危機は、自分の頑張りで何とか挽回するしかないのですが、精神的な危機はなかなか辛いものがあります。
私が歯科大学を留年した時は、本当にきつかったです。経済的という意味もありましたが対人な問題が最もきつかったです。
留年した最初の頃は、周りがいろいろと気を遣ってくれて、何とか乗り切れるのですが、周りの方々もそんなに気を遣っていられないし、生き残りが大変な学校だったのでそのうちかまわれなくなってきました。
要するに、ボランティア精神の富んだ学生はそれほど多くなかったということです。とかく留年学生相手には(笑)。
最初はいじけていたのですが、いじけていたって誰もまってはくれないし、世の中はいつもの通り流れていく。自分には父親もいなかったので戻れる場所もない。
そんなとき、口の悪い友人が言い放った言葉が衝撃的でした。
「一人で落ち込んでいたって、周りからすれば、一人いなくなったな。くらいにしか思わないよ」
と。
実はその通りなんです。自分で頑張るしか無いんですよね。
留年仲間(こんな言い方 どうなんだ?)でも、精神的に耐えられない学生さんや他に選択肢のある学生さんは皆大学を辞めていきました。
私は、学校や家庭にご迷惑をかけるかもしれないが、辞めずにがむしゃらに頑張ろうと思いました。
気持ちを入れ替えてからは、精神的にも楽になり、前向きに頑張れるようになりました。
卒業まで、相変わらず勉強では苦労しましたが、留年大丈夫か??見たいな状態ではなくなりました。
要するに、気持ちが大学のレベルに追いついていなかったんですね。覚悟が足りなかったんです。
先ほどもこのブログでも書きましたが経済的な問題とか医院の経営的な問題(従業員が足りないとか)も、あの大学でのひとりぼっちの中で戦い抜いた(結構大げさ・・笑)事を考えれば何てことないです。あの辛さはその位本当にしんどかったです。
だから、これからも問題が起きたとして、その問題が乗り越えられないとすれば、覚悟が足りなかったと思うようにして、気持ちを入れ替えます。
テニスをずっとやって来て、0−5で相手にマッチポイントを握られても歯を食いしばって勝ち抜いた先輩を何度もみてきました。それは相手が「これは勝ったな」という「おごり」や「気のゆるみ」に先輩が「絶対勝つ」という覚悟で相手の緩みにつけいっていき、逆転をしていく(奇跡を作っていく)のと同じだと思います。
神様は乗り越えられない試練は与えないって何かで読んだことがあります。
必ず乗り越えられるという不退転の覚悟が必要なのかも(あくまで、私基準で 笑)。
今日はちょっとセンチメンタルが気分で書いたブログでした。

2016年6月 7日 (火)

懐かしい方が突然しろくまに来た!!!

私以前のブログにこんな記事を書いたのです。
もうかなりの昔の記事なのです。東京でのインプラントでの研修でお世話になった山名さんが私の使っているインプラントメーカーのノーベルバイオケア社を退社するというので、お別れ会に呼んで頂いたんです。
退社の理由が、お子さんとの時間を増やしたいという良い理由だった気がします。その時の写真がこちら。

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それがひょんな事から先日、退社したはずのノーベルバイオケア社のお偉いさんになって、突然しろくま歯科にやって来ました。山名さんは退社したあと、直ぐにノーベルバイオケア社の良さが分かり復帰したそうです。
世の中なにがあるか分からないですね。
ただ一つ言えるのは、どの様な些細なことでも辞めずに続けて行くと良い事が待っているということですね。

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右がお偉いさんになった山名さん、左がいつも弱気な外崎さん(私の現在の担当者。基本いい人)

2016年6月 6日 (月)

歯のミュージックフェスタ!!(???)

毎年、歯の健康習慣(6月4日付近)に、郡山歯科医師会、郡山歯科衛生士会、郡山技工士会、市、および協賛メーカーさん主催で「歯の健康フェアー」という催しが開催されます。
「歯の健康フェアー」って一見、何てことない言葉なのですが、私の脳みそがこの言葉を覚えるのをかたくなに拒否するのです。つまり、直ぐに言葉に出てこないのです。
「歯の大感謝祭」だっけかな?イヤイヤ横文字使ってたから、「歯のミュージックフェアー」だっけ?
「ミュージック」って事はないだろう、なんかお祭りっぽいイメージだったな??フェスティバルか?といった馬鹿なやり取りを頭の中でぐるぐると駆け巡り、2〜3分くらい掛けてやっとこさ「歯の健康フェアー」にたどり着きます(苦笑)。
当日の朝も息子に、「今日はどこに行くの?」と聞かれたので、またいつもの様に頭のなかでぐるぐると思考が回転し始め、ついに寝起きということで、「あ〜〜〜〜歯科医師会の集まり」で強制終了させてしまいました(笑)。本当に何で歯の健康フェアーという言葉を忘れてしまうのだろう??
歯の健康フェアーは地域の人々と唯一歯に関してお話や関心を持って貰えるチャンスなので歯科医師会も気合い入っています(他の組合もです!!)。おそろいのベストを揃えて出迎えます。

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しかし、このベスト無茶苦茶暑い。秋から冬にかけては良いかも知れませんが6月の天気の日はかなりのものです。始まる前から汗だらだらです。他の歯科医師会の先生方はどうかな?と見渡してみると大汗をかいているのはどうやら私一人みたいです。真面目にダイエットしなければいけませんね。恥ずかし。
私が今回担当したのは「咬合力テスト」と「ジョンソン&ジョンソン説明」という2つ。
「咬合力テスト」は特殊なガムを1分間噛んで貰うと、色が変わってきてくるという優れもの。
咀嚼すれば咀嚼するほど、緑のガムが赤色へと変色してくるのです。

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このコーナーを担当した際に、一番実感したのは、日本語って難しいな〜と言うことです。
「ガムを噛んでください」って説明するとたいていの患者さんは口の中に放り込み「もぐもぐ」とガムを咀嚼してくれますが、中にはガムをただぎゅーっと噛んでいるだけって患者さんもいます。
我々も「噛んでください」って言っているので、その患者さんの解釈も間違っている訳では無いのですが、そこで無言のやりとりがあるのです。


私「ハイ、ではこのガムを1分間噛んでください(笑)」
患者さん「はいはい、噛めばいいのね」
患者さんただガムを必死に噛むだけ(上下の歯で思いっきりガムを挟んでいる状態)


心の中の私「あのさ〜、わかるでしょ?ガムだよ、ガム。噛むでしょう、普通?もぐもぐするでしょう?もぐもぐ」


患者さん「これでいいの?これでいいの?」
私「あ、いやいや、咀嚼してください。もぐもぐと噛んで頂きたいのです(笑)」


といった検査をおよそ3時間こなし、私は次の「ジョンソン&ジョンソン説明」へと向かいました。
前の晩に役割分担表を読んでいると、娘がやって来て、「パパ、このジョンソン&ジョンソン説明ってなに?」って聞いてきたので、「アメリカにいる本当に有名なジョンソン兄弟がやっと郡山にやって来る事になったから、まだ知らない郡山の人々にジョンソン兄弟の偉大さをパパが説明するんだよ」って嘘ぶっこいちゃいました(笑)。
多分、メーカーのジョンソン&ジョンソンの歯科用商品の説明かなと思ったのですが、やはり思った通りでした。ブラシとデンタルフロスそれにマウスウォッシュです。我々の歯科業界に無くてはならないものばかり。

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しかし、そこは太っ腹のジョンソン君、説明を受けた患者さんに豪勢なプレゼント。本当に凄い。来年は是非、「歯の健康フェアー」に言ってジョンソン&ジョンソン説明を受けましょう。私も欲しかった(本音)。

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2016年6月 5日 (日)

油断したらいかん。

6月に入り、とても晴れやかな天気になり外出するのも楽しくなってきました。
あの大変だった花粉症も影を潜め、やっと活動的な生活が送れそうな気配です。
何しろ、にっくき花粉症のせいで、にっくき花粉症のせいで(2回目)、にっくき花粉症のせいで(
3回目)全く外出、運動という文化的営みが出来ずに3キロも太ってしまいました。にっくき花粉症のせいで(4回目)。
ところが、この2〜3日、あの花粉症のような頭痛が出てきているんです。
鼻もなんだかむずむずしているし。
どうしてなんだろう。
文化的な生活がしたいのに。これじゃ、また引きこもりの様な生活に逆戻りだよ。

2016年6月 4日 (土)

親知らず抜歯に関する私の考え方

私の歯科医師人生の方向を決めてくれたのは、実は私の姉と義兄です。
私のは女子大を卒業してOLをしていたのですが、一念発起して歯科医師となった努力の人なのですが、彼女が未熟な私をとても心配してくれまして、色々と世話をしてくれました。
開業する前に、私の治療の基礎となった噛み合わせの研修会に参加させてくれたのも姉と義兄ですし、今日これからお話する親知らず抜歯を訓練してくれたのも姉です。
私は、大学院中から開業するちょっと前まで姉の歯科医院で働かせて貰っていました。その時、親知らずの抜歯を沢山経験させてもらったのです。今考えると自分の未熟な技術でだいぶご迷惑をおかけしたと思うのですが、そりゃもう抜きに抜きまくりました。その時にどうしてうまく抜けないのだろう。。なぜこんなに時間が掛かるのだろうと一人悶々と考えて試行錯誤を繰り返し、自分なりの親知らず抜歯技術を確立出来ました。この経験が口腔外科に自信が持てましたし、難しいインプラントやその他の外科手術にも精通することが出来たと思っています。本当に姉と義兄に感謝感謝です。


親知らずの治療というと一般的に多いのは、智歯周囲炎といって、少しだけ出ている親知らずの周りの歯肉が炎症を起こしてしまうという症状です。
もともと歯並びというのは、たくさんの法則(それこそ沢山、、噛み合わせ等々)の上で歯が並んでいるのです。その歯並びの中には歯の清掃作用というのも含まれます。つまり歯垢・歯石が溜まりづらい歯肉の形態をしているって事なんです。少しだけ出てしまった親知らずは、そんな繊細で緻密な歯並びの法則なんか関係なく、「そんな法則知るかよ〜〜〜」ってな具合にニョキッと出てきますから、当然清掃性のかけらも無く、歯肉炎に掛かり痛みを伴い腫れ上がります。
あと、よくある症状としては、上顎の親知らずが萌出(生えてきて)してきて、下顎の親知らず周囲の歯肉を傷つけ擦過傷を作ってくるというケース。患者さんは、「下の親知らずが痛いんです」って言う場合の半数はこのケースが当てはまります。このケースの場合は、痛い下顎の親知らずを抜くのでは無く、上顎の傷を作ってしまった親知らずの抜歯を選択する事になります。



先日、私がこのブログでシークエンシャル咬合を勉強して診療の幅が広がったという話を書きましたが、この親知らず治療の考え方の幅もかなり広がりました。
ここからは下顎の親知らずの話です。
中学一年生頃までに永久歯すべてがほぼ生えそろいます(もちろん例外もありますし、先天性欠損もありますので、絶対ではないのですが・・・)。その後、親知らずが歯胚(ちょうど花の球根のようなもの)という感じで歯肉内に現れて急成長を行います。これが永久歯の歯列に悪い影響を与えてしまうのです。
例えが悪くて非常に恐縮ですが、永久歯が電車の座席にきちんと座っているとすると、後から乗車してきた親知らずがその座席に無理矢理座り込んでしまうといったイメージでしょうか?そのため、ドミノが倒れ込むように口の前方に倒れ込んでいきますから、前歯が叢生(凸凹、グチャグチャ)になったり、開口(口が閉じられない)といった症状になってしまうのです。これを「ポステリアーディスクレパンシー」と呼んでいるのです。矯正が終わったのに後戻りが始まってしまったり、歯列が乱れてしまった患者さんの相談を受けることがあるのですが、小臼歯が抜歯されていて、親知らずが残っているケースが非常に多いです。
親知らずは成人してからも長期間動きを止めませんから、歯並びが変わってきたと訴える患者さんも非常に多いのです。
きちんと歯列の中にきれいに親知らずが収まっているケースは無理して抜歯する事はありませんが、それ以外のケースは遅かれ早かれ必ず悪い症状を呈する事が多いですから抜歯をおすすめいたします。
出来れば、ジャームエクトミーという治療法なのですが10歳前後で親知らずが歯胚のうちに抜歯することをお進めいたします。親知らずは歯胚の頃は下顎の場合ですが、骨の上の方にあります。それが年齢を重ねるうちに骨の下の方(深い方)へ移動し、やがて歯根を形成し神経に近いところまで成長してきてしまいます。成長が完成してしまうと抜歯するのにも大変ですし、抜歯後に顔が腫れ上がる可能性もあります。ですので、歯胚が上の方にある10歳前後にエックス線で親知らずの歯胚を確認して、抜歯の相談をした方が良いかもしれません。
上顎の親知らずの場合は、ちょっと下顎の親知らずとは考え方が違います。
上顎の親知らずは計画性をもって抜歯の計画を立てる必要性があります。場合によっては、第二大臼歯を抜歯して親知らずを第二大臼歯の場所に生えさてやるということもあります。上顎の親知らずの抜歯計画を失敗すると「シザースバイト」という特異な噛み合わせになってしまいます。シザースとはハサミのことなのですが、上下顎がしっかりとかみ合わず、ハサミの様にすれ違いのような咬合になってしまうのです。これは治療がとてもやっかいだけでは無く、歯の清掃性がかなり低下しますので要注意です。
まとめになりますが、虫歯になりやすいのは、清掃性が悪くて、噛み合わせが悪い時に多いのです。やはり親知らずが生えて、歯列が崩れて清掃性と噛み合わせが低学年の学生のうちから起こってしまうと、どうしても虫歯が多い成人になってしまいます。ほんの小さなことですが、毎日多くの患者さんを診ていると親知らずの抜歯というのは小さい頃から親が責任をもって行うべきものだなと思うのです。
現在では、CTを持っている歯科医院も増えてきましたので、一度検査してみるのもお進めです。
私も親知らずを抜歯する時は、CT撮影は必須になってきました。親知らずの位置がきちんとしっかり分かりますので、正確に抜歯出来ます。
正確にというには神経や大切な器官を傷つけにということです。
先日も私の二人の子供たちもX線写真を撮影して、親知らずと噛み合わせのチェックを済ませました。これから定期的にチェックを繰り返したいと思います。
小さいうちなら、小児矯正も難しくないのでまだまだ取り返しがつきますので。
今日はだいぶ長くなってしまったのでこの辺で。
また、今後もこんな歯科医療的な事も書いてもいいかもしれませんね。

2016年6月 3日 (金)

耐性

このブログでも何度も、何度も訴えかけている私の弱体化自慢(笑)。
自宅が歯科医院なので、生活のパターンが恐ろしく少ないのです。
1:治療中は治療用椅子に座っている。
2:治療が無いときは、院長室の椅子に座っている
3:仕事が終わった後は、寝転がって本読んでいるか、自室の机でプラモデル作っている。
4:食事の時はテーブルに座り、人様に見せられないような顔をしている。
大体この4パターン。
この様におよそ運動とは対照的な生活を送っていれば、嫌でも身体の退化が始まってもおかしくはありません。
今年の初めに、アップルのノート型パソコンの文字が見えずらくなり(故障が多くなった。。というのもある)、大型のデスクトップパソコンに変えました。
変更当初、私の貧弱な目は、その大型ディスプレイが放つ膨大な光に耐えられず、悲鳴をあげ、目薬が絶えず必要だったのですが、半年も経たずして、この大型ディスプレイでも不満が出てきてしまいました。確かに効率的で使いやすいのですが、もっと大きなディスプレイが欲しいと思ってしまっている自分に愕然としています。私の怠け脳に大型ディスプレイの耐性が出来てしまったのか、慣れてしまったのか、とにかく楽な方、楽な方へ行ってしまうへたれな私の脳みそに誰か活をいれてくれませんか!
私は、いつも自分の脳みそへ説得を試みているのですが聞く耳を持ってくれません。今回も活を入れ、怠惰な生活を改めさせようとしているのですが多分時間の無駄でしょうね。

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2016年6月 2日 (木)

錦織圭の強さの秘密

私は小さい頃からテニスをしていたので、今でも大のテニス好きです。
最近は、大きなトーナメントとなるとBSで無料放送していますし、グランドスラム級の大きな大会はWOWOWにて放送してくれます。
実際、自分ではテニスはやっていないのですが、観戦は今でも大好きです。
大きなテニス大会が始まると、家族や子供たちは、「いつまでテニスが続くの?」と聞き出します。
私がテレビを独占してしまうので、子供たちが不満を持つみたいなのです。
妻だけは私の見方で、「パパに見せてあげなさい」って子供たちに言ってくれます。
本当に有り難いです。
最近は錦織圭が強いので、テニス観戦がますます面白くなってきました。
それに引かれるかのように、錦織関連の記事には目を通すようになってきました。
とあるWEBの記事に、「錦織圭はどこでも寝られるし(うるさいロッカールなどでも)、短時間でも直ぐに寝られる」と書いてありました。Ⅰ年間を通して行われるテニスは、時差ぼけと移動距離が多いため体調管理が大変なのだそう。
そりゃそうだ。
そのため、寝られる環境を手に入れる、もしくは直ぐに寝られる体質というのは大きなアドバンテージなんだそう。あのフェデラーも子供が沢山いるのにお構いなしに9時間くらい寝るらしい。ジョコビッチは自分の体調に投資するのことは有名なのですが、睡眠にもそうとう気を遣っているらしいです。
それとは対照的にランキング下位の選手は、金銭的な問題で精神的に安定できる寝床を確保するのが大変の場合が多いともその記事には書いてありました。また、そんなに強くない選手は夜にルーズな傾向もあると。
スポーツ選手という職業はまず充分休める環境を手に入れるというのも仕事の一部なんですね。
ここで、お恥ずかしながら私の話。
私は、ここ何年か自分のベッドでないと熟睡出来なくなってしまいました。
どんなに遠くても帰宅出来るなら出来るだけ自宅で睡眠をとりたい。
母が「少しは夜出かけてきなさいよ、家にばっかりいないで」と叱られますが、明日の仕事の事を考えると自宅で早めに就寝したいんですよね。
錦織と私を比べて悦に入っているわけではないのですが、睡眠を真面目に考える事は決してかっこ悪いことじゃないと確信した訳でございます(きっぱり!)。

2016年6月 1日 (水)

偉いぞ、山崎。

私の歯科医院には技工士さんが3人在籍しております。
本当はもう少し人数を増やしたいのですが、もう仕事する場所がありません(苦笑)。
やはり院内技工のメリットは計り知れず、デメリットが見つけられないほどです。
なぜ、院内技工にしたのかと言えば、正直私が子供で甘えん坊だったからです。
つまり、理想が高すぎたんです(苦笑)。
普通は技工室の場所だけ確保しておいて、採算が合うようになってから徐々に技工室を立派なものにしていくのが普通です。ただ、自分はそれでは遅いと思ったんです。時間が経てば当初の理想も薄れ時間と世間に流され自分が駄目になると思ったんですよね。
だから最初から自分の理想に沿った歯科医療を地域の方々に提供するんだっ!と硬い理想論でスタートしたのですがそれはそれは大変でした。
なにしろ、開業当時など、信頼のない若造歯科医師の私が歯科医院と歯科技工室を同時に開業したようなものですから。開業当時は赤字赤字赤字のトリプルA。そんな状態でもまだ技工機材は揃っていないので中途半端な技工しかできない。本当に大変な時期でした。
しかし、借金の多さが私を奮起させたのも事実。それから多くを勉強し、技工機材を買い揃え、キチンとした技工物を提供出来るようになってきました。
三人体制の技工部になって早2年。現在ではほとんどの技工物を院内で作製しています。とても信頼できる外部の技工士さんも二人契約させて頂いております。
一般開業している技工所さんからの依頼も引き受けられるようになっていて、ますます充実してきました。
リーダーの黒澤さんのおかげです。
保健治療部門の技工士トップは山崎さんです。後輩の國分さんを上手くリードし、医院経営に支障が無いように頑張っているのです。やはり保健治療はいまでも医院の大黒柱であることは間違いのないところ。最後の最後の技工物で転んでしまっては話しになりません。
そんな山崎さん。ふと仕事机を覗くと見覚えのないフルクラウンのワックスアップ中。
「あれ?保健でこんな大がかりな治療したかな?」と考え込んでいると、
恥ずかしそうに「これは練習です」とのこと。
空いた時間に練習をしているそう。
偉いぞ!山崎。
先生、涙がでるよ(笑)

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