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しろくま先生のブログ
しろくま歯科医院より歯にまつわる楽しいお話や、
毎日のケアについてのアドバイスを載せていきます。
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当院では、心停止の救命措置に必要なAED(自動体外式除細動器)を設置しております。

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2018年10月26日 (金)

首、膝・・・。

どんな事でもそうなのですが、「1万時間の法則」というものがあります。
どんなに難しい事でも、不器用で出来なくても、とにかく1万時間その事について繰り返し行っていればどんな人でも上達するって事みたいです。
楽器(ピアノ)、職人さんの修行等々。
だから、毎日、毎日同じ事を繰り返し、意識をもって繰り返せばどんな人でも上手くなれるのです。
私の歯科治療も同じ。
明らかに医者に成り立ての時や開業時の自分の歯科治療の腕前は上手くなっているし、時間も早いです。
これは自信をもって断言出来ます。
私は基本的に血なまぐさいのか、外科手術が大好きなのです。
(細かいのも好きなので、最近は矯正も大好き)
だから、今まで難しいと言われてきた外科術式にも挑戦し、自分の物にしてきました。
(代診の先生が30分やって抜けなかった歯を10秒で抜いた事もありましたっけ)
術式が上手くなったのは、実は診断が上手くなっているのが原因です。
診断が上達しているので、余計な事をしなくなったのです(自慢ではなく、事実として)。
ただ、最近新たな問題が出てきました。
例えば親知らずの抜歯なのですが、下顎の横を向いた状態で埋まっている歯はどは、口腔内で、しっかりと切開、骨除去を丁寧に行えば歯がクッキリと見えてくるので、CTで神経の場所を確認しつつ丁寧に手術すればいとも簡単に抜歯できます。
これは私が上手いからではなく、1万時間の法則のたまものです(最初の方の患者さんには申し訳ないですが、そりゃ15年以上前の抜歯は時間はかかるは、口の中は血の海だわって。。。。)。
親知らずは下顎だけではありません。
上顎にもあります。
上顎は比較的簡単で、「サクっ」と抜ける場合も多いのですが、親知らずが深い位置にある場合は、下顎の親知らず抜歯よりも難しいです。
とにかく見えないから(苦笑)。
で、難し上顎の親知らずの場合は、とにかくCT画像をじっと見つめて、親知らずと上顎洞、第二大臼歯との位置関係、唇側よりや口蓋よりかを見極めて切開と骨除去をすすめていくのですが、ずっと前屈みの中腰で、左足をずっと踏ん張りながらの作業。
最初に、「首」が悲鳴を上げてきます。
次に「膝」。
10年前は体の悲鳴は聞こえなかったけど、治療がいまいち。
今は治療は自信あるけど、体が悲鳴。
ほんと上手くいかないわ、世の中。

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2018年9月21日 (金)

つくづく相性が悪い(泣)。

うちで一番新しいユニット(診療台)がまた突然壊れました。
もう、年に何回壊れるんだって位、壊れます。
本当にこのユニットとは相性が悪い。
このユニットのメーカーが悪い訳ではないとは思うのですが、流石に、10年以上使っていて殆ど壊れない他のメーカーのユニットと比べると不確定要素が多すぎて涙が出ます。
まだ4年くらいなのですが、こんなものなのかな〜〜。
ちょっと残念です。

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2018年9月 8日 (土)

認識の違いにちょっとショックを受けました。

先日の木曜日の午後にとある入れ歯を専門とする会社の方が見えました。
私の大学の後輩の先生からの紹介みたいです(T先生ありがとうございます)。
なんでも、入れ歯の上手い先生をグループに入会してもらい、自費の入れ歯を斡旋しますって内容でした。
私は「入れ歯の上手い先生」ってだけで舞い上がってしまい(苦笑)、かなり乗り気で話しを伺ったのですが、残念ながら当院で受け入れられない条件だったので、今の所,断念せざろう得ない状況でした。
やはり、入会金と年会費(私にとっては高額でした)、それと指定の技工所(自前の技工所はNG)を使い、売り上げの何%かをそのグループに紹介料として支払わなければならないというかなりキツい内容。
しかし、この条件を受け入れている先生が全国に20人もいることに驚きを覚えました。
詳しくは書けないのが歯がゆいのですが、これは、入れ歯1本で生活している入れ歯の巧(たくみ)のようなハイグレードな歯科医師の先生なのではないかなと思います。
こんなこと書いて患者さんが気を悪くしなければ良いのですが、入れ歯は、経営的には全く儲かりません(すいません、医者がお金の事をいうなんて・・・)。特に私のような保険の入れ歯に命をかけるタイプは(苦笑)。
本当に、入れ歯の治療は半分以上ボランティアって感じが強いです(昔の保険システムなら良かったのですが)。そのような雀の涙ほどの入金のなかから、材料費や光熱費、従業員の給料は捻出しているのに、この入れ歯専門グループの条件は流石にキツいです(そのシステムを使わなければ紹介料は要らないとのこと)。
でも、自費の入れ歯の治療費を見て納得でした。
当院で行っている粘膜部が軟らかいコンフォートと言われる入れ歯が、当院が10万弱なのですが、そのグループは30〜50万弱とほぼ3〜5倍。
それでは、関東圏と東北では格差がありすぎます・・・・・・。

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2018年9月 3日 (月)

歯科恐怖症3

昨日は、とにかく麻酔が嫌いってタイプの歯科恐怖症の話しを最後にしたのですが、まだまだ歯科恐怖症のパターンは存在します。
次は、麻酔が嫌いなのでは無くて、純粋に痛みが怖いっていうパターン。
このパターンの患者さんはとにかく真面目。予約時間厳守。歯科医師としては一番好きなタイプ(笑)。
そのため、どんな治療にも麻酔を要求します。
神経が無くて、痛みを感じない場合でも麻酔を要求します(笑)。
でも、まっっっっっっっっっったく嫌な感じがしません、なんでだろう。
むしろ、一生懸命さが伝わってきて好ましい感じすらします。
次の歯科恐怖症は『音』。
タービンやエンジンの「キ〜〜〜〜〜ン」(当院は5倍速というエンジンを使用しているので、この音はしません)という音が苦手な人。
最初は本当にどうしたら良いか分からなかったです。やはり歯科診療は機械を使わないと行けないので音は消せないのです。
そんな時に考えたアイディアは、耳栓です。
耳栓を販売する事にしたのです。しかもその耳栓を「マイボトル」ならぬ「マイ耳栓」として治療終了までお預かりするというアイディア。
最近はそんなに音の恐怖症の方は来院してこないですが、耳栓はいつも置いてあります(多分、明日チェックしてみよ)。

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2018年9月 2日 (日)

歯科恐怖症2

歯科恐怖症はタイプ別に分ける事が出来ます。
まず、古典的なパターンとして、とにかく歯医者が大嫌い。
年に1人くらい、面と向かった「私歯医者が大嫌いなんです」っていう患者さんがいます。
もちろん、歯科治療が嫌いで、私達歯科医師の事が嫌いではないって事は理解出来るのですが、いきなり言われると、最初は脳が反応出来なくて『ムスッ』っとしてしまいます。
患者さんも私の機敏な顔つきに反応するのか、「あ、先生の事では無いですよ、歯科の治療が・・・・」ってほぼ100%言ってきます(笑)。
話しがそれましたが、とにかく自分では見えない口の中に機械を入れられて削られるという行為を想像するだけで、足がすくんでしまうタイプ。
その次に多いのが麻酔が嫌いな歯科恐怖症。
尖端恐怖症ではないと思うのですが、とにかく麻酔が大嫌い。このタイプは老若男女全ての年代に多いです。しかし、一度麻酔の恐怖を克服してしまうと、今までの歯科恐怖症で出来なかった治療を取り戻すかの様に積極的に治療を受け始めます。
今から10年くらい前(もう時効だから話しちゃおう)の患者さんの事です。
とある会社のお偉いさん。もう、注射が大嫌い。
しかし、どうしても歯を抜かなければならない状態。ただ、会社で忙しいとか、人前に出なくてはならない、来月になったら、来年になったら、と延々と長引かせていたのです(それでもキチンと来院してくるから偉い。流石人の上に立つ人)。
その時も会社の都合が付かないからって断りの為に来院。
で、つい私が言ってしまったのです。
「会社の都合が付かないのではないでしょ。○○さんの覚悟が出来ていないんでしょ」って。
(ほんとは、こんなこと患者さんに向かって言ってはいけないです。でも馬鹿な私はたまに言ってしまうのです。すいません)
で、その時、彼のプライドに傷がついたのでしょうね。
「先生、今日抜いて下さい。」とキッパリ言い切りました。
その時に患者さんは開き直ったのでしょうね。それ以来、歯科恐怖症はキッパリ無くなりました。
ちょっと患者さんには傷つかせてしまったと反省しているのですが、今では真面目に通院してくれています。
歯科恐怖症の話し明日に続く。

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2018年9月 1日 (土)

歯科恐怖症1

子供の頃に歯科で恐怖体験をしてしまうと、本当に悲惨なのです。
私もその一人。
子供の頃、虫歯が痛くて父に治療を頼みました。
その時はちゃんと麻酔をしてくれたと記憶しているのですが、抜髄という神経を抜く処置をする時に体中に電流が走るような痛みが一瞬走りました(泣)。
それ以来、治療台の上に座るのが怖くて怖くて仕方がありませんでした。
歯科恐怖症になってしまって一番の不幸は、心の葛藤があります。
「今、現実の歯の痛みと歯科の治療の恐怖を天秤に掛けてしまう」のです。
勿論、今現在の歯の痛みも耐えがたいのですが、歯科の恐怖も身震いする程の恐怖がある。そうこうしている内に歯の神経が完全に死んでしまって(壊死)、痛みが引いていくと、大きな穴の開いた歯の事は頭の片隅からも消えてしまう。
そうこうしていくうちに、大きな穴の開いている神経の死んだ歯は脆いので、歯冠(歯肉より上の部位、いわゆる歯の部分)が崩壊し、歯並びが崩れ、健康な歯に負担が掛かり、その歯も虫歯になり・・・・とう悪循環に陥ってしまいます。
今私は、歯科医師で生計を立てているから,嫌と言うほど虫歯の危険性については分かっています。
しかし、学生の頃は分かっていませんでした(後悔)。
だから、私の口腔内は悲惨です。
歯科医師のくせに、前歯はインプラントです(逆転の発想で、患者さんにはインプラントは良い物ってアピールするのに使っていますけども)。
私は歯科医師なので、歯科恐怖症よりも歯をちゃんとした方が良いって強制的に分かっちゃったから、今は恐怖症ではないけど、私のような機会がなく、恐怖症を克服出来ない方はほんと、何とかしたいな。
明日へ続く。

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2018年8月14日 (火)

こんな器具使ってみたいな。

どんな職業の方でも、仕事をするには道具が必要ですよね。
職業によっては、ボールペンだったり、包丁だったり、時にはトンカチ(ハンマーか、今は)、ドライバー、ラジオペンチだったり。
歯科医も一応、技術職なので道具は大変重要です。
医療系の道具の一つの条件として、高熱に耐えられる仕様になっているという事でしょうか。
つまり、滅菌出来ないといけません。患者さんに触れるものなので。
だから、大変に、大変に耐久性が高くないと直ぐに駄目になってしまいます。
そのため、器具(道具)一つ一つに沢山のテクノロジーが詰まった大変高価なものになっています。
観血処置をする道具というのは、私の経験上大変丈夫です。
観血処置っていうのは出血を伴う処置です。抜歯とか神経を抜いたりとか、腫瘍を取り除いたりとか、インプラントを埋入したりとか。
壊した経験は数少ないです。数少ない経験からいえば、ディセクターを手術中に折ってしまった事が2回。残根鉗子のネジが処置中に外れてしまった事が1回。
ディセクターっていうのは、手術する際に歯肉に切開する箇所のマーキングをするものなのですが、私はこのディセクターを多用します。先端がとても細くて、マーキング以外にも難抜歯や異物の除去、歯肉の圧排など、それはそれは使い勝手が宜しい(笑)。
前出の残根鉗子のネジが外れてしまったのも、壊れたのではなく、単なる寿命だとおもいます。
要するに、歯科の道具はガシガシと使っても、耐久性が高くあまり壊れないものが多いです。
ただ、矯正器具の道具のピンカッターだけは別。
やはり、ワイヤーの切断を行う作業が多い矯正は別です。
歯肉を傷つけずに目的の場所のワイヤーや結紮線を切断するには良く切れる刃先の尖ったカッターが必要なのです(単に、私の使い方が悪いからかもしれないけど)。
このピンカッターの寿命が非常に短い。直ぐに切れなくなる。
他の外科系の道具が10年単位だとすると、これは年単位、下手すると月単位で駄目になっちゃう。
矯正をよく治療に取り入れる友人もピンカッターは良く買い換えていると聞くので、あながち私だけの事ではないと思うのです。
切れるピンカッターだと、明らかに処置速度が速く、患者さんの苦痛が少ない。
で、そんな事を考えていると材料業者さんが1枚にチラシを持ってきました。
「専門職人による手仕事・・・完全ハンドメイドで鋭角部を極力加工し術者の手を傷つけないなめらかな仕上げ」のピンカッター。
うわ〜〜、こういう職人の手仕事で作った道具って使ってみたい。。。
ピンカッターは消耗品なので、あまり大金を投入出来ないですね。
約1,5倍くらい高いです。
でも、こういうこだわった道具を使う様になれたら、素敵だろうな。

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2018年8月 8日 (水)

久々のキャディアックス・トレーニング。

先日、仕事終わりに衛生士さん達とキャディアックスのトレーニングを行いました。
定期的に練習を行わないと、腕が鈍るというか、感覚が掴めない(苦笑)。
やはり、私の住んでいる場所は福島なので、関東ほどこのキャディアックスを希望している患者さんは少ないのですが、それでも日々の練習は欠かせないのです。
機械も定期的に動かして行かないと壊れそうだし。
仕事が終わってからの練習なので、疲れているはずなのに、とても楽しかったです。
このキャディアックスという機材は、顎の動きをコンピュータでトレースしてグラフ化する物なのですが、最近、す〜〜っと理解出来るようになって来ました。
もう立派な中年なので、ここまで来るのには時間が掛かりましたが、持続して行うととても楽しい(笑)。
昔は、難しくてとても楽しむ余裕なんて無かったのに。
また近いうちにやろう。とても楽しいので(笑)。

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2018年5月18日 (金)

フェザータッチ。

何年か前に福島の歯科医師会にてとある講習会が開かれました。
その講習会には歯科医師の他に歯科技工士さんも多く参加されていました。
マウスピースを作製する講習会だったのと思うのですが、私は歯科医師の先生方とは別の歯科技工士さんと一緒のペアになりました。
マウスピースの素材はとても軟らかくて、熱を加えると変形するという特性があります。
そのため、非常にエンジンによるカットが難しいのです。
そんな難しく、扱いが困難な素材を技工士さんはいとも簡単に扱っていました。
職業柄当たり前だと思ってしまうとそれで終わってしまうのですが、是非、そのテクニックを手に入れたいとその時切に思いました。
そこで、熱心に技工士さんに質問を繰り返し行いました。
技工士さんも懇切丁寧に教えてくれて、その日のマウスピースの講習よりももっと大事なテクニックをその日手に入れる事が出来ました。
それはフェザータッチというテクニックです。
実はこのフェザータッチは歯科大学で習うテクニックなのですが、日々の臨床で忘れてしまっていました。つまりフェザー(羽)のようにフワリと当てるテクニックです。
物をカットしたり、切断したり、削ったりする時、削る対称が硬かったり、切りずらかったりすると心情的にドリルを強く対象物(歯や被せ物)に押しつけてしまっていたのですが、切りずらい対称ほど力を抜いて切削作業を行うとストレスなくカット出来ます。
ドリルの刃こぼれも少なく、効率的です。
削る歯にも熱が籠もらずとても良いです。
このテクニックはどんな物にも使えます(笑)。
趣味のプラモデルや家具の組み立ての時に、上手くはまらない時に力ずくでやらずに、力を抜いてゆっくり慎重に行うと「スポッ」ってはまります(笑)。
何事も肩に力が入りすぎると上手くいかないのかもしれないですね。
では、今日はこの辺で。

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2018年5月 8日 (火)

メカニカルな顎の動きが私の治療の軸

医科の分類は沢山標榜されています。
外科、整形外科、内科、呼吸器内科、耳鼻科、眼科・・・等々。
しかし歯科の標榜といえば、一般歯科、小児歯科、歯科口腔外科ぐらいです。と言うことは一般歯科という分類の中に多くの治療の科が含まれていると考えられます。
一般的にいう歯科とは、保存療法(歯周病、歯内療法、単独の被せもの)、補綴療法(入れ歯、ブリッジ)の二つです。
私は元々補綴療法から歯科の臨床をスタートしています。
祖父も父も地元では入れ歯の名人って言われていた(らしい。。本当かな??)みたいだし、姉も大学は違うけど補綴で入れ歯を学びました。
私も小さい頃から自宅の技工室で父と祖父が造る入れ歯をみながら育ったので、補綴科に行くことには何の疑問も覚えなかったです。
しかし、大学で父が入っていた講座に入局したのですが、そこは「現代インプラント」を日本で初めて始めた小宮山彌太郎先生が教授としていたので、自然とインプラントも勉強する事になりました。
入れ歯の型を採る技術やインプラント基本的な技術を学んで開業したわけです。
しかし、開業と言うことは、自分の治療した診療に全て責任を負うと言うことを意味します。
大学に居た頃は、大学の教授や病院長が責任を負ってくれていたのです。
開業して最初に一番苦労したのは造った補綴物の(入れ歯、被せもの、インプラント)の不具合が発生した時です。不具合の原因が分からないのです(今だから言うけど・・・笑)。
そこで、出会った治療法が「顎関節を中心とした治療」です。
顎の動きは、窓の動きに似ています。会話だけなら窓の開け閉めの動き、食事の時の動きはスライドドアの様に顎が前後に動きつつ開いてくるのです。
だから、顎の動きに合わない形態の人工の歯を入れたとしても、窓枠よりも大きな窓や小さな窓ははまらなかったり、ガクガクとズレたりしてしまいます。
顎の動きは非常にメカニカルで、歯科医師としても取っつきにくいです(苦笑)。
未だに顎の動きを正確に分かっている先生もいるくらいです(こんなこと書いてすいません)。
私も最初、顎の動きを理解するのにとてつもない時間がかかりました。
しかし、理解してしまうと、途端に治療の幅が広がりました。
もう顎の動きを考えない治療なんて考えられないのです。
顎の動きが悪くて上下の歯がバンバン、ガンガンいつもぶつかって、衝突して、ヒビが入り、ヒビからプラーク等のバクテリアが入り込み、虫歯になったり、上下の噛み合わせが悪く、歯周のなかの歯根膜が捻挫の様な状態になってしまい、歯槽骨という歯を支えている骨が減少したり。
私は周りの先生が「顎」を中心に臨床を考える先生が多くいてとてもラッキーでした。
これからも、あのメカニカルで難しい顎の動きを中心に考えて治療を計画を立案して行きたいです。

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2018年3月25日 (日)

手許が見えない。。。。

この研修会の事は後ほど書こうかと思っているのですが、先日レーザーの研修会に参加してきたのです。
そのレーザー研修会の実習の時なのですが、レーザーの先には半透明のチップというものを付けてそのチップの先からレーザー光を出して歯肉や歯質等に治癒効果を挙げていくものなのです。
その実習の時は、豚の顎骨を使用して実際の歯肉を切開していく実習を行いました。
レーザーのチップは先ほども書いたのですが、半透明なのです。使用する豚の顎骨は白色の歯肉なので、
白い部位に白いチップを先端ぎりぎりを当てていくという実習を行ったのですが、そのぎりぎりの接触が全く見えませんでした。。。。(涙)
インストラクターの先生からは、「もう少しチップを歯肉に当ててください」って注意されたり、「ちょっと当たりが強すぎます」と言われたり。
実は、全く見えていないんです、術野が(苦笑)。
もう、完全に眼鏡の度数が今の目と合ってないのが分かります。
日々目が悪くなっていくな〜〜。
拡大鏡と言う部位が拡大して見える装置を付けて診療すれば問題ないのですが、全ての治療に装着する分けでは無いのです。
例えば、抜糸や消毒の時なんかは拡大鏡は付けません。
しかし、抜糸の時なんかピンセットで上手く糸が掴めないときが最近あるのです。
たかだか糸を抜く作業なのに拡大鏡を付けないといけないなんて・・・。
それで、今日は思い切って行き着けの眼鏡屋さんに行きました(泣)。
目の検査をして貰ったら左の目の視力が2段階以前よりも落ちているそうです。
矯正された度数のレンズを注文して来ました。
レンズを交換する日数が短くなっているのが気になる中年の夕暮れでした(合唱)。

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2018年3月23日 (金)

この時期に考えなければいけない事。

3月も後半戦に入ってきました。
この時期に歯科医院が考えなければ行けない事として、5月の大型連休の事です。
というのも、どうしても節目節目までに治療を終えたい患者さんの心理があるからです。
GWの旅行では美味しい食事がしたい、久しぶりに会う孫に笑顔で逢いたい等々患者さんの心理は様々です。
ただ、歯科で治療を終了するというのは、補綴物(被せもの、インプラント、入れ歯)を患者さんの口の中に装着するという事が多いです。
なので、いつ患者さんの被せる歯の型を採るか、いつ入れ歯の方を採るかが非常に重要になります。
常に逆算して計算し、この日付までに型を採らなければ大型連休前には間に合わないと言うことを医院側が把握していないといけません。
という事は、各医療機関は非常に忙しい時期に突入してくると言うことです(苦笑)。
体調を整えないといけませんな(笑)

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2018年2月25日 (日)

カルバペネム耐性腸内細菌科細菌(CRE)

私達の目と鼻の先にある総合南東北病院にてカルバペネム耐性腸内細菌科細菌(CRE)の院内感染が昨年12月末から本年1月にかけて入院患者さん5人に発生いたしました。
南東北病院では現在、発生経路などを鋭意調査しているという事なので、調査結果を待ちたい所です。
なお、2月の現在新たな感染症および新たな保菌者の発症は起きていないと言うことです。
大変心配な事態ではありますが、南東北病院は郡山では大変信頼の置ける(この発症にて亡くなられた患者さんには、お気の毒でした。ご冥福をお祈りいたします。)病院の一つです。早めの解決を強く望んでいます。

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2018年2月 5日 (月)

やはり皆そうなんだ。

先日歯科医師会の新年学会があったときです。
私は学術委員会ですので、来賓の先生および技工士さんへ資料の配付を行っていたのですが、私と年齢の近い先生方はみな資料を見る際に、目を細めるか、眼鏡を外して資料を見ている。
その時、仲の良い先生が近寄ってきて、「いや〜最近全く老眼が酷くて、全ての治療で拡大鏡を使用しないと見えなくなってしまったんだよ。昔は根の治療など細かい治療だけだったのだけど・・・」との事。
私も全く同じです。
もう全ての診療に拡大鏡もしくは、ライトの付いた拡大鏡、マイクロ(歯科様顕微鏡)を使用しないと全く診療出来なくなってしまいました。
しかし、皮肉な事に、良く見ようとする努力が実を結んでか、歯科治療の精度は上がっているのが良いところ。
つねに緊張感をもつ治療に変化して来ているので、それは良いところかもしれないです。
しかし、老眼で読書が辛くなってしまったのは嫌だな(苦笑)。

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2018年1月27日 (土)

基本に忠実に。

昨年末にとある機械が故障してしまったのです(泣)。
修理するにも年末だったし、かなり派手に壊れてしまったから直ぐの修理は難しいとの営業さんの答え。
仕方が無いので、その機械を使った治療は機械無しで、昔からの基本的な治療方針に戻しました。
やはり、治療器具が無いと治療のスピードはかなり遅くなりました。
指先も疲れるし。
しかし、しっかりと治療しているという実感が得られて、とっても楽しい。これからは自分自身でもっと自覚をもって機械に頼らずに仕事をしなければって思うようになりました。
あまりにも機械に頼りすぎていたんですね(反省)。
反省、反省。

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2018年1月15日 (月)

スプリント作製

先日こんな記事を書きました。
そうなのです。歯が痛いのです。
それも、噛んだときだけ(苦笑)。
何もしなくても歯がズキズキと痛み出す場合は、歯自体が痛みを発しているシグナルなのですが(たぶん)、噛んだときだけ痛みが出るのは歯に原因があるのではなく、歯周組織に問題がある可能性が高いと個人的には思っています。
歯周組織というのは、歯の周りって意味で、軟組織と硬組織に分けられます。
軟組織には歯肉、歯根膜(歯を支えるバネ、かみ応えのセンサーみたいなもの)。硬組織にはセメント質、歯槽骨の合計4つです。そのため、私の場合の歯痛は噛んだときだけなので、歯肉か歯根膜かセメント質か歯槽骨のどれかが原因と考えられます。
私は自分の子供の歯は磨きませんが(奧さん担当。ほんとごめんなさい)、自分の歯や歯肉は徹底的に磨きます(奧さんは歯磨きの時間が短すぎって非難されますが・・・汗)。そのため歯肉では無い(断言)。
歯槽骨(歯を支えている骨)は、去年の秋に私の全顎的X線写真を従業員に撮影して貰って確認済み。セメント質の異常は、歯と歯肉の境目付近に腫瘍の様な腫れが出現しますが、それが出現する前には必ず歯根膜の破壊が出てからなので、多少の歯の動揺が出るはずです。
歯根膜の破壊が起きると噛むと痛みが出たり、一時的に知覚過敏が激しく出たりします。
私の場合は体調不良のために肉体的な脳内ストレスが掛かっていたので、それを解消するために睡眠中に歯ぎしりが強く起こってしまったと考えるのが一般的です。
そのため、重い腰を上げてスプリント(一般的にマウスピースと呼んでいるものです)を作製することにしました。
マウスピースはボクシングの時も使用する様に、歯に強い衝撃が加わっても歯に為害性が少しでも少なくなるようにするためのものです。
歯科様マウスピース(スプリント)も、歯ぎしりという歯にかかる為害性を取り除くものです。
歯ぎしりにより、歯根膜が捻挫してしまったため、マウスピースというギブスをすると思って頂ければわかりやすいかな(分かりにくいかな????)。
で、自分自身で自分の歯の型を取りました。
で、マウスピースを作製しました(笑)。
早速自分の口にマウスピースを装着してみました。
思いっきりマウスピースが変形していました(涙)。
やはり、自分で型を取っては行けませんね。
勉強になりました。
ああ〜〜〜また歯が痛くなりそう・・・・・。

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2018年1月12日 (金)

副作用的痛みの誤魔化し方。

昨年末にこのブログに書いたように、偏頭痛に悩まされています。
昨日は、あまりの偏頭痛に夜中に起き出してしまいました。
吐き気も酷かったので(苦笑)。
で、偏頭痛を抱えたまま木曜日の診療に向かいました。
木曜日は半日なので、午後はゆっくり休んでいれば良いかなって思って。
で、木曜日の最初の方の患者さんが4本まとめて抜歯しなければ成らなかったのです。
本数を多く抜歯する時の注意事項としては、歯を支えている骨(歯槽骨)が一気に歯という支えをなくすので骨の辺縁が鋭利な状態となり、治癒後に歯肉に痛みが出ることがあるんです。
そのため、抜歯後は丁寧に鋭利な歯槽骨を破骨鉗子という骨を爪切りの要領で形を整えてあげる事が重要なのです。
骨は四方八方に向いていますから、破骨鉗子を使う方向も様々です。
で、その処置中に背中の筋に「ピキーーーーン」と痛みが走りました。
50肩っていうんですかね、急な捻挫みたいな。
もうその瞬間から肩が痛くて、痛くて。
急いで自宅に戻って、エアーサロンパスを奧さんに掛けて貰い、急いで診療に戻りました。
肩は痛いけど、動かさないと仕事になりません。
話しは突然変わりますが・・・・。
スパイ小説を読んでいると、戦闘で負傷した時は、絶対に痛み止めを飲まないのです。主人公達は。
なぜかと言えば、痛み止めは思考を鈍らせ、眠くなるからだそうです。
患部の痛みがあった方が意識の危機的状況を把握出来て、迅速に行動出来るためだそうです。
小説を読んでいるときは、とてもそんなマネ出来ないな。。。って感じていたのです。
所がです、肩の痛みが酷いと、偏頭痛の痛みがうっすらですが弱くなって来た感じがするのです。
肩の痛みよりも偏頭痛の方が辛いので、これは幸いでした。
人間万事塞翁が馬(笑)

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2017年12月21日 (木)

噛み合わせを諦めないで

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私が開業した時に比べると、私自身もかなり成長している事が実感出来ます。
今日のブログは何だか謙虚のかけらもありませんが・・・(苦笑)。
自分で開業して分かった事としては幾つかあります。
大学では補綴学という入れ歯やインプラントを専門に勉強していました。
ただ、開業してみると入れ歯やインプラントだけをすれば良いと言うわけではないのです。
むしろ、得意な入れ歯やインプラントにならない治療や指導を行っていかなければいけないということなのです。
これには愕然としました、気がついたときは(!!)。
自分の歯を失った結果、入れ歯やインプラントになるので、歯を失わないような治療を行う必要があるのです(つまりは予防です)。
入れ歯やインプラントの場合は、欠損部位の粘膜の状態や骨の状態、対合関係などを詳しく精査して治療(または手術)していきます。
ただ、入れ歯やインプラントにならないように考えて過ごして行くと、なぜ歯が抜けてしまったのだろうという至極当たり前の疑問が出てきます。
ここで考えなければいけないのは、歯並びの悪い後期高齢者(呼び捨ての様で申し訳ありません)少なくないか?
歯が残っている後期高齢者はみんな歯並びが普通か悪くない場合が多い気がします。
つまり、歯並びが悪い患者さんは、歯が抜けてしまっている可能性が高いと思ったのです(少し考えが飛躍しすぎかもしれませんが)。
不幸にして抜けてしまった場合は、全身全霊を掛けて欠損補綴(インプラント、義歯)をしてまいりますが、その前の段階で止められるなら食い止めたいなって気になっています。
残念ながら、現段階で歯並びをキチンと治す治療法は保険治療では選択肢が少ないのですが、もし保険適用になった場合は直ぐに保険で治療したいとも思っています。
自費治療でしか治療出来ない場合が多い現在の噛み合わせ治療ですが、興味のある方はお問い合わせください。
押しつけみたいなブログで失礼しました。

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2017年12月16日 (土)

親知らず抜歯

親知らずとは正中(前歯のまん中の事)から数えて8番目の大臼歯を指します。
この親知らずの萌出率は人それぞれで、4本ある人もいれば、1本だけの人もいるし、3本だけの人もいるし、2本だけの人もいます。
この親知らずは大抵、噛み合わせに悪影響を及ぼす場合が多いので、抜歯をお奨めしています。
で、実際に抜歯をする場合、上顎と下顎どちらが抜歯が難しいと言えば、圧倒的に下顎なのですが、もの凄く深い位置に存在する上顎の親知らずは本当に抜歯するのが困難なのです。
下顎は抜歯出来なかった事ってあまり無いのですが、上顎は抜く前からギブアップっていう事もけっこうあります(汗)。
先ほども上顎のもの凄く深い親知らずを抜歯してきたのですが、本当に難しかったです。
なぜ、難しいかと言えば、術野がよく見えないという事と、器具が届かない(苦笑)。
でも、どうしても深い上顎の親知らずを抜歯しないと行けない場合は、CTをじ〜〜と観察し、ヘーベルという抜歯の際に使用する器具をどういう風に使うか、どんな切開を行うか、どの部位の骨を切除するかという戦略を緻密に立てる必要があります。
時間を掛けて抜歯出来る環境ならいいのですが、しがない開業医は親知らず抜歯にそんなに時間が掛けられない(苦笑)。
どんな抜歯も30分以内に抜かないと次の患者さんに間に合わないので、前日のCTでの抜歯のための戦略が必須です。

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2017年12月14日 (木)

ため息。

毎日、初診の患者さんが来院して頂いております。
本当に有り難い事です。
新患の患者さんが来院すると、歯周病の検査を行い、パノラマ写真という全顎のX線写真を撮影します。
その全顎のパノラマX線写真を診断し、患者さんの口腔内の状態を診断いたします。
先日の事なのですが、その患者さんのX線写真に写っていた治療したあとの状態を見たときにため息がこぼれました。
なんて、素晴らしい治療がしてあるんだろうって。
私もこんな素晴らしい治療がしたいなと、そのX線写真を見てモチベーションが上がりました。
来年は、ちょっと研修会に積極的に参加して自分自身のスキルの研鑽を積みたいなと思います。

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2017年11月25日 (土)

親知らず抜歯時の切開線。

基本的に毎日親知らずの抜歯を行っています。
簡単なモノから難しいものまで、症例によってそれぞれあります。
手術の時に一番厄介なのは、出血によって術野が見えなくなってしまう事です。
血液が溢れかえっている術野は何か問題を抱えている可能性があるのです。
ですから、CTでの事前の診査、診断が欠かせません。
ちょっとでも事前にCTを診ているか、診ていないかで結果は大きく違ってきます。
そんな風に、毎日、毎日手術をしていると、やり方にパターンが出来てしまい、手術技術の進化がみられない可能性がある(要するに“慣れ”)と思っていて焦っていました。
でも、最近、手術時の切開に関して勉強を重ねていて、今回も今まで行ってこなかった切開線を1本加えてみました。
そうすると、かなり視野の拡大が可能になり、手術時間がかなり短縮出来ました。
技術の進化が確認出来てかなり嬉しかったです。
これからも新しい技術を学ぶ事以外に、今やっている技術を進化させる事にも重点を置いて診療を続けて行きたいと思いました。

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2017年11月19日 (日)

親知らず抜歯にはCTとピエゾが必須

しろくま歯科医院では毎日のように水平埋伏といわれる、親知らずが横になって骨の中に入っているような状態の手術をしております。
昔は外科用の機材が開発されていなかったので骨が火傷を負ったり、歯根が骨の中に残された状態になったりとトラブルも多かったのです。
しかし、最近はでCTがありますので、骨の状態、歯根の方向、向き、歯冠の大きさ、歯牙がどの位、骨の中に埋まっているかなど、かなり詳しく分かるようになってきました。
また、ピエゾという骨を切除する機材がありますので、骨の火傷等をすること無く、短時間で骨を除去する事が出来る様になりましたので、CTを見て短時間に骨の除去、親知らずの抜歯を安全に行う事が出来る用になりました。
しかも短時間で。
かなり難しい抜歯はともかく一般的な水平埋伏している親知らずなら20分掛からずに抜歯出来ます。
これも優秀な機材のおかげです。

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2017年10月23日 (月)

口の中の血豆

先日、朝起きたら口の中に「プクッ」とした違和感がありました。
鏡で自分の口の中を確認したら頬粘膜に血豆が出来ていました。
血豆が口腔内に出来る理由としては以下の事があります。
・噛傷
・ストレス(過度な)
・疲労
・噛み合わせが悪い
・頬のたるみ
・胃腸疾患
私の場合はストレスや疲れによる歯ぎしりの際に出来た噛傷です。
この血豆は中に多くの血液を含んでいますので、指等でいじってしまって破けてしまうと大出血を起こします(直ぐに止血しますし、命には別状はないのですが・・・)。
ですから、一番よい治療方はそのまま放置が一番いいです。
私の血豆も朝発見して、夜には小さくなっていました。
口の中に出来る異常は体の異常を発見するシグナルとなります。
気になった場合は直ぐにお近くの歯医者さんへ。

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2017年10月12日 (木)

変顔は止めて!!

矯正治療というのは実に奥が深く、愉しい学問だな〜と最近になって思うようになってきました。
話しはちょっと離れるけど、矯正治療は丁度サスペンスの小説を読んでいる様な気がするのです。
サスペンスの鍵は、文章中に隠れるヒントを頭の中の棚に丁寧に重ねていって、読者が勝手に分析し、「犯人はこの人に違いない」と確定診断を行い、その答えに向かってページを括り読み進む。
自分の推測が当たった場合は、「ほらね、思った通り!」と独りごちしたり、自分の推測が見事外れた場合は、「うわ〜〜、なにこのどんでん返し。やられた面白い!」とニンマリしてしまう。
矯正も患者さんの骨格や歯列、噛みしめ、歯ぎしり、顎関節症状といった人体に隠れるヒントを探して治療診断を立てて、治療を行っていく。
インプラントの治療の様なスリルは少ないけど、地道な診断の積み重ね。
それには、患者さんの口腔内の記録や顔の変化をこまめに記録してまとめる事が必須となります。
このまとめながら、次の治療計画を立てる時が今は至極の幸せ。
とても愉しい。
ただ、最近の子供たちは顔の写真で、「では、口を閉じて真っ直ぐこのカメラを見てくれる」と注文を出すと、注文通りに真面目に撮影に応じてくれます。
しかし、「すこし歯が見える様に笑ってくれるかな?」とリクエストを出すと、先日のお子さんは、いつも変顔をするのです。
「いや、いや、変な顔しなくてもいいよ、ただ、歯をみせて、ニッと笑ってくれるだけでいいなら」と何度お願いしても、「ニカ〜〜ッ」と変顔するのです。
今、その顔写真を資料にまとめているのだけど、腹筋がちぎれる程笑ってしまいます。
もう、勘弁してよ(大笑)。

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2017年10月11日 (水)

矯正終了!!

先日ついに、従業員の一人の矯正治療が終了しました(メインテナンスや後戻りのチェックはするけど)。
この矯正は本当に苦労しました。
前の先生からの引き継ぎだったのですが、最初から私が始めた分けでは無かったので非常に戸惑いました。
しかし、ついに終わることが出来ました。
彼女もかなり喜んだけど、一番喜んだのは私です(苦笑)。
あ〜〜良かった。

2017年7月16日 (日)

クラスプ

歯科の専門用語で入れ歯のバネの部位をクラスプと言います。
歯の形態は様々な曲線からななっており、その曲線の中から適切な位置を選び取り、技工士さんがその曲線に合わせてワイヤーを曲げたり、鋳造という技術を使って曲線に合わせて作って行きます。
その選んだ歯の曲線より下にワイヤーを作ってしまうと外れなくなり、上に作ってしまうと外れやすくなり、非常に微妙な位置を選んで作製しています。
ですから、義歯が完成して口腔内に装着する時は、「ズ、ズ、ズ、ズ、ズ・・・」という擦っているような感覚で歯にバネが入っていきます。
この擦っているような感覚がとても大事なんです。
ただ、バネは金属なので金属疲労が生じます。
そのため、先ほどまでキツくて外れにくかった入れ歯が急に緩くなったり、外れやすくなったりします。
この金属疲労で緩くなったバネは歯科にある特殊な工具で締める事が出来ます。
ただ、一度金属疲労を起こしているので扱いは非常に繊細に行わなければなりません。
決して自分でバネをペンチで曲げないように、緩くなったら、面倒くさいけど必ず歯科医に調節して貰ってくださいとお願いしています。クネクネといじると歯に入らなくなったり、酷いと折れてしまいます。
この事は新しい義歯を装着する際に、必ず注意するようにしています。
ただ、夜中とかに緩くなると「ちょっとだけなら・・・」とペンチでクネッっとやってしまうのです。
お気持ちは分かります(苦笑)。
しかし、この微妙な力加減はかなり修行がいるのです。
私も歯科医師になったばかりの頃はよくバネを折ってしまいました。
何千本も自分で曲げてみて修得した力加減なので、一般の方には難しいかもしれません。
ですから、バネが緩くなったら、面倒くさくても必ず歯科医師に調整して貰ってください。
お願いします。

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2017年7月 6日 (木)

子供との信頼関係

友人のS先生がFacebookにて『子供の注射 親がつくウソに小児科医が忠告 「信頼関係を失う」』という記事を載せていました。
とても共感出来たので、シャアさせて頂いたのです。
その記事にはこんな事が書いてありました。
それは小児科医のツイートに関する記事で、そのツイートにはこんな事がつぶやかれていました。
《小児科研修中に、上の小児科の先生に教えられた事。
「注射は痛くないなんて嘘はついたら駄目。痛いけど痛いのはすぐ終わる事、体のために注射が必要だって事を、小さい子供でもきちんと話し合う。そうしないと、信頼関係を失うよ」
というわけで、娘にも毎回説明してから予防接種行ってます。》


《だまし討ちをすると、子供は賢いので親との信頼関係も、病院との信頼関係も損ないます。それは悲しい事です。(当日一番辛い思いをするのは本人です)
一旦病院嫌い、医者嫌いを刷り込まれると、なかなか払拭できず、次の受診が更に辛いものになる事も。
嘘だけはつかないで欲しいな、と。》



このツイートの様に、保護者の些細な一言で、その後の治療が非常に困難になってしまうケースは、小児を扱う医師は全て経験していると思います。
歯科医院で多いのは抜歯の際の注射と歯を削るときやエアー(空気)で歯を乾燥させるときなど、刺激のある治療の際だと感じています。
些細な事ですが、重大なこと。

2017年4月11日 (火)

嬉しい悲鳴!!

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おかげさまで噛み合わせの相談を多数頂いています。
やはり質を上げた治療を望まれる患者さんが最近増えたような気がします。
保険の治療も凄く大切で、一生懸命やっていますが、悲しいかな保険の治療では出来ない治療が多いんです。例えて言えば、ビルの外装だけ塗り直しますかって感じ。
歯という建物を耐震構造(歯ぎしり、食いしばりに強い噛み合わせ)にしたり、セラミックや矯正で見た目を良くしたり。
保険の治療はある程度、やることが同じなので大体治療の道筋が出来ていますので、チェアサイドでも説明出来ます。
ただ、自費で今後の見通しを決めながら検討するには、私の実力では直ぐに判断するのは難しく、一度資料を集めて、机の前で熟考する必要があります。
その熟考しなければならない患者さんが有り難い事に多くいらしゃって、診療の合間や診療後に診断の為の資料作りに終われています。
責任も重大ですが、楽しい作業でもあります。
こういうのを生きがいって言うのかもしれないですね。
頑張ります。

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2017年3月24日 (金)

義歯作製の時

毎日の様に訪れる新しい患者さん。いわゆる『新患』と私達は親しみを込めて読んでいます。
最近特に多いのが「新しい入れ歯を作製して欲しい」という依頼がとても多いです。
ただ、入れ歯作製の患者さんの役半分が、今まで使用していた入れ歯を持参されない事が多いのです。
我々にとって今まで使ってきた、いわゆる「旧義歯」というものは宝の山なのです。
どのような入れ歯の形をしているから気に入らないのか、ちょっと調整すれば仕えるようになるのか、それとも、本当に新しく新製作しなければいけないのか。
入れ歯を作り直す前には、必ず歯や粘膜の事前準備が必要な場合がありますので、その予備治療の間に現在の入れ歯を調整して使って貰う事になります。
そのため、必ず義歯作製希望の新患の皆さん、今までの義歯を持参してください。
よろしくお願いします。

2017年1月27日 (金)

過保護治療

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娘の矯正を行ったら痛みが酷くて、しくしくと泣いていたというブログを書きました。 次の日に親ばかでブラケットからワイヤーを外してしまいました(汗)。 痛みの原因というのが、歯肉にワイヤーが当たって痛いということだったのです。 そこで、ネットで探しまくり、ワイヤーに装着する事が出来る極細の身体親和性の高いシリコンチューブを発見。 早速購入。 そこで娘のワイヤーに通して見ました。 これで、娘の矯正の痛みが減ったら、一般の患者さんにも応用しようっと。 結局、娘を人体実験にしてしまった。 まあ、結果オーライ。

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2017年1月24日 (火)

レーザー!

ついに念願のレーザーが当院に納入されました!!
現在も1台別の種類のレーザーがあり大活躍中なのですが、どうしてもレーザーの得意分野が違うので対応出来なかったのです。
今度購入したレーザーはEr:YAGレーザーと行って痛みが少なく手術に向いているのです。
手術が多い当院としてはまさに打ってつけ。
また、一部保険適応もしていて、一般の歯科にも活躍しそうです。
私の師匠でもあるいわきの渡辺先生からも早く導入しなさいと叱られていたのですが、かなりの高額機材なので二の足を踏んでいたのです。
しかし、ついに購入出来ました。かなり手術の成功率やメンテナンスの質の向上が計れるのかなと楽しみにしています。
写真は導入される際の業者の説明会の時のものです。

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