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しろくま先生のブログ
しろくま歯科医院より歯にまつわる楽しいお話や、
毎日のケアについてのアドバイスを載せていきます。
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当院では、心停止の救命措置に必要なAED(自動体外式除細動器)を設置しております。

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2023年6月 6日 (火)

矯正の材料が足りない!!

最近の私の治療の中心は顎関節症となっているのです。

その顎関節症の治療は主に矯正治療を行いながら行うのです。左右の顎関節の状態が同じになるように噛み合わせを揃えていくのです。

その矯正治療では勿論材料が必要なのです。私が使っている矯正のワイヤーはゴムメタルという材料なのです。

しかしこのガムメタルが全く手に入らないのです。

今のところ少し診療室に在庫があるのです対応出来ているのです良いのですが、ありがたい事に新しい矯正を開始するスピードの方が勝っているので、どんどんと在庫が減っているのです。

大体ガムメタルを注文して半年くらいでようやく1〜2個入荷するという具合。

嬉しい悲鳴なのですが、この材料がないと仕事にならないので焦りが半端ないです。

もう毎月発注するしかないですね、対策としては。

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2023年1月10日 (火)

厳しいね。

怪しいとは思っていたのです。去年の初め頃からなかなか欠品だとか入荷見込みが立たないとか聞いていたので。

これは何の話かといえば、入れ歯の話です。

私の歯科医院は院内技工なのです。自慢では無いのですが(自慢です・・・笑)、歯科医院の中に併設されている技工室としては多分日本ランキングトップ100には入るんじゃ無いかという位の設備と人員を揃えております。

基本的にはほぼ90%の技巧物は院内で作成(自費に関してはほぼ100%)しておりますので、修理や義歯の調整なんかもレベルの高い状態を保てます。

だから、入れ歯もすべて院内で作成しております。そのため、一般的な歯科医院には無い材料や基材が沢山あるのです。

私の専門は局部義歯という口腔内に歯が残っている状態での義歯(もちろんインプラントも局部義歯の仲間です)です。大学院の論文のテーマも局部義歯のレジンの歪みを研究してました。

ですので、開業当時から義歯の作成にはこだわって作成していたのです(お陰様で入れ歯の患者さんには多く来院してもらっております)。

開業当時から入れ歯はリンガライズドオクルージョンという特殊な噛み合わせで作成していました。

自分の歯で食事をする場合、歯がそろっている場合は「チューイングサイクル」というちょうどガムを噛むように口を動かすのですが、その噛み方をしてしまうと入れ歯が外れやすいのです。入れ歯はガムを噛むようにモグモグを動かすのでは無く、パクパクと開閉口運動で食事をするのが基本です。

リンガライズドオクルージョンというのはパクパクと開閉口運動に適した噛み合わせなのですが、その噛み合わせにぴったりな入れ歯用の人工歯があるのです。

最初に書いた「怪しいとおもっていた」というのは、なかなかこのリンガライズドにあった人工歯の入荷が滞っていたのです。で、ついに今年の春頃に販売中止という噂が流れてきました(多分これは噂では無く本当らしいです)。

この人工歯は中国の工場で作成していたらしいのですが、中国の工場の生産が難しく、人気のある人工歯なのにも関わらず、世界情勢の関係で販売中止みたいです。

なかなか厳しい状況ですね。ユーザーがいるのにも関わらず、工場の稼働が追いつかないという理由なのですから。

いや〜、まさかこんな事になるとは。

購入出来る今のうちに買いだめしておかなければ(汗)

2022年2月16日 (水)

砂粒。

2月の寒さは、1月の寒さとなんだか「質」が違う様な気がします。

1月はまあ、寒いけど服を着込んだり、室温を調節してしのげますが、2月の寒さは「底冷え」の寒さというか、体を直撃する様な真の痛みを伴う寒さのような気がします。

そんな寒さが厳しい時の歯科の材料は、なかなか練和(混ぜ合わせること)が難しいです。

液と粉を混ぜて、粘土状のレジン(プラスチック)を良く作るのですが、寒さのせいで液と粉の練和が出来ません。

粉が液と混ざらす、餅状の状態にならず、砂粒の様なザラザラつぶつぶの状態になってしまうのです。

(逆に夏の様な熱いときは、餅状を通り越して液状になってしまう事があります)

砂粒状のレジンに液を多く足してしまうと、硬化に時間が掛かってしまうし、液が少ないと砂粒だしと本当に寒いと作業時間が長引きます。

ちょっとした事なのですが、かなり大きな負担です。

まあ、しょうがないですけど。

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2020年8月15日 (土)

これも勉強のうち

矯正を本格的に開始して6年くらいなのですが、日々勉強と修行です。

基本的に患者さんに装着するワイヤーってそんなに何度も交換するものでは無いのです(経費も掛かるし)。

しかし、私は、「今は修行期間」と割り切ってどんどん矯正のワイヤーの曲げ治しを行っています。

先日も試行錯誤(何度の熟考して考えたワイヤーの屈曲)して曲げたワイヤーが1ヶ月程度でポッキリと破折してしまいました。

しかし、理想の歯の移動をしてくれたのですが、何らかの無理がワイヤーに掛かっていたのかもしれません。折れた状況と口腔内の状況を詳細に記憶して次に生かそうと思います。

患者さん相手の治療で、こんな事をいっては不謹慎なのですが、「矯正」という治療は、パズルみたいで本当に面白いです。

矯正の移動の力学の本を買い込み、勉強している時が本当に幸せ。

矯正は歯をきれいに動かすだけでは絶対に駄目で、顎関節に無理のないように噛み合わせを考慮した歯の移動が絶対条件。

だから、顎機能検査のキャディアックスやセファロ分析、歯ぎしりを検査するブラックスチェッカー、詳細な口腔内写真、変化に応じた歯列模型をしっかりと採得して、患者さん一人一人の治療計画、診断が不可欠です。

なんだか、歯の治療をしているよりは、戦略を練ったスパイ小説みたいでとても面白いです。

とても大変ですけどね。

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2020年7月 3日 (金)

ファイスボウトランスファー。

人間の口は、当たりまですが、上顎は頭蓋骨にくっついていて動きません。「喋る、食べる」といった発音行動、食事行動は、下顎が上顎に向かって上がっていくことによって成り立ちます。

絶対にエイリアンの口の様に上顎と下顎がサラダやパスタを掴むトンガのように「パチッ!」と合わさる様には出来ていません。

下顎は大まかにいえば、左右の顎関節部の2箇所で上顎と繋がっていますので、丁度ブランコの様です。

ですから、いつも「ブラ〜〜ン」としていて、口も半開き(安静位空隙といいます)なんです。

下顎が持ち上がっていって、上顎とピタッと合わさった箇所をいわゆる「噛み合わせ」と呼んでいます。

ただ、歯並びが悪かったり、顎関節症だったりすると下顎が上顎に合わさる位置が不安定になります。

下顎の位置が安定しないのです。

100人の噛み合わせがあったとすると、100人全て噛み合わせが違います。

そのため、被せものや分析を行う際は、下顎の位置(これを下顎位といいます)をしっかりと決める必要があります。

噛み合わせの初期の初期の工程に「ファイスボウトランスファー」というものがあります。

これは、患者さんの上顎骨と顎関節部の位置決めをする工程です。

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上顎の位置決めを行ったら、被せものや入れ歯を作る咬合器といわれる器械に患者さんの口の噛み合わせ(顔弓・ファイスボウ)の情報を移行(トランスファー)するのです。

この工程をパスして、技工物を作製すると被せものの早期接触位置が定まらない為に、下顎位が安定せず、被せものの形が不正確になりやすいため、調整時間が掛かり、治療時間が大幅に係ります。

これはなにも自費の治療だけに選択するものではありません。

保険の治療でも必ず必要な行程です。

当院にはフェイスボウと咬合器が沢山あるのですが、そのうちの幾つかが使いすぎのため故障してしまいました。

歯科商材の岩瀨歯科商会の齋藤くんには、「フェイスボウを壊れるまで使う歯科医院はあんまり聞いた事がない」と苦笑されました。

私は当たり前と思っていたこのフェイスボウって、あまりやっている先生が少ないのだそうです。

でも、院内技工じゃないと難しいかもしれません(私も院内技工じゃなかったら使わないかも)。

しかし、一度に3個も壊れてしまい、ファイスボウが足りません。

修理にするか購入するか、悩ましい所。

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2020年6月28日 (日)

気怠かった1週間。

これを書いているのは、日曜日の夜なのです。

本当は1週間前位に矯正ワイヤーの屈曲を終わっていなければ行けないのですが、夜の8時時点で、まだ屈曲していません。明日装着の日なのに。。。

自分に言い訳ばかりして、先延ばしにしてしまいました(泣)。

せっかちな私には珍しい現象です。反省しきり。

今週は筋トレも読書も趣味の模型作製(毎日作らないと上手くならない)も全く手つかずで駄目でした。

こんな体が気怠い時があるんですよね。季節の変わり目や梅雨の時期は。。

まあ、意識は「やらなきゃ、やらなきゃ・・・・」って思っていたのですが、身体が睡眠を求めすぎていました。

早く、気持ちの良い「カラッ」とした夏にならないかな。。

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2019年7月21日 (日)

惚れ惚れするよ。

歯科の技工をする際には、必ず石膏模型という型を使用して行います。
まあ、歯の部分と歯肉の部位がしっかりと型が取れていれば全く問題ないので、それ以外は適当に作る場合が殆どです。
しかし、昔から、模型は丁寧に作れって口を酸っぱく言っていたお陰で今では完璧な模型を作ってくれるようになりました。うちの技工士の皆さん(笑)。
やはり、綺麗で丁寧な模型で作製される技工物は、歪みや変形が少ないです。
また、一つ一つがしっかりとしているので、口腔内の経年変化を見るためにも重要な役割を果たしてくれます。
先日も当院に実習に来ている衛生士学校の学生さんが、「しろくま歯科は、被せものの調整時間が極端に短い」って褒めてくれました。
まあ、型を採得して、型が変形する前に石膏をついでしまうので、出来上がった模型も精度が高いです。その精度の高い模型上で作製する技工物なので、変形も少なく、調整時間が短いのもうなずけます(勿論、それだけじゃあ無いですけど・・・)
(ラバーという特殊な材料で型を採得した場合は、型を取る際に歪みが出るので、歪みを取るために少し時間を置きます。すぐには石膏はつぎません)
この写真の模型も私がこの模型を使って矯正装置を作るためにものなのですが、本当に丁寧に作られた模型なので、装置も作りやすいです。
いつもありがとうございます。技工士さん(笑)。

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2019年6月21日 (金)

重合器!!

当院の第1技工室に技工用光重合器(GC LABOcure)が入りました!!

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これは、被せものに白いプラスチックを付ける時に使う機材です。
今まで使っていた光重合器は開業とほぼ同じ時期に入れていたので、かなりお疲れになっていて、年に数回故障するようになってしまったのです。
以前、ネットのオークションで新品を格安で見つけていたのですが、落札出来ませんでした(残念)。
で、今回、最新の光重合器を第1技工室に入れたのです。
これで、ストレスなく技工士さん達が仕事をしてくれる様になると思います。
今までの重合器は、壊れた訳ではないので、第2技工室の方へ移動になりました。
これで、第2技工室の技工士さんもわざわざ第1技工室まで行かなくても良いので、また仕事効率があがりますね。良かった。
働き方改革!!!!(笑)。

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2019年6月 5日 (水)

マルチパーパス。

当院に出入りしている業者さんは多々あれど、自分で売って、自分で直すってマルチパーパスぶりを発揮するのは岩瀨歯科商会の齋藤君。
最近、どんどんと成績を伸ばしているとの噂を耳にするけど、「痒いとこまで手が届く」を通り越し、「将来痒くなるであろう部位」までを指摘してくるのは凄い。
まあ、何でも「ハイハイ」って引き受けるので、こっちも遠慮無くお願いして、それに釣られて歯科材料を注文してしまうという罠にはまったと気がつくのは、ずいぶん経ってから(苦笑)。
まあ、向上心が強く、やる気があるから仕事をどんどんとこなす姿は、見ていてすがすがしい。
令和に変わり、行政の書類も全て「平成」を破棄し、「令和」の書類に替えなければ成らない時でも、さっと、行政から貰って来て、さりげなく渡してくれたり。
先日、新しい技工の機材の打ち合わせで、技工部の黒澤君から、「この機材の、この特殊効果は当院のすでにある機材でまかなえるから、一つランクの下のスペックで充分です」と言われてしまったのはご愛敬(笑)

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2018年12月18日 (火)

師走の歯の痛み。

12月も半ばを過ぎましたね。
この時期は何かと忙しく、時間に追われています。
とにかく時間に余裕がなく、しかも、気持ちも「何とか年内にこの仕事(用事等々)を終わらせたい」という追い込まれたものになります。
これは確実に体も蝕んでいきます。
歯に関して言えば、「心」ではなく「脳」へのストレスとなって現れます。
「脳」へのストレスは「歯ぎしり・食いしばり」で体はまず解消しようとするのです。
そのため、歯科に関して言えば、食いしばりによる「歯根膜痛」という強い痛みが発生しがちです。
治療方法としては、歯を少しだけ削って、噛み合わせの当たりを少なくする事や、マウスピースを装着して歯を保護する方法などがあります。
マウスピースの場合は間に技工操作が入りますので、年内に作りたいってご希望の場合は、時間が掛かりますから、「是非、年内に」とご希望の場合はお近くの歯科医院へ急いでご連絡した方が良いと思います。

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2018年9月 8日 (土)

認識の違いにちょっとショックを受けました。

先日の木曜日の午後にとある入れ歯を専門とする会社の方が見えました。
私の大学の後輩の先生からの紹介みたいです(T先生ありがとうございます)。
なんでも、入れ歯の上手い先生をグループに入会してもらい、自費の入れ歯を斡旋しますって内容でした。
私は「入れ歯の上手い先生」ってだけで舞い上がってしまい(苦笑)、かなり乗り気で話しを伺ったのですが、残念ながら当院で受け入れられない条件だったので、今の所,断念せざろう得ない状況でした。
やはり、入会金と年会費(私にとっては高額でした)、それと指定の技工所(自前の技工所はNG)を使い、売り上げの何%かをそのグループに紹介料として支払わなければならないというかなりキツい内容。
しかし、この条件を受け入れている先生が全国に20人もいることに驚きを覚えました。
詳しくは書けないのが歯がゆいのですが、これは、入れ歯1本で生活している入れ歯の巧(たくみ)のようなハイグレードな歯科医師の先生なのではないかなと思います。
こんなこと書いて患者さんが気を悪くしなければ良いのですが、入れ歯は、経営的には全く儲かりません(すいません、医者がお金の事をいうなんて・・・)。特に私のような保険の入れ歯に命をかけるタイプは(苦笑)。
本当に、入れ歯の治療は半分以上ボランティアって感じが強いです(昔の保険システムなら良かったのですが)。そのような雀の涙ほどの入金のなかから、材料費や光熱費、従業員の給料は捻出しているのに、この入れ歯専門グループの条件は流石にキツいです(そのシステムを使わなければ紹介料は要らないとのこと)。
でも、自費の入れ歯の治療費を見て納得でした。
当院で行っている粘膜部が軟らかいコンフォートと言われる入れ歯が、当院が10万弱なのですが、そのグループは30〜50万弱とほぼ3〜5倍。
それでは、関東圏と東北では格差がありすぎます・・・・・・。

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2018年7月12日 (木)

QDTで連載開始!嬉し!

私が歯科医人生で幸運だったのは、開業前に姉(現在、つくば市で開業)に連れて行って貰った幾つかの噛み合わせの研修会に参加出来た事でした。
その噛み合わせの研修会は歯の形態は勿論なのですが、何が幸運だったかと言えば、顎を中心とした運動と歯の噛み合わせが連動していることが理解出来た事です。
丁度、同時期に同じ講座の大先輩の吉田先生(東京・京橋ご開業)にアメリカでの「Dawson法」の研修の参加を命じられ、短期間ではありますが、本場でやはり顎を中心とした噛み合わせの勉強を行いました。
開業時に骨格の変形および顎関節のメカニカルな動きの阻害因子の一つに歯の植立位置があると言うことを理解出来ていたと言うのが非常に多きかったと思います。
そして、顎関節の総まとめとして、現在私が取り組んでいる「シークエンス咬合」があります。
このシークエンス咬合は、本当に難解です(苦笑)。
いままで習ってきた顎関節や噛み合わせの治療は、経験や感覚がとても大事で、症例数をそれなりにこなさないと修得が難しいのです。
しかし、シークエンスは全てがデータ化されているために、どんな先生が治療を行っても原則的にデータが合っていれば、同じとは言わないまでも、非常に近い治療効果が得られるはずなのです(苦笑)。
しかし、そのデータの取り方、データの読み方、データの生かし方が一筋縄ではいきません。
でも、それがやり甲斐があってとても面白いのです(治療が面白いなんて不謹慎ですよね・・・反省)。

私の患者さんに、いままでのやり方で噛み合わせの治療を行っても、全く上手くいかない患者さんがいました。どう、上手くいかないかと言えば、装着した歯を半年くらいで破折させてしまうのです。
それはそれは何度も何度も。被せた歯の保証期間内に何度も壊れるので、私の心の折れてしまった程です(苦笑)。
その時に、このシークエンシャル咬合という治療方法を説明して、治療の一部を取り入れて行いました。残念ながら矯正治療は状況的に無理ということで、矯正治療無しの補綴治療(被せもの)だけで、治療を行ったのです。その後、全く問題が出ていません。
あれほど、何年も悩まされていた症状が殆ど出ていません。
その時、担当衛生士さんと驚いた経験があります。
今回、QDTという歯科医師と歯科技工士が共に読める歯科雑誌で、私達の恩師でもある青木先生が連載でシークエンシャル咬合の特集を毎号(著者は毎月変わります)組んでくれる事になりました。
地方で情報に飢えている我々には福音ともいえる連載です。
もし、この雑誌が読める環境にある医療関係者の方々は一度読んでみてはいかがでしょうか?
この治療が素晴らしいからと言っている訳では無くて、治療のオプションの一つとして、こうした考え方もあることを知って欲しいのです。

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2018年5月30日 (水)

ミスが少ない理由

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この写真はしろくま歯科のチーフ技工士でもある黒澤さんの休みの日の技工机です。
こっそり写真に収めました。
とても綺麗で整理整頓がなされています(笑)
こんなこと言っては行けないのですが、技工士さんの机の上はとかく汚れやすいです。
私の知り合いの技工士さんの机も、模型や技工指示書、材料等で散らかっている事が殆どです。
しかし、これだけきっちり整理整頓して帰宅していると、まず物が無くなりません。
使った材料、器具等は毎回、同じ所に戻す習慣があるからです。
しかも、こういった机が整理出来ている場合、頭の中も整理出来ている事が多いと聞きます。
先日のALL-ON-4という複雑な手術には技工が多く加わってくるのですが、何の調整もなく、一発でセット出来き、スタッフの負担がかなり軽くなりました。
尊敬出来る技工士のチーフ黒澤さんの机の話しでした(笑)

2018年5月18日 (金)

フェザータッチ。

何年か前に福島の歯科医師会にてとある講習会が開かれました。
その講習会には歯科医師の他に歯科技工士さんも多く参加されていました。
マウスピースを作製する講習会だったのと思うのですが、私は歯科医師の先生方とは別の歯科技工士さんと一緒のペアになりました。
マウスピースの素材はとても軟らかくて、熱を加えると変形するという特性があります。
そのため、非常にエンジンによるカットが難しいのです。
そんな難しく、扱いが困難な素材を技工士さんはいとも簡単に扱っていました。
職業柄当たり前だと思ってしまうとそれで終わってしまうのですが、是非、そのテクニックを手に入れたいとその時切に思いました。
そこで、熱心に技工士さんに質問を繰り返し行いました。
技工士さんも懇切丁寧に教えてくれて、その日のマウスピースの講習よりももっと大事なテクニックをその日手に入れる事が出来ました。
それはフェザータッチというテクニックです。
実はこのフェザータッチは歯科大学で習うテクニックなのですが、日々の臨床で忘れてしまっていました。つまりフェザー(羽)のようにフワリと当てるテクニックです。
物をカットしたり、切断したり、削ったりする時、削る対称が硬かったり、切りずらかったりすると心情的にドリルを強く対象物(歯や被せ物)に押しつけてしまっていたのですが、切りずらい対称ほど力を抜いて切削作業を行うとストレスなくカット出来ます。
ドリルの刃こぼれも少なく、効率的です。
削る歯にも熱が籠もらずとても良いです。
このテクニックはどんな物にも使えます(笑)。
趣味のプラモデルや家具の組み立ての時に、上手くはまらない時に力ずくでやらずに、力を抜いてゆっくり慎重に行うと「スポッ」ってはまります(笑)。
何事も肩に力が入りすぎると上手くいかないのかもしれないですね。
では、今日はこの辺で。

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2018年3月23日 (金)

この時期に考えなければいけない事。

3月も後半戦に入ってきました。
この時期に歯科医院が考えなければ行けない事として、5月の大型連休の事です。
というのも、どうしても節目節目までに治療を終えたい患者さんの心理があるからです。
GWの旅行では美味しい食事がしたい、久しぶりに会う孫に笑顔で逢いたい等々患者さんの心理は様々です。
ただ、歯科で治療を終了するというのは、補綴物(被せもの、インプラント、入れ歯)を患者さんの口の中に装着するという事が多いです。
なので、いつ患者さんの被せる歯の型を採るか、いつ入れ歯の方を採るかが非常に重要になります。
常に逆算して計算し、この日付までに型を採らなければ大型連休前には間に合わないと言うことを医院側が把握していないといけません。
という事は、各医療機関は非常に忙しい時期に突入してくると言うことです(苦笑)。
体調を整えないといけませんな(笑)

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2018年2月20日 (火)

今更ですが、、開いてる時間の使い方。

毎日仕事(治療)を続けていると、患者さんと患者さんの間の時間、つまり空き時間がぽっかり空くことがあります。
前の治療がしんどくて(私の場合は外科の治療の際に立って手術するのですが、1時間を越える場合が時たまあります)、疲れが酷い時は、空き時間は体を休める事に集中します。
また、歯科医師会の仕事や頼まれた仕事などもしたりします。
体調不良の時は、とかく気分が落ち込みやすく、モチベーションが下がり気味なので小説を読んだり、ネットサーフィンをして気を紛らわせる事もあります。
また、気持ちが乗っていて、仕事したくて堪らないよ〜〜って時は、患者さんの資料を整理したり、患者さんの矯正で使った中古ワイヤーなどで、屈曲の練習をしたりします。
今日は何だか、気持ちが乗っていて、仕事モードだったので、資料の整理とワイヤー屈曲の両方をしていました。といっても5〜10分位なのですが。
しかし、ワイヤーは生き物ですね、私の気持ちが屈曲にもろにあわられる。気持ちを集中して曲げないと「クネッ」と望まない方向へ曲がってしまう。
根の治療と矯正のワイヤー屈曲は修行と一緒です。
精進いたします。

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2017年12月19日 (火)

機材も風邪を引く(泣)。

人間も疲れが蓄積する様に、機材も疲れが蓄積するみたいです(苦笑)。
先日、技工室のトリマーという、石膏模型を削る機械からモウモウと煙が出ていたっていうのです。
当院は院内技工なので、この模型トリマーが無いと仕事が出来ない(泣)。
しかも年末の入り用の時に・・・・。
ただ、材料屋さんが至急で代替機材を用意してくれました。
感謝感謝です。
ちなみに緑のトリマーが壊れたトリマーで、黄色のトリマーがお借りした方。
開業当時から10年以上毎日酷使してきたから、仕方がないのかもしれないですね。

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2017年8月22日 (火)

呼吸を整えて。

まあ、私に限らず誰でもそうだと思うのですが、始めるまでの時間がとても憂鬱で面倒くさいって感じ、しかし、初めて見れば結構楽しく充実した時間だったって経験は誰にでもありますよね。
子供から大人になる基準も、この始まりのスタートするまでの時間を短縮出来る人が大人(仕事が出来る)という感じがします。
ここ何年かは、治療以外の仕事と言えば、パソコン前での資料作成や事務仕事だったのですが、最近は矯正のワイヤー曲げという仕事も増えました。
このワイヤー曲げはまだ得意というにはほど遠いので、始める前のエンジンの掛かりが悪くて、自分でも嫌になります。
明日でいいや。。。。みたいに考えちゃったりして。
で、少しでもそのスタートを早めるには私の場合、掃除です。
キチンと整理整頓して、道具を所定の場所において、心の準備を整えると気分はやる気で満ち満ちて来ます。
ほんと、不思議なもので、私の場合環境を整える事が成功の近道じゃないか・・・なんて考えたりしています。

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2017年7月26日 (水)

やられた(泣く)

先日、私の歯科医院でGP福島(後日記事をアップします)という噛み合わせの研修会を開催いたしました。
今回はその時の昼食での事。
その時なぜか、Yahoo!オークションの話しになりました。
結構、歯科機材の掘り出し物が時たま見つかるって話しになったのです。
我々にしてみれば、何十万円もするお宝が、わずか3000円位で手に入るって話しをして、皆で「へ〜〜凄いね」って盛り上がったのです。
で、その夜モノは試しにと、私もそのオークションを見てみたのです。
そうしたら、現在当院で購入しようか迷っている技工機材の新品が半額以下でオークションに掛けられていたのです。
その時は目の錯覚かと思いましたよ。だって、その機材は新たに購入しようかと数ヶ月は悩まなければ行けない代物。それが手に入りやすい値段でしかも新品。
直ぐに奥さんに確認を取り、入札しました。もう気分は「うっしっし(笑)」って感じです。
オークション期間は3日。
私以外だれも入札していません。と、言うことは最低落札価格で最高入札者ということです。
そりゃもう毎日チェックしました。
それで、あと2時間で落札決定と言うところで寝ました。
で、朝チェックしてみたら、私より1000円高く入札した方が落札していました。
その方はこの瞬間を狙っていたんですね。
直ぐに入札したら私もそれより高く入札したはずですから。
入札価格を抑えつつ確実に手に入れられたのですから、その落札者はテクニックがあるのですね。
やはり、慣れないオークションには手を出さない方がいいですね。
くやし〜〜

2016年11月21日 (月)

GeePee福島(噛み合わせの勉強会)の3回目を開催しました。

今月の13日に当院にてGeePee福島の3回目の研修会を開催しました。
参加者は地元の技工士さん(当院の黒澤さん含む)3名と東京から1名の歯科医師と地元から私と高原先生の6人で受講しました。
講師は、世界的に有名な技工士さんでもある長谷川篤史先生といわきの西山先生。
長谷川先生は、TRPという歯科医師が設定した患者さんに適切な顎位を正確ににデータを咬合器へと移行して被せもの(補綴物)を作製する仕組み、術式を詳しく説明してくれました。

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特に、当院の技工士の黒澤さんには、分かるまで根気よく説明してくれ、いつもは寡黙な黒澤さんが声を張り上げ皆と議論している姿は、院長として嬉しく思いました。
午後には、高原先生と私の患者さんを西山先生のご指導の下、治療を行いました。

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とにかく、盛りだくさんの内容と、当院での開催ということも相俟って精神的、肉体的にくたくたになりました。まあ、それだけ充実していたということなんですけど。
終了後は、有志が集まっての反省会。

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前日も懇親会があったので、仲間達とじっくりと腰を据えて議論する事が出来ました。
企画して頂いたGeePee福島の西山会長、本家GeePeebrothersの青木先生、長谷川先生、参加者の皆様ありがとうございました。

2011年3月 2日 (水)

講演会へ行ってきました!

こんにちは、歯科技工士の宗像です。

先週の土曜日、先輩の黒澤さんと一緒に講演会へ参加してきました!

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歯科技工士業界の重鎮である方々が還暦を迎えられ、それを記念しての特別講演だったのですが・・・50歳を過ぎてから大学院へ通われていたり、新しい材料がでてきて疑問に思うことがあれば、試験片を作成しデータを集め、改善策を見つけた出したりと、とにかく研究意欲の凄さに圧巻されました!

今ではその方々技術が、日本だけでなく世界のスタンダードになっているほど!

とても温かい雰囲気で自らの研究成果を楽しそうに講演してくださいました。

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『一生勉強一生青春』 

モチベーションのあがる、素晴らしい時間を過ごせました。 

診療日にも関わらず、講演会参加のためにお休みをくださった先生に感謝して、これからもよりよい物を作っていけるよう、励んでいきたいと思います!

2010年10月22日 (金)

メキメキと力を付けてきました。

今年、新しく入った歯科技工士の宗像さん。Pict1531

ものすごくやる気のある有望な新人なのですが、とても頼りになります。

最近、ぐっと力を付けてきました。

最初の写真は、ある患者さんの口腔内の写真です。

この写真だけをみれば、普通の上顎の写真ですが、じつはこの中に1本だけ宗像さんが作成したジルコニアのオールセラミックがあります。分かりますか?

正解は右上の正中の歯です。

とても患者さんも満足しましたし、私も感心しました。技工チーフの黒澤さん指導と本人の努力のたまものだと思います。

これからも頑張ってください。Pict1532

2006年8月25日 (金)

チェック体制

私が特に神経を集中するのは、歯を削る時です。

神経のある歯を削る時は、出来るだけ、歯を残すようにしますし、神経がない歯はその後の2次齲蝕(虫歯)が出ないように、入れた補綴物(差し歯等)が外れないように、しっかりと削る事を肝に銘じています。

しかし、しっかり集中していても、必ず削り残しや削った面に虫歯があったりすることが多いです。

その様な時に非常に助かるのが、第二、第三の眼の存在です。必ず、私が形成(削ることです)したあと、衛生士さんがまずチェックし、その後、技工士さんがチェックしてくれます。

私は常々思っていることは、技工物(歯、入れ歯、差し歯)は技工士さんが作りやすいように歯の形を歯科医師が整える事が大事だと思っています。

綺麗に削らないで、そこに「綺麗な歯を作ってこい!」と言うのは、あまりにも無謀です。

綺麗な技工物の下準備のために、多くの勉強会に行っているといっても過言ではありません。

そのため、しろくま歯科医院では、技工士さんや衛生士さんから駄目だしを頂くこともあります。恥ずかしい話ですが。

しかし、何年もこの様なチェックを続けたため、今では、技工士さんの作りやすい形がだいたい分かって来ました。もちろん、勉強会でならった技術は、技工士さんに伝えます。

時には、技工士さんが作りづらい形をしなければならない時もありますし。そのような場合は、再び技工士さんをつれて同じ勉強会へ行くこともあります。

とにかく、毎日が勉強なんです。命とは言いませんが、生活を預かっている感じの仕事なので。