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しろくま先生のブログ
しろくま歯科医院より歯にまつわる楽しいお話や、
毎日のケアについてのアドバイスを載せていきます。
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当院では、心停止の救命措置に必要なAED(自動体外式除細動器)を設置しております。

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2010年6月30日 (水)

感染症の話

先週の土曜日に、いわきにて東京歯科大学の同窓会総会が開かれました。

当日は、私は、同じ郡山の綿貫先生を私の車に乗せて、いわきまでお連れしました。

渡貫先生は、もともと歯内療法(歯の根の治療)の専門家なので、常日頃疑問に思っていることをどんどん質問してしまいました。

渡貫先生は、たぶん良い迷惑だったと思うのですが、私にとっては願ってもないチャンス。だって、渡貫先生は、私のそばを離れる事が出来ないのですから(笑)。

そこでは、とんでも無くすごい情報をたくさん仕入れることが出来ました。あまりに専門的過ぎるので、ここでは書きませんが、明日から自分の診療が変わるとまで思いました。ほんと良かった。

同窓会では、毎回小さな勉強会も開かれます。今回は、東海大学口腔外科の坂本教授をお招きして、『やさしい抗菌薬と感染症の話』と銘打って講演が行われました。

中でも興味深かったのは、『バクテリアルトランスケーション』と『抗菌薬の使い方』です。

バクテリアルトランスケーションとは、簡単にいうと、腸管細菌が身体の中を移動することで、腸管細菌(ばい菌)が重度熱傷、緑膿菌感染、院内感染の際に、局部に集まってしまうこと。

そのため、2~3日たってから、患部が感染様症状を起こすのはそのためだと言われています。

これって、すごい怖いことです。常に自分の体の中には有害な細菌が移動しているということで、感染で免疫が下がった部位に集まってきてしまい、再感染や症状の悪化がでるということが考えられるからです。

また、抗菌薬も使いすぎは、有害になることがあっても有益な事にはならないということ。

なんでもかんでも抗菌薬に頼ると、ろくな事がないということが、よく分かりました。

次に日に従業員の結婚式があったので、日帰りになりましたが、非常に実りある一日を過ごせました。

疲れたけど。

2010年6月29日 (火)

おめでとう、絵理ちゃん

27日に、従業員である金澤(新姓 佐々木さん)の結婚式に出席してきました。

当日は土砂降りの大雨。

気持ちよく金澤を祝福してあげようと思っていた矢先の雨で、少々テンションが下がり気味。

会場は、白河の『ハウス オブ ベルヴィ』という場所。とても綺麗で立派な式場でした。白河は、結婚式場が少ないという噂を聞いていたので、予想以上の立派な式場で感心しました。

私のカーナビに登録されいなかったので、最近リニューアルされたかもしれないです。あくまで想像ですが。

披露宴は、非常に鮮麗されている感じがしました。やけにレーザービームが飛び交い、映像を多用しています。

金澤の旦那さんになられる佐々木さんは、彼女の高校の同級生らしく、高校からのお付き合いだそうです。今時珍しい純愛を貫いた感じ。

新郎の佐々木さんは、リラックスしていましたが、新婦の絵里さんは、すこし緊張していたかな?1951

私も一言挨拶をお願いされていたのですが、かなり緊張してしまい、何度も噛んでしまいました。お恥ずかしい。

しかし、披露宴は大盛りあがり。友人達のパフォーマンスもかなり笑えたし、おじさん、おばさん達のカラオケものりのりで、こっちまで楽しくなってきました。1952 1953

しかし、私の知人は一人もいません。完全なアウェー状態。デザートも、本当は取りに行きたかったのですが、一人でケーキを取りに行くのは、あまりにも恥ずかしいのでやめました。

外は雨でしたが、中は熱気むんむんの良い披露宴でした。

金澤、幸せになってね。

2010年6月28日 (月)

明日の空

Ashita 先日にノーベルプランニング教室というインプラントの症例検討会に参加し、次の日は、技工室の必要な物を買い出しに東京の街にでました。

出張に出かかる日は、必ず本を持って行くのですが、今回は、貫井徳郎さんの書籍『明日の空』という中編小説を持って行きました。

行きの新幹線の中から読み始めたのですが、相変わらず貫井さんの本は、ぐいぐい読み進められる感じ。

話は、ここでは多くを語りませんが、帰国子女の高校生の話から始まり、途中、なんの関係があるのか分からない人物の話が間にあり、最後は、貫井さんお得意のどんでん返しがあるという、読者にとってはもっともうれしいパターン。

その日は、早めに街に出てしまい、どこのお店もまだ開店前。

そこで、スターバックスに入り、開店までの時間、この本を読んで時間をつぶしました。

お店が開店する時間(だいたい1時間)に、本も読み終えたのですが、私、不覚にも銀座のスタバで泣きながら読んでいました。

この本は、本当に読んで良かった。長さも短いので負担にもならないのに、こんな結末なんて。

気になる方は、是非一読を。

お勧めです。

2010年6月25日 (金)

多忙を極める今週。

今週は、本当に忙しいです。

本業の方ではなくて、出張の方です(笑)

昨日は、サッカーワールドカップの予選が夜中の3時にあったのですが、11時には眠くて寝てしまいました。

先週の土曜日から出張続きで、明日もいわきへ出張です。

先日も書いたけど、今週は本業の仕事がほとんど出来ません。

日曜日は従業員の結婚式。

もう一踏ん張り頑張りますよ。

2010年6月24日 (木)

今日も買い出しの日

昨日に三好先生のノーベルガイドプランニング教室に参加。

今日は、また技工用材料の散策です。

つい先日、東京に出たばかりだけど、また東京。

帰宅して、一日診療したら、こんどはいわきへ出張。

今週は3日と半日しか仕事が出来ない。

こんな週もあるんですね。

2010年6月23日 (水)

ライター

私の家には、ライターが全くありませんでした。ほんの半年まえまでは。

私の家族は、私を含めてタバコを吸わないので(歯医者だから当たり前か・・)、手元に火を置いておく必要が無かったのです。

で、なんで我が家にライターがやってきたかというと、仕事で使うからです。

根の治療の研修会に行き、根に薬を詰める際に、薬を暖める時にライターを使うのです。そのため、ライターを半年前に購入しました。100円のもの。

ライターの火を最大に大きくして、還元炎の部分を使うため、室内の空気の流れが非常に重要です。エアコン等が掛かっていると、その風により、火が揺れてうまく扱えません。

そのため、エアコンを一時ストップして、治療を行うのですが、それが結構暑い。

今の時期、温度はどんどん急上昇していますから。

また、ライターの扱いに私が慣れていないので、本当に苦労します。

ガスが無くなることすら分かりませんでした。治療中に突然火が付かなくなり、『あ、ライターは有限のガスを使っているのだ』と、その時、気がつきました。

現在は、治療に使うので余分に在庫を置いておりますが、本当に無知な私でした。

2010年6月22日 (火)

クール・スタイリング

研修が終わった後、上野駅でいわきの渡辺先生と別れ、私はさっさと夕食を食べ(牛丼です)、飲み物を買い込み、ホテルに戻りました。

サッカーワールドカップ 日本VSオランダ戦を観戦するためです。

しかし、かなり汗をかいてしまっているので、ゆっくりとお風呂にでも入ろうと思い、本を片手に半身浴のような感じでゆっくりとお風呂に浸かり、本を読み始めました。

すっかり疲れも取れ、サッカー観戦だと思い、テレビを付けたら日本が負けていました。

2時間以上も風呂に浸かっていた計算になります。

急にのぼせてしまい、そのまま寝てしまいました。

次の日の日曜日は、一日買い出しの日です。

インプラントでの手術の際に使う補強線やら、プラスチックバーなど、地元では適当なものが見つからないので、新宿の東急ハンズへと行きました。

とにかく目を皿のようにして使えそうな機材を探しましたが、収穫はゼロでした。次回は店舗を変えて再び探してみようと思います。

明日も午後から東京へ研修なので、またチャレンジしてみます。

その後、自宅へ戻るために東京駅に向かいました。

まだ、新幹線の時間までに余裕があったので、近くにあるLOFTへと行きました。

なんと、大きな白熊の置物があるではないですか。そこで、こんな物を発見。

『北極圏ゲル』。火照った体に塗るとひんやりと冷たいというもの。もちろん購入。

19471950

・それと、ずっと欲しかったこれも発見。1949 

どうやって使うかというと、

1948

こうやって使います。商品名は『Happy's Head TRIP』といいます。

本当に幸せの旅に出たかのような幸福感。

もうやめられません。

2010年6月21日 (月)

鞄の重さ

先週末にいわきの渡辺先生と、横浜にある神奈川歯科大学の付属病院に、古賀先生とフランクレノア先生のライブオペを見学する為に出向きました。1946 1945

今回見学する症例は2つ。別室の大型スクリーンにて大勢の受講生の先生方と見学いたします。

まず最初の症例は、下顎の無歯顎症例にALL-ON-4をおこないます。午後は、サイナスリフトと言われる上顎洞底挙上術を行います。

今回の目玉の1つに、午後に行うサイナスリフトに『ピエゾ』と呼ばれる器具を用いることにあります。この器具の主の目的は、骨を切断することにあります。

通常、骨を切断する手術にはどのようなものがあるのかというと、インプラントで骨が足りない場合に、他の部位から骨を移植する際に用いる骨切り。また、今回のライブオペにあるように薄い骨を一時的に外し、また戻すような手術、親知らずや歯根端切除などがあります。

その際、一般的には、エンジンやタービンといった高回転切削器具が使われる事が多いのですが、骨に負担が大きくかかり、後に痛みや腫れ、感染が起きやすいと言われています。今回用いる『ピエゾ』は、骨に負担をかけることなく、骨切りが出来ますので、術後の痛みや腫れが少ないと言われています。

午前中は、下顎無歯顎のALL-ON-4のライブオペでした。自分も行っている手術を見学するというのは、とても参考になります。術者の考え方、コツ、ノウハウと言ったものが、そく見られるわけですから、宝物のような映像です。

昼食は、いつものスタディーグループの仲間と近くのイタリアンレストランにて、ランチパスタを注文。しかし、互いの症例の報告やら、新しい機材の使用感など、楽しい時間だったため、パスタを食べることを忘れて話し続けました。

そのとき、友人の鞄を持つことがあったのですが、私の思い鞄と同じ重さでした。

私の鞄は、パソコンやコード類、参考文献や読みかけの本、I-PODなどがいつもぎゅうぎゅうに入っているので、かなり重いのですが、友人の鞄も全く同じ物が入っているとのこと。

いつも、家族に「あなたの鞄は何が入っているの?こんなに重くて」と呆れられていたのですが、私だけではなく、ほっとしました。

午後のピエゾを使ったライブオペはとてもすばらしいものでした。ピエゾの購入を本格的に始動したいと思っています。でも車1台分ぐらいするんですよね(涙)

2010年6月18日 (金)

最終の新幹線に乗り込めるか?

昨日は、ALL-ON-4の手術がありました。午前中11時に手術が開始され、3時には固定式の義歯が入りました。

だんだんとスタッフの動きが良くなっているので、とても助かります。

ほんと、この仕事は一人では出来ないのだなと実感。

患者さんは、リハビリテーションの義歯が少し厚くて発音が難しいとおっしゃっていましたが、この厚い丈夫な義歯は、ギブスの役目を果たしているので、骨とインプラントが生着する6ヶ月は、楽しみにまっていてもらいたいと思います。

完成したときは、すっきりとした綺麗な歯がはいりますから。

今日は、仕事が終わったら、急いで新幹線に乗り込まなくてはなりません。明日は、9時までに横浜に手術見学に行きます。パリからフランク・レノア先生が来日していて、インプラントで有名な古賀先生が解説してくれるのです。

いわきの渡辺先生を誘って今回行くわけですが、とても楽しみです。

今月は、あと出張が他に2回入っているので、そろそろ慢性的な疲労が溜まって来ないか心配です。

でも、子どもと遊ぶと、なぜか疲れがとれるので、出来るだけ早く帰宅したいと思います。

2010年6月16日 (水)

襲ってくる体調不良

明日は、ALL-ON-4というちょっと大きな手術があります。

とはいっても予定時間は3時間ほど。

内訳は、手術1時間、手術後の義歯の取り付け2時間といったところ。

インプラントの手術や、その他の大きな手術の時は、1週間ほどまえから、睡眠不足になります。

事前の準備や、打ち合わせ、機材の確認、注文などまったく気が休まるときがありません。

十分に準備しているし、優秀なスタッフも、何度も練習を重ねているので心配事は無いはずですが、それでも心配で飯が喉を通りません。

いくつもの手術を経験してきていますが、なぜかこれだけは駄目です。

何度も、何度も手順を確認し、模型を使って練習していますが、当日の朝までは心配がぬぐえません。

でも、不思議なことに手術着に着替えると、自信満々になります。これもいつも不思議。

たぶん、諦めがつくのですね。『準備は万全だから、大丈夫』って。

とにかく、今日の段階では未だに不安です。

2010年6月15日 (火)

このまま梅雨に入ってしまうのでしょうか?

今朝はからっと晴れていますが、昨日などは梅雨にはいってしまうような空模様。

すこし悲しい感じです。

というのは、最近の楽しみになっているのが、サイクリングなのです。

去年末に自転車を購入して、時間を見つけてはサイクリンをしているからです。

普段は仕事があるので、夜、食事が終わり、子どものお風呂のお手伝いをした後からがサイクリングタイム。

大体、夜9~10時頃出発し、11時半ごろまで夜間サイクリングを行っています。距離は普段は15キロくらい。

休みの日は、すこし早起きして朝からちょっと距離を伸ばしてサイクリングをしています。20~50キロくらいが目安。

でも、梅雨に入ると、ちょっとサイクリンは中止ですね。あくまでも趣味ですから滑って転んだらしゃれになりませんから。

梅雨よ、来るなら早く来て、早く出て行ってくれ!

2010年6月14日 (月)

収納場所が足りない。

開業して8年目に入りました。

開業前には、先輩からいろいろ話を聞いて、それになりに準備してきたつもりですが、やはり足りなくなりました。。。。。。収納場所。

毎日、毎日、確実に増えていくのは、新患さんのカルテです。

もう何回増築したか分からなくなってきました。カルテ棚。

今回も、受付の大堀さん、渡辺さんらと、院内をくまなく探しもとめ、あいているスペースを見つけました。

そこに、ぴったりをあう棚を探し求めたのですが、そんなに都合のよい棚などありません。

そこで、今回も陰山建設の白川さんにお願いすることになりました。

今回の場所がなくなったら、裏の駐車場の1台分の駐車スペースをつぶして、物置小屋を造るしか無くなってきました。

ううううう、息苦しい。

2010年6月13日 (日)

予測不能な顎の動き

何年か前の講習会で聞いた話なのだけど、顎の動きは、予測不可能なのだそうです。

技工物ができあがり、顎の予想出来る動きを想定して、咬合調整を行い、患者さんの口の中に接着します。

定期健診の時に、当時付けた技巧物の状態をチェックするのですが、予想外の部位がすり減っていることを発見することがよくあります。

最近、こんな事がありました。事前に何度もチェックして、荷重や負担が掛からないように調節したのにも関わらず、咬合が高い為に調整して欲しいという要望がありました。

何度もチェックして、口腔内に装着しているのにもかかわらずです。

このようなことは何も私の歯科医院だけの話だけではないようで、一番負担のかかる部位はどこかという研究が行われ始めています。

そうした研究では、一番負担のかかる歯は、上顎の第二小臼歯という説も出てきています。

大臼歯かと思っていたら、そうではないようです。

考えてみれば、第二大臼歯だけ4本とも虫歯の患者さんはとても多いです。

人間の体のサイエンスは、とても奥深く、診療をやればやるほど迷宮に迷っていく感じがする毎日です。

2010年6月12日 (土)

テレビの影響力

何日か前のお昼の情報番組の中で、東京の有名な先生が、最新の歯科の治療法などについて解説しているのを見ました。

あえて、名前は伏せますが、本当にいい加減な発言で腹が立ちました。

新しい技術の話をするのかと思いきや、最新の機材の話。機材が最新ならば最新の治療だと言わんばかり。

要は、どのように自分の臨床に活用できるかということ。

よく、材料屋が『この器具を導入すれば、最新の診療が・・』とか『患者へのアピールになる』とか言うけど、とんでも無い話。

使い方が間違っていたり、技術が伴わなければ何にもならない。

それと、『よい歯医者の見分け方』とかを最後に得意げにしゃべっていたが、これも笑止千万。

解説の先生がおっしゃっていたのは、自費中心の歯科医院の話。実際にそのような対応がしたくても出来ない先生が大勢いらっしゃることを分かっていない。

歯医者について、よい情報を伝えているつもりが、この業界を窮地に追い込んでいることをもっと自覚して欲しい。

テレビは影響力が強く、視聴者は信じてしまうので、間違った情報は流さないで欲しい。

技工士についても、現在の技工士さんの現状をまったく把握していない。番組の最後の方では、視聴者に誤解を与えてしまうようなことを言っていた。技工士の離職率や生活の苦しさを全く理解していない。

『私の技工士の友人はハワイにプール付きの家にすんでいます』などと言っていたが、その場にいるゲストは、すべての技工士がそのような環境にいると勘違いしていた。

責任のある仕事に就いているのだから、責任のある言動をお願いします。

2010年6月11日 (金)

バンボ ベビーソファ

418z3n0ahml__aa300_ バンボベビーソファってご存じですか?

私がこの子供用のイスをしったのは、偶然、患者さんが持参したのがきっかけでした。

その患者さんは、まだ小さいお子さんを治療室に連れてくるときに、この『バンボ ベビーソファ』を抱えて入ってきました。

よちよちと動いてしまうお子さんを、このイスにピタッと合わせて座らせてしまうと、子どもの首が安定し、身動きがとれなくなるのです。しかも、子どもも窮屈ではなさそうで、むしろ楽しそうです。

これは、すごくいい物だと実感。

私の子どもも、ちょうど首が据わったばかりなので、試しにとこのソファを購入してみました。

寝転んでばかりだと、退屈してしまっていた時なのか、ニコニコと笑いながら、おとなしく座っているではありませんか。1944

親として、うれしくなってしまいました。

うちの子どもが使わなくなったら、診療室に常備して、小さいお子さんが動かないように座らせて置こうかしら・・・。

2010年6月10日 (木)

勝ち取った栄光

以前にも書きましたが、院内のインターネット環境一時駄目になりました。その後、レセプト会社ミックの佐々木さんに助けていただいて、なんとかインターネットが繋がるようになりました。

しかし、その後すぐにルーターの調子が悪く、インターネットに繋がらなくなります。

一日に10回も、ルーターのリセットを行わなければならないため、かなりストレスが溜まっていました。

それから、ブログの記事を書いて、保存しようとしたらインターネットに接続できなくなり、何度も書いた記事が駄目になってしまいました。

ほとほと、困ってしまい、思い切って院内全部の回線を交換しようか。。。とまで考えたのですが、一度きちんと整理しなおして調整してみることにしました。

まず、調子の悪いルーターの説明書、CDROM、ルーターのメーカーのサポートのQ&Aをコピーした物を用意。

とかく、インターネットの設定の場合、机の上が散らかりやすいので、事前に整理整頓を行い、気持ちを落ち着けました。

そして、一つ一つ丁寧に、説明書とサポートのQ&Aを読み込みました。どうやら私が購入したルーターは、かなり古い物だということがわかりました。そこで、最新のプログラムをアップデートしてみることにしました。

メインのパソコンの置いてある場所とルーターの場所はかなり離れていて、設定をする時は、ルーターとパソコンを行ったり来たりしなければならなく、ほとほと疲れました。

例えば、パソコン上で、設定ボタンを押したら、40秒以内にルーターのランプを点くのを確認してとか、すぐにリセットボタンを押すとか、とにかく大変でした。

悪戦苦闘の末、パソコン上に、アップデート成功の表示がありました。

その後は、インターネットが突然切れることがなくなりました。

今まではインターネットが普通に繋がることが当たり前と思っていましたが、いざ不安定な状況になると、『普通』が一番ありがたいということが分かります。

勉強になりました。

2010年6月 9日 (水)

名医の裏に名患者あり

何事も相性というのは存在すると考えます。

それは、医者と患者の間にももちろんあると思います。

私は歯医者なので、まずその患者さんの歯にまつわる不快部分を取り除くことを優先的に考えます。

そのための説明を順を追って説明して、同意を得られて次のステップに進んできます。もちろん患者さんも人間ですから、手順通りには行かない場合もあります。それは致し方ないことです。

そのような事態は想定して診療計画は立てていきます。

患者さんはその後、大体2つのタイプに分かれて行きます。

まず、歯医者をその気にさせてどんどん治療効果が上がっていく患者さん。またその逆の患者さん。

歯医者も人間なので、やはり相性が合わない患者さんにはどんどん消極的になっていきます。

それはどういう事かといえば、当初立てた計画通り治療を進める為に患者さんがきちんと約束を守ってくれる場合は、どんどん私も積極的になり、治療がおもしろいほど進みます。つまり薬をきちんと説明通り飲んでいただき、きちんと歯磨きをして、禁煙や健康管理に努めてくれる患者さんのことです。

こちらも前向きな患者さんに出会うと、俄然その患者さんを何とかしなければと思い、がんばり抜く気力が沸いてきます。

それに引き替え、相性が悪い患者さんとは、いいわけをしながら、何度も診療をドタキャンしたり、薬を飲まなかったり、指示通りの行動をしなかった場合です。

指示通り行ってこその治療効果なわけですから、効果が上がらなくて当然です。しかし、こういう患者さんに限って、治療効果が上がらないと文句をいいます。

そうなると、こちらも治療が消極的になってきます。神経や歯を抜かないように努力しても、当然結果が伴いません。そうすると患者さんからのクレームも大きくなります。悪循環です。人間の治癒能力に頼れないので、神経を抜いたり、歯を抜いたり、結果を早く出すしかなくなってしまうのです。

とても残念なことです。

結論から言えば、治りが早い患者さんというのは、医者をその気にさせる名患者なのです。ともに協力して治す努力を怠らない患者さんは、その担当の先生を名医にすることが出来ます。

でも、一番大事なのは、患者さんをその気にさせる先生の責任でもあるのですけどね。

2010年6月 8日 (火)

よく診るということ

昨日、院内研修を行ったというブログを書きました。

その中で、衛生士さんに拡大鏡を付けて縫合実習を行ったということを書きました。

私が拡大鏡を初めて使ったのはもう10年も前のことです。

最初は、見慣れぬ環境に戸惑い、視野が固定されている為に、車酔いのような症状になり、よく頭が痛くなったものです。

そのとき、講座の先輩達は、拡大鏡の練習で、拡大鏡をしたまま文字を書いたり、技工作業をしたりして必死に練習していました。

そんななか、私が行っていた練習が、今回の縫合だったのです。縫合は裸眼でみても難しい作業です。拡大鏡をつけるとなお一層難しくなります。しかし、縫合はもともと楽しい作業なのです。

衛生士さんも、助手さんも、最初は拡大鏡に苦戦していましたが、そのうち、うまくいかない縫合の方に集中するようになり、すっかり拡大鏡は慣れていました。

あの日以来、拡大鏡を用いて、歯の掃除を行うようになっています。空気を歯肉と歯の間に吹き付けて、中の歯石を確認するようにしてお掃除をすると、かなり効果的なのですが、裸眼ではそれが難しいのです。

今後は、衛生士皆拡大鏡を付けてお掃除を行いますので、より歯周病の効果が上がるだろうと期待しています。

2010年6月 7日 (月)

院内研修会

先週の土曜日、午後休診にして院内研修会を開きました。

この研修会の目的はあくまでも『スキルの向上』にあります。理屈よりもまず手を動かそうということです。

その日の項目は、ホワイトニングのスキル向上、衛生士さんの拡大鏡を使用した縫合実習、スプリント(マウスピース)の作成実習、ノーベルガイドシミュレーションを用いて、患者さんの骨の状況を理解する、ALL-ON-4用ガイデットサージェリーのインプラントマウントの取り付けの練習など、5項目を人数を振り分けて行いました。1943

スプリントの作成実習には、技工所『Do WELLデンタルラボラトリー』の鈴木さんにご協力をいただきました。この鈴木さんは、年はまだ若いのですすが、私の顎関節症のよき相談相手で、よくご指導いただきました。本当にありがたいです。

その日は、事前に予約していたお弁当を院内にてみんなで食べ、休憩時間をほとんど取らずに1時から開始しました。

皆、和気藹々と楽しそうに実習をこなしてくれました。私もあちこち見て回り、いつもの診療よりも疲れました(苦笑)

2010年6月 5日 (土)

フレンチシェフ たにかわ

木曜日は休診をいただいております。

もともと木曜日は、私の師匠の一人吉田先生のインプラントオペの手伝いの為に木曜日を休診にしていたのですが、それが無くなった今でも何となく休みにしているのです。

しかし、平日休診はとてもありがたい。まず、中休みが出来るので忙しくなる週末のためのリフレッシュが出来る。買い物や娯楽などに出かける際に空いているという具合。

今週の木曜もリフレッシュをかねて、奥さんと二人で駅前の『フレンチシェフたにかわ』へランチに出かけました。1936 1937

この『フレンチシェフたにかわ』を訪れるのは、もう4回目くらいです。奥さんと、たまに母も連れて、よく子どもが生まれる前に食べにきてました。

このお店はとても小さいのですが、まったく狭さを感じません。それは、生体空間学をよく考えられて作られているお店だからだと思っています。隣の席までの距離が75センチ以上離れているので、まったく窮屈感がなく、むしろ隠れ家的なうれしさがあります。

フレンチのうれしいところは、見た目の楽しさと、ゆっくりと時間をかけて何皿にも分けて出されるので、家族との会話が弾むということです。いつも、私が一方的にしゃべっているだけですが。

で、肝心の料理の方ですが、メインが肉と魚があります。そのどちらか一方を選ぶAコース。どちらもいただくのがBコース。 1942 1941 1940 1939

奥さんは魚を選択してAコース。私は1938肉も魚も食べたかったのでBコース。個人的には肉も魚も食べられて大満足。前菜から、デザートまだとても満足な1時間でした。

料理に舌鼓をうち、腹も心も満たされたよい時間でした。

2010年6月 4日 (金)

うらやましい環境の友人達

東京の研修会に参加すると、そのたびに多くの友人や仲間が出来ます。

個人的にもとても親しくなる先生方もいらっしゃいます。

そんな先生達が、個人的に書いているブログを毎日楽しく読んでいます。

とてもまじめな先生たちばかりなので、歯科についての持論がおもしろく、かつ、まじめに書かれていてとても刺激になります。

そんな先生方をとても羨ましく感じる時があります。

東京だと、診療終了後に多くのスタディグループが開催されていて、月に何度も有名な講師を招いて研修を行っているようです。

月に1回程度は、診療後のスタディグループに私も参加していますが、東京とは距離がありますので、午後の診察は休みにしないといけません。

こういった環境はとても羨ましいです。仕事をして、そのまま研修に参加するというのはとても有意義ですよね。

でも、福島の地域性がとても気に入っているので、もう関東に住居を構えるつもりは全くないのです。やはり、そうした情報以外の面ではすべてが気に入っているのです。

仕事に余裕が出来たら、多くのスタディグループに参加したいですね。東京の友人のように。

2010年6月 3日 (木)

どこを見てるの?

今日は、完全な独り言です。

独り言なので、一切の責任は負えません(笑)

開業してすでに7年が経過したのですが、いろいろな人と巡り会い、携わってきました。

携わってきた人となりを観察してきたのですが、うまく事が運ぶ人とそうでない人は、常日頃の言動にも影響があるのかもしれないと思っています。

あくまでも独り言で私見ですが。

たまたま、ある映画について2人の知人と話す機会があった。

一人は、その映画をこう評していた。

『とてもユニークで、とらえ方が大胆。とてもびっくりしたし、ある意味良い映画だとおもう。まあ、とらえ方は人それぞれだと思うけど。』

もう一人は、

『全然、おもしろくなかった。なんだか損した気分。行くんじゃなかった』

最初に感想を書いた友人は、とても仕事で成功している。

二人目の仕事は、実はあまりぱっとしない。

最初の友人は、常に良いところを探す癖があり、前向きなのだけど、二人目は、常に悪口や陰口をいうので、一緒にいて疲れるし、自分も陰で悪口をいわれているのかと疑って掛かるので、あまり深いつきあいには発展できない。

駄目なところしかないものを、無理に表現することはないけど、その場合は黙っていれば良いと私なんかは思ってしまう。完璧な人間や物は存在しないのだから、せめて良い部分を探して生きていきたいなぁ。

生きるのが楽になるし。

あくまで、独り言で私見ですが。

2010年6月 2日 (水)

エアサロンパス使いすぎ。

ここのところ、かなり忙しく、体中がぎしぎしと軋んでいるのが分かります。

ひどいときは肩が完全に固まってしまって、タービンをもつ手が震えるほど。

そんなときに重宝しているのが、エアサロンパス。

サロンパスも良いのだけれども、首の後ろからサロンパスの白いシートが見えるのがちょっと嫌で、エアーサロンパスの方を利用しているのです。

昔、従業員から、『先生が来るとすぐ分かる。エアサロンパスの臭いがするから』とからかわれたことがあるくらいですから。

患者さんの口に顔をかがめて治療していると、上から衛生士さんや助手さんがのぞき込むようにしてきます。

『あ~衛生士さんに見られているな』と感じます。

そのとき、頭の髪も気になるけど、サロンパスが見えているのも気になる。どっちが嫌かといったらサロンパスの方が個人的には嫌。本当はサロンパスの臭いも嫌なのだけれども、まだ臭いのほうがまだましという気がして・・・・。

ところで、先日とある発見をしました。

そろそろ、寝ようかという時間帯。

肩が完全に固まってしまって、寝違えたような感覚。寝る前にもかかわらず、いつものようにエアーサロンパスを肩や背中に強力噴霧。

背中全体に『ヒヤッ』っとした感覚が広がりました。

そのまま、ベッドに入りました。その日はかなりの熱帯夜。子どもが横に寝ているので、今年はクーラーが使えないな~と思っていたのですが、背中が冷えているので、エアコンをしているのと同じ感覚。すぐに寝入ってしまいました。

これはエアコンを入れているのと同じじゃないか。と感激。

ちょっと病みつきになりそうです。エアコン代も掛からないし、朝には肩がすっきりとしているので言うことなしです(笑)

2010年6月 1日 (火)

今後の事をまじめに語らう。

私は、開業してからいろいろな理容店、美容室に通いました。

理髪関係の患者さんが多いので、順番にお店に回っているのです。場所がうまく分からなかった場合には、いけませんでしたが。

日曜日に、目の前の『パンダ・バーバーズ』へ伺いました。目の前にあるのでとても便利なのです。

でもいつもお客さんで混み合っていて、なかなか利用できません。

朝、自宅の窓から、パンダバーバーズが開店するのを見ていました。

開店するやいなや一目さんに駆けていき、一番乗りを果たしました。

『今日は一番ですか?』と聞いたすぐ後に次のお客さんが来店していました。

どんだけ繁盛してんだろう?

いつも、店長さんにカットしてもらっているのだけれど、今回はかなり疲れているのでヘッドスパも一緒にお願いしました。

かなり気持ちが良くて、うとうとしてしまいましたが、そこで今後の事業展開についてのお話をしました。

開業場所がとても近いので、お客さんの流れも似ているのです。今年、ついに内環状線が繋がるという話を聞いたので、そのときのお客さん《患者さん》の流れについて話をしました。

気持ちよくて、眠くなるのをこらえながらまじめな話をしてしまいました(苦笑)。