郡山歯科医師会 令和6年度 定時総会
6日に郡山歯科医師会の定時総会が開催されました。
開催される前に「薬剤関連顎骨壊死の病態と管理のポジションペーパー」の説明と「NPO法人 東京発アジアの子どもたちに微笑の輪を広げる無償医療ネットワーク」の入会案内と活動報告が行われました。
まず病態顎骨壊死に関してなのですが、先日までARONJI(骨吸収抑制関連顎骨壊死)だったものが現在ではMRONJI(薬剤関連顎骨壊死)と名称が変わり、病態の深刻度が一層上がっていることに驚きました。
以前なら、特定の薬剤を使用している患者さんに外科的処置を行うと顎骨壊死の状態にある懸念があるため、薬剤の使用を控える対応を取ったり、専門医への紹介等で対応していたのですが、現在の位置づけが「普段使用している薬剤から顎骨壊死に陥る可能性があることと、処置を行う場合は、顎骨壊死を引き起こす可能性のある薬の停止を無下には中止してはならない」というポジションペーパーが発表されました。
今後は我々歯科医師ももっと薬剤の事や顎骨壊死の事を深く理解研鑽しないと行けない状態になったのです。
次に「NPO法人 東京発アジアの子どもたちに微笑の輪を広げる無償医療ネットワーク」なのですが、これはベトナムの小児の口腔顔面裂患者を無料で治療しましょうというNPO法人なのです。
発起人が内山健志先生で、東京歯科大学在学中にお世話になった先生なのです。いつもパワフルな先生でしたが、ベトナムの医療関係者に懇願され退職後も引き続き医療ボランティアを行っているとの事なのです。本当に頭が下がります。
さて、郡山歯科医師会の令和6年度定時総会が開催されました。
総会自体はつつがなく進行していたのですが、個人的にどうしても引っかかる事がありました。
わざわざ問題に首をつっこなまくても良いのですが。。。。。
総会中、厳粛に会が進行しているさなか、大声で喋ったり、電話したりするご年配の先生がいたのです。どうも本人は気がついていないのか、格好いいと思っているのか。
その後もその先生は会について色々と申しつけを行っていましたが、まずは自分の行動から直した方が良いと思います。襟を正しなさいよ、もう良い年なのだから。
東京に住んでいたときに、電車の中で地べたに座り込んだり、大声で喋る高校生を見ましたが、あれと一緒ですよ。恥ずかしい。
読む人が見ればわかると思うのですが。
年を取れば取るほど、自分の行動を律した方が良いですね。なにせ人生の手本の年齢なのですから。
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