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しろくま先生のブログ
しろくま歯科医院より歯にまつわる楽しいお話や、
毎日のケアについてのアドバイスを載せていきます。
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2017年9月

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当院では、心停止の救命措置に必要なAED(自動体外式除細動器)を設置しております。

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2017年9月 9日 (土)

ようやく交換しました。

歯科医院の仕事は治療や歯のメンテナンスだけではないのです。
経理も大事なお仕事です。
両替用の小銭を準備したり、税理士さんや労務士さん、材料費の支払い、従業員さんのお給料の手配、お付き合いのある金融機関とのお仕事、レセプトの準備等々、結構忙しいのです。
そのお仕事は自宅2階の私の奥さんが担当しています。
朝、私が1階のしろくま歯科に出勤するとほぼ同時に事務のお仕事が始まります。
やはり、事務の仕事に欠かせないのがパソコンです。
今使っているパソコンは、東日本大震災の前後に確か購入した記憶がありますので、結構年季が入っています。

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見た目はまだ新品同様なのですが、起動しなかったり、突然シャットダウンしてしまったり、金融機関のHPに繋がらなかったりと、色々と問題が出てきました。
そこで、ついに重い腰を上げて新しいPCを購入する事にしました。
歯科用の重いソフトを使用する必要はないので、ヨドバシカメラで購入いたしました。
今まで使っていたパソコンはかなり長い間使っていましたので、メモリを新しいPCに移行するのに、かなりの時間が掛かりました。
やっとこさ、新しいPCに交換しました。

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見た目は全く同じなので、新鮮味には掛けるのですが、やはりサクサク動くし、とにかく早い。
年季の入った私の体がサクサク動かないのは、やはり古いせいなのかな?と考えてしまいました。
年季の入った歯科医院の機材も新しく交換すると、電気代、効率ともにアップするのかな???
今度、斉藤くんに相談してみよ。

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2017年8月30日 (水)

信頼はスピード感。

私に足りないモノはスピード感かも知れないなって常日頃考えています。
今日はちょっと感動したエピソードを。
毎週木曜日は午後休診のため、ちょっとした息抜きと事務仕事を午後に集中的に行うのです。
子供たちの夏休み最後の日と重なったため、家族4人で近場の豚カツ屋さんに昼食に行きました。

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帰宅して、院長室に戻ると、天井の蛍光灯が外れてぶら下がってしまっていました(写真ではわかりにくいですね、すいません)。

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ちょっと、ブルーな気分になってしまったため、院長室での仕事は断念、息子と近くに喫茶店で仕事をする事にしました。
その喫茶店で、当院を建築してくれた陰山建設の白川さん(当院の工事の現場監督)に連絡を入れました。
すると、次の日の朝一、つまり診療開始前に当院の電気関係の工事をしてくれた業者さんを派遣してくれて、ものの5分で修理してくれました。
ほんとに信頼できる人たちと感動しました。
人間関係でも仕事でも、やはりスピード感というのはとても大事な要因なのだなと実感。
ありがとうございました。

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2017年8月17日 (木)

不機嫌な2番。

私の歯科医院には5台の診療台(ユニットといいます)があります。
診療室の入り口に近いところから、1番、2番、3番、第一オペ室、第二オペ室と名前を振っています。
名前を振っている理由は、あくまで治療の進行を円滑に行う為です。
受付さんが、衛生士さんや助手さんに、「○○さんを1番でお願いします。」「××さんは第一オペ室で抜歯です」とかを伝えたり、ホワイトボードにユニットの名前や番号を書き込んでおけば、迷わず患者さんを治療に誘導出来ます(笑)。
私も患者さんの治療から次の治療に移るときに、「先生、3番です」と事前に言われていれば直ぐに目的のユニットに向かう事が出来ます。
診療室の構造上、1番〜第一オペ室までは距離が近いのですが、第二オペ室までは結構距離があるので、ユニット番号を聞き忘れてしまった場合で、間違って第二オペ室に行ってしまった時なんかは、結構しんどいです(笑)。
今回の話しは8月に入ったばかりの頃の話しです。
2番のユニットの機嫌が悪いのです(苦笑)。
突然何の前触れも無く動かなくなるのです。
まあ、長年使っていて、業者からはそれとなく「先生、そろそろ買い換えませんか〜〜」と言われている代物ですから、こういったことはしょっちゅうなのです(困ったね)。
ユニットが動かなくなった場合は、他のユニットが空いていれば、その場所に移って貰いますが(申し訳ありません)、ユニットが無い場合は、色んなボタンを押したり、スイッチ切ったり、揺すったり、押したりして、ユニットの機嫌を直して何とか動かします。
しかし、そういったなだめすかした事をしても動かなくなってしまいました。
そのため、写真の様に診療するスタイルにして、この状態から動かさないようにって事にしました。
しかし、癖でまた動かしてしまい、元に戻らなくなったりしてしまうのです。
ほんと、8月の忙しい時に困った奴です。
結局、メーカーさんに来て貰い、接触を直して貰ってことなきを得ましたが、たまにこういった事が起きるのです。
まあ、こういった事も慣れてしまえばそれもスリルがあった面白いんですがね(面白くね〜〜わ!!)。

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2017年8月12日 (土)

今まで本当にありがとう。

受付の上石さんが朝一で私の元に来て、「先生、パノラマX線のスイッチが入らないのですけど」と私に告げました。
やれやれと思いながらパソコンの前に行き、パソコンのスイッチを確認しました。どうやらスイッチの部品が壊れてしまい、上手くスイッチが入らない見たいでした。
時間を置いて何度か試すうちにスイッチが入り、キチンと起動してくれました。
このパノラマエックス先生といのうのは顔全体を撮影出来るX線の事です。
それから1週間くらいだましだまし使っていました。

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そして、これは本当に駄目だなって感じて、メーカーさんに相談しました。
すると、もうこのX線装置は修理が出来ない事を説明されました。
対応しているX線の付属パソコンのOSがwindowsXPで、既に新しいパソコンも手に入らないし、肝心のパノラマX線機材もWinXPのみの対応だそうなのです。
つまり、キチンと修理するということは、パノラマX線装置を一式買い直すしかないと言うことなのです。
しろくま歯科にはもう一台パノラマX線装置がありますので、今までのシステムを高額な料金を払ってまで再構築することは諦めました(残念だけれどもね)。
私はこのパノラマが大変好きでした。
私がこの地で開業した時には、今では当たり前のデジタルX線装置は誰も使っていなかった自慢の機械でした。一度は大金を払って修理した事もあったっけ(懐かしいな)。
とにかくこのX線装置で撮影した患者さんが驚いたのを今でも覚えています。撮影した画像が直ぐに目の前に現れるなんて、当時は珍しかったですから(嬉しいやら、誇らしいやら)。
とにかく、なんだか相棒を無くしたようで本当に悲しいです。
でも、こればかりはしょうが無いですね。
今まで本当にありがとう。

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2017年8月10日 (木)

びっくりした(笑)

診療が終わって、自宅のリビングで一息ついていた所に電話が入りました。
その電話は私が親知らずの抜歯の依頼を請け負った先生のご家族からでした。
電話の内容は、「親知らずを抜いてから、熱が38度になってしまい寝込んでいるから見て欲しい」との連絡でした。
私は、親知らず等々の外科の手術の依頼を他の先生から受けて施術をする事があるのですが、今回も私が抜歯した患者さんがしろくま歯科と連絡が取れなくて,元の先生の所へ連絡したみたいのです。
丁度診療時間が終わっていて、従業員が帰宅してしまった後に連絡が来たみたいなのです。
大変失礼しました(苦笑)。
そのため、その先生のご家族から患者さんへ私の緊急の連絡先を伝えて貰い、直ぐにご家族から連絡がきました。
直ぐ歯科医院に来て貰いました。
患者さんは高校生なのですが、大変心細かった思いをさせてしまい、申し訳なかったです。
で、肝心の親知らずの抜歯部位を診せてもらったのですが、患部は痛みも腫れも排濃も無く良く治っているようでした。ただ、患部がどうしても親知らずの場合は腫れてしまうので疑ってしまうのが致し方ないかもしれません。
多分、風邪を引いてしまった時期と親知らず抜歯の時期が重なってしまったのですね。
ご家族には栄養と取ってゆっくり静養してくださいとお伝えいたしました。
早く風邪の方も治って貰いたいです。
あ〜〜ビックリした。

2017年8月 2日 (水)

沈黙のモニター(泣)

もう何度目かのモニターの沈黙。
第2手術室の大型モニターに接続しているパソコンが急に機嫌を損ねて映らなくなります。
これで3度目。
2年半で3度ってちょっと多くないですか?
一度は修理にも出しているし。
接続が悪いのだろうか?
ほんと、大きな手術はこのモニターのCT画像を見ながら施術するので、もうお手上げ。
パソコンは相性があるから、このパソコンだけは駄目だったかな???
残念。

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2017年7月10日 (月)

アマゾン川流域の部族の歯

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テレビ番組で「陸海空 こんな時間に世界征服するなんて」って番組のSPが先日放送されました。
この番組のディレクターである友寄隆英さんが、かなりぶっ飛んでいて精神のオフ・スイッチが故障している感じがかなり面白くて笑ってしまいます。
このディレクターの凄いところは現地の人が、「おいおい、それは食い物じゃないぞ、死ぬぞ、そんなもの食うな」って言っている食べ物でも平気で食べてしまい、「うまい」っていうところ。
彼が担当している番組も「いきなり黄金伝説」、「よゐこの無人島0円生活」みたいな体当たり系の番組
が多く、自信が進んで番組のシミュレーションをしたりしているみたいなのです(笑)。
で、このディレクターが南米ペルーのシピポ族に潜入した一団が宿泊させていただきた女性に「この果実は美容にいいのよ」と教えてもらったそうなのです。その果実は「ウィト」と呼ばれる入れ墨や白髪染めの染色に使うものだそうです。白髪染めの事を「美容に良い」っていったのを、勘違いして体中に塗りたくったために、顔や体が黒くなってしまい、見た目がナスみたいなので「ナスd(ディレクター)」と呼ばれているみたいなんです。
とにかく、このナスd、何でも食べるし、飲む(笑)
硬いものでも、ワニの皮でも、生きた小魚でも、バナナの茎の芯までも。
原住民も引いてしまうほどの食欲。
このナスdも原住民も、基本的に糖質(バナナは食べてるみたいだけど)を積極的に摂取せず、料理法は基本的に煮るか焼く。結果的に食材は硬く噛みづらくなってます。
その硬く甘くない食事を長年続けているので、原住民(ナスdも)の歯は咬耗(歯のすり減り)は見られますが、皆見事な歯並びで虫歯が殆ど見られない(あくまでもテレビに映った原住民のみ)。
昔、仕事で将軍家と町民の食事の違いを調べたことがあって、将軍家の様に甘く軟らかい食べ物しか食べない人は歯並びが悪く、身長がたかい(貴族形質)。町民のように食事が硬いものしか食べない人は歯ならびが良く低身長っていうデータを思い出しました。
とにかく文明に犯されていない原住民の歯は減ってはいるけど、虫歯のない素晴らしいものでした。
写真は番組のHPからお借りしました。

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2017年6月29日 (木)

ご挨拶にきました。

六月後半より当院で実習の始まる福島医療専門学校の歯科衛生士科に在籍する2人の学生さんと先生がご挨拶に来ました。
この衛生士さんの実習は3期に別れていて、しろくまは2期と3期の担当に割り振られていたのですが、学校の都合で、2期はキャンセル。3期のみの実習になりました。
ということで、今年初の実習が6月末より始まります(このブログを書いている時期にはもう実習開始です)。
やはり学ぶ姿勢の高い学生さんを見るのは気持ちの良いものです。
こちらも襟を正して診療に当たらないと行けないですね。
見られていますから(苦笑)

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2017年6月28日 (水)

宿題が溜まってしまって困っていました。

もう何年前になるか分からないけれど、恐らく開業当時に考えていた事だからもう10年以上前になります。
待合室でなにか雑誌をおいた方が患者さんの待ち時間(出来るだけ待たせない方が良いのだけれど・・・)に退屈しないかなと考えて雑誌のAERAを置くようにしました。
AERAを選んだ理由は特にはありません。
時事ネタが早く、真面目そうだから(苦笑)。
現在は雑誌(婦人系)のものも1冊増やしています。
AERAが届くと、院長室に受付の方が運んできてくれます。
一応、AERAの内容に付いて患者さんとおしゃべりする事があります(少ないけど、年に何度か)。
そのため、一度私が目を通してから待合室に置くようにしています。
そのAERAが溜まってしまって困っていました。
丁度、郡山東高校の検診の日に早めに診療室に戻る事が出来ましたので、事務仕事をする事にしました。その息抜きの時に溜まったAERAに目を通す事が出来ました。
何ヶ月か気になっていたので、ちょっとすっきりです。
でも、連載物なんかを通しで読むことが出来ました。
良いのか悪いのか分からないけど(笑)。

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2017年6月22日 (木)

ドアホンの故障

もう慣れましたが、開業してからの「しろくま歯科医院」の中の責任は全て院長(理事長)である私の責任なのです。
例えば、従業員の誰かがなにかミスをしたとしても、それは私(院長)の監督責任と言うことになります。
だから、常日頃なにか困った事が起きたら、何でも報告してくださいって従業員にはお願いしています。
私が結構困るお願いは、なにか機材の故障が起きたときです。
特にネット関係(苦笑)。
機材が動かなくなった時は、手早く機材の状態をチェックして、診療に差し障る場合は、何か手を打ち、それでも難しい時は、申し訳ない気持ち一杯になりますが治療のキャンセルの手続きをお願いします。
もちろん、メーカーに修理依頼も忘れずに。
ネット関係は、色々なメーカーが関係してくるのでどのメーカーに修理依頼するかの判断が非常に難しくなってきます。
そのため、私自身が修理出来る物は、壊れた機材を買い込んで、自分で原因を解明して修理することが結構多いです。先日もクレジットカード決算機のネット環境が悪くなりネットが通じなくなりました。
原因はスイッチングハブの故障だったのですが、診療の合間の時間が無い時間に作業しなければならないので大変苦労しました。
歯科医院を開業する先生は電気関係の最低の知識も勉強なさっていた方がいいと思います(苦笑)。
正直、こんなこともしなければ行けないんだって落ち込む事も多いですが、誰もやってくれないので・・・。
そんなちょっとしたトラブルなら自分で修理する癖が付いていている私なのですが、先日は自宅でも小さな故障が起きました。
玄関の来客を伝えるチャイムが全く鳴らなくなってしまったのです。

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自宅は2階なので、チャイムが鳴らないと子供が帰宅した時に気がつかないし、宅配便はいつも不在者票が入っているし。
小さな故障だけど、結構皆様にご迷惑をかける故障だなと困ってしまいました。
取りあえず、明朝メーカーさんに相談してみようと言うことになりました。
でも、何だかこれはただの接触不良の気がして、「直してみたい欲求」がむくむくと心に沸いてきてしまいました。
そこで、壁に取り付けてあるドアホンを丁寧に、慎重に外し、壁の中の配線を1本、1本確認して、コネクターをしっかりと接続し直して元に戻しました。
奥さんに玄関まで行って貰い、チャイムのチェックをしたところ、「ピンポ〜〜〜ン!!」と大きなドアのチャイムが室内にこだましました(笑)。
なんだか、玄関のカメラの写りまでも綺麗に写っていると奥さんは言います。
とにかく奥さんが大喜び。
子供たちも「パパ凄〜〜い」って拍手してくれたのでちょっと良い気分になりました。
でも、これは失敗して業者の方にご迷惑をおかけてしては行けないのであまりお奨めは出来ません。
皆さんは、自分で直そうとしないで業者さんに頼んでくださいね。
たまたま上手くいっただけなので(苦笑)

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2017年6月12日 (月)

そういう事なのね。

何年も前から、自宅のある二階のインターネット環境は有線ではなく、Wifiに切り替えていました。
しかし、自宅のインターネット環境は遅いまま。
以前にもご紹介した通り、ネット環境が悪くて、NTTの方に相談していていました。
この度、NTTのギガらくWi-Fiを設置することになったのです。
1階のネット環境が悪いのは、医療機器と有線を共有しているからという結論が出ているのですが、二階のネット環境の悪さを解決するために、NTTの方に2階のネット環境を見て貰いました。
調べた結果、1階からのWiFi回線は非常に弱く、すっかすかと言うこと(二階まで電波が届いていない)。
普通、現在のWiFi機器ならば住宅1軒くらいならカバーするはずなのにって不思議がっていました。
その時、NTTの方が「もしかして・・・」と、住宅の作りを調べ始めました。サッシは二重サッシになっているし、2階の床の作りはどうですか?って質問しはじめました。
実は、この歯科医院を作る際に設計の大木さんと沢山の住宅や歯科医院を見学して回りました。
その際に考えたのは、住宅と診療所を一緒にする場合の問題点として家族が増えた場合(子供が生まれた時)に、二階の住宅にて走り回ったり、飛びはねたりした時に、1階の診療所に振動やほこりが落ちてきてはまずいとなりました(実は見学に行った歯科医院で2階の足音がもろに診療所に響いていた箇所があったのです)。
そのため、私の診療所では1階と2階の間の床の作りを強固にして(何重かにして。確か4重になっていると聞いたような)設計しましょうって事になったのです。
NTTの方の見方だと、住宅の作りがあまりに強固なのでWiFiの電波が届かないって事みたいです。
先ほどの二重サッシというのも関係あるみたい。
きちっと住宅を作ったんだなって改めて嬉しくもなったけど、別の問題もあるのねって複雑な感覚(苦笑)。
そのため、1階と2階でそれぞれWiFi機器を置きましょうってことになりました。
今まで使用してきたWiFi機器を2階に、今度お願いした「ギガらくWi-Fi」を1階に。
これでかなりネット環境が改善出来ると思う。
しかし、問題がおこる場合には必ず原因があるんだね。
諦めないでしっかりと(絡まった毛糸をほぐす様に)調べて解決することは大事だね。
これは全ての事に言い当てられるかな。歯科の治療でもその他でも(笑)

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2017年6月11日 (日)

大変危険です。

歯科の治療は基本的に外科に分類されますので、基本的に献血処置(出血を伴う処置)を行う事は非常に多いです。
インプラントや大学病院その他の大型医療機関(口腔外科併設の総合病院)での大型の手術等は事前の管理の元行いますので心配はいらないのですが、小手術(親知らず抜歯や腫瘤除去)などは患者さんの生活まで管理する事は難しいです。
事前に、「体調管理お願いします」と言うくらいです。
で、まれになのですが、恐怖の為かお酒を飲んで来院される患者さんがいらっしゃいます。
これは大変危険な行為です。
事前にこちら側が気がつけば、手術(抜歯等)は中止いたしますが、気がつくことが出来ずに麻酔、処置に入ってしまうと、出血が止まらなかったり、処置中に気を失う場合が有ります。
非常に恐怖心があるのは承知していますが、飲酒だけは避けてください。
お願いします。

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2017年5月29日 (月)

機材の保守問題

歯科医院には様々な機材があります。
やはり機械なのでちょくちょく故障します。
中でも一番故障して欲しくないのがパソコン関係です。
今、医療機関の中でパソコン無しで診療して行くのは至難の業だと思います。
かなり高齢な先生で、パソコンなんて全く分からないって先生の診療所でも、必ずパソコンはヒッソリとその歯科医院の経営を支えていると思います。
当院でもっとも多くのパソコンを使用しているのはデジタルX線関係です。
今は、パノラマ、デンタル(歯を1本ずつ撮影)、CTスキャンの大きな三本柱で形成されているのです。
一度、CTに接続しているパソコンが故障してしまい、しかもその故障したパソコンの保証期間が1ヶ月前に切れてしまっていて、本当に酷い目にあいました。
故障したら、直ぐにCTメーカーに修理依頼すればいいと思われがちですが、その時は少しでも経費を浮かせようと自分でパソコンを選んで購入していたのです。個人で購入した物は個人で修理するのが常識ですから。
そのパソコン故障事件(大袈裟???)以来、院内のパソコンは出来るだけ個人では買わず、メーカー主導で購入して貰うことにしました。メーカー主導ならば、メーカーにパソコン修理依頼出せるし、取りあえずの代用品も持ってきてくれるので。
しかし、院内にはそうした理由で自分で購入したパソコンがごろごろとしています。
とっても面倒くさかったのですが全てのパソコンの保守期限を調べて、保守延長しました。
約6台のパソコンの保守期間延長を申し込みました。
先日、保守期間の終了の通知が来たので、改めて保守期間の延長を申し出ました。
しかし、パソコンの機種によってはもう保守延長が出来ないパソコンが4台もありました。
残念です。
2台は保守延長をしましたが、それでも次の1年で保守延長終了だそうです。
換えの効かないパソコンだけに、これからは急な故障におびえながらの生活になりそうです。
お〜〜怖

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2017年5月28日 (日)

郡山東高校歯科検診、今年もスタート。

郡山東高校の歯科検診を担当する様になって、はや3年以上が経過しました。
毎回、衛生士さん同伴で行くのです。
今月の18日は今年最初の歯科検診。今回は3年生約270人。
一人約1分として、単純計算で3時間くらい。
去年から、自分で口腔内ヘッドライト(かなり強力なやつ)を持参しているので、よく口腔内を診られるようになりました。
ただ、弊害もあります(苦笑)。
それは、ほぼ3時間休み無しでやや前傾姿勢で、明るいライト下で診断を下していくので、とにかく目が疲れます。検診の最後の方では、軽い眼精疲労、目眩といった症状まで出てくるしまつ(苦笑)。
今回の検診終了後でも、自宅に戻った後に偏頭痛が酷くて軽く寝込んでしまいました。
去年はこんな症状が無かったので、今回は歳のせいか、疲れが残っていたのでしょう(笑)。
まだ、検診も2回残っています。
頑張ってやっていきたいと思います。
また、今回は学生進路指導係の先生に「歯科衛生士学校」の案内も渡す事が出来ました。
歯科医師会としては、進路の片隅にでも「歯科衛生士」という選択も入れて頂きたくて(笑)。

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2017年5月 5日 (金)

富田東地区区画整理事業部より、換地処分及び今後の手続きについての説明会に参加してきたよ。

私の住んでいる土地は、郡山市富田東土地区画整理組合という所から購入したものです。
しかし、土地じたいは「保留地」といまだまだ制約の多いものです。
今回は富田東地区区画整理事業より換地処分を行う事によりようやく表記登記が出来き資産価値が生まれてきます(ほんと、ここまでが長かった・・・)。
換地処分とは、資料を見ると、『 土地区画整理法第103条に基づく手続きで、換地計画により決定された新しい土地の位置・地積内容および積算金の金額を正式に、それぞれの関係権利者(土地の所有者、借地権者、抵当権ッ者など)に通知 』するものらしいです。
土地の区画整理が終了すると言うことは、現在使用している「仮」の住所も「新しい」住所に変更になることを意味しています。
新しい住所になるには、恐ろしく大変な作業が待っていると言うことになります。
しろくま歯科はぶっちゃけ「仮」の住所で保険医登録を行い、医療従事して来ましたので、既に登録されている行政書類を全て書き換えなければならないと言うことになります。
もちろん院内で使用している書類や診察券、名刺にいたる全ての「仮」住所の書き込みのあるもの。
まあ、これはこの地で開業する時から分かっていた事なので、今からドタバタするのは止めましょう(笑)。
ただ、土地の増減により清算金の徴収や交付にまつわる対応もしっかり対応しなければ。こういうときは交付に期待せず、徴収があるものと心得て準備しないと、慌ててしまうかも。
と、こんな説明会を郡山市中央公民館の多目的ホールで受けてきました。

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金曜日で患者さんが多く、疲れた状態での参加でした。
一緒に参加した奥さんがしっかりと説明を聞いてくれて助かりました。
しかし、中央公民館って初めて来たけど素敵な建物なんですね。
カメラもって行けば良かったよ(笑)。

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これはちょっと困った。

何度もこのブログで取り上げていますが、またまたカメラ問題。
歯科の治療は歯という硬組織と粘膜という軟組織の両方の治療を行わなければならないために、とても記録が大事になるんです。
歯は削ると形を変えますので、以前の形を記録に納めておくと、比較検討が出来て大変便利だし、診療終了後に一人で患者さんの診査診断をする時も撮影した画像を見ながら検討する事が出来ます。
で、カメラは大まかに2種類必要です。
まずは、口腔内を撮影する専用にカメラ。もう一つは歯の模型や患者さんの顔貌などを撮影する普通のカメラ。
今回はこの普通のカメラの方が壊れてしまったのです。
一応、予備で2台あるのですが、なんということがこの2台がほぼ同時期に壊れてしまったのです。
前日に患者さんの顔を撮影したときに、ホワイトバランスがメチャクチャになってしまい、顔貌が真っ赤に写ってしまったのです。
その時は、単純に「操作中にどこか別のボタンでも押してしまったかな?」と考えていました。
で、夜一人でカメラのセッティングの為に色々と再設定を行ってみました。
全く「普通」の写真が撮れません。

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ついには全く写らなくなってしまいました(愕然)。しかも2台・・・・。
仕方がなくその間(現在も・・・・涙)は自分のiPhoneで撮影しています。
しかも、このiPhone良く撮れる(苦笑)。使いやすいし。
仕方が無いからもう一台購入すれば?って奥さんに言われましたが、何かと入り用の新学期。無用な出費は避けたいところ。
欲しいのは山々ですが、修理すれば良いだけなので、暫くiPhoneで凌ぎます(笑)。
しかし、機材の不調はストレス溜まるね。自分では解決出来ないので。
歯ぎしり増えそうな予感(苦笑)

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2017年4月25日 (火)

もう時効だから話しますけど。

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この話しはもう時効だから言いますが、今から約6年位前に凄いクレームがあったのです。
それはどんな話しかというと、その患者さんが治療費を返還して欲しいというものでした。
で、なぜその治療を返還して欲しいって言っていたかというと、治療費が明らかに高いからって理由でした。
で、その患者さんが受けた治療というのは歯の掃除なんです(苦笑)。
治療費は4000円。
しかも、クレームを受けた時から遡ること4年前。
4年前の治療費の返還を求めてきたのです。しかも自費治療で。
今、自費治療で歯のクリーニングはこの値段では出来ません(最低でもしろくま歯科では)。最低でも4000円の倍以上するのが相場ですから。
自費治療なので、私はその患者さんに「請求書もしくは領収書お持ちですか?」と聞きました。
患者さんの答えは「もちろん4年前なのでもっていない」との答え。
全く話しになりません。
その患者さんのカルテを紐解いて見てみました。
その患者さん曰く、「歯周検査なんてしたくないから、直ぐにお掃除して欲しい」との事。
その時のカルテの記載には「保険治療では歯周検査しないと、歯のお掃除は出来ないシステムなのです。しかも、歯周病検査で歯周病と診断されなければ、歯のお掃除も出来ません」と説明していると明記されてました。
そのため、自費の説明をして承諾して歯のクリーニングを受けられたとカルテには書いてあります。
こちらには何の落ち度もありません(苦笑)。
その患者さん曰く、いつもこの金額に納得がいかなかったそう。自己啓発セミナーに行き、「言いたいことは言いましょう」的な説明をされたので、踏ん切りがついたと言うことでした。
でも、領収書も無く、4年前で、自費治療での4000円は高いから返せっていうのはあまりにも理不尽。
なぜ、高いと思ったのですが?と聞いたら、他の歯科医院で歯のクリーニングを頼んだら、歯の検査などしないで直ぐにクリーニングしてくれる。歯のクリーニングを強要しているのはしろくまだけだって仰る
(苦笑)。
そこで、私は申し訳なさそうに言いました。
「歯のお掃除は基本的に保険では認められていません。歯周病になっている場合に初めて歯および歯肉の治療が出来ます。歯肉の治療を一般的に歯のお掃除と言われているだけです。それに、その直ぐにお掃除をしてくれている歯科医院は、検査もしていないのに、患者さんに検査料を請求していますよ。面倒くさいから検査の説明もなく、いきなり保険で歯のクリーニングをしているだけなんです。うちがぼったくっているのでは無く、患者さんがやってもいない検査料を取られているだけですよ」って説明しました。
その時の患者さんの驚きようは電話越しでもよく分かりました。
患者さんは検査抜きで歯のクリーニングを望まれたので、国の規則通りに行っている当院では自費のクリーニングしか出来なかったと説明しました。
かなり納得されたみたいでしたが、それでも料金の返還をして欲しいとしつこく迫ってきました。
今なら相手にしないか、歯科医師会がお願いしている弁護士さんにご連絡する所ですが、その当時私は非常にこの患者さんを相手にしていることが無駄な能力を使っていると思い、治療費はお返し出来ないが、アドバイス料として、従業員の手数料を差し引いた料金を出すということで話しはまとまりました。
アドバイスもなにも、丁寧な説明をしたんだから、うちから貰わず検査をしなかった歯科医院に言って欲しいと思ったし、こっちが営業妨害の被害届を出しても良いくらい。バカバカしい。
しかし、こうしてブログのネタにもなっているし、その後自分でこういった無茶ぶりの患者さんの対策を立てられたので良しとしましょう。
今後こういった患者さんが来たら、面倒くさがらず対応します(笑)。

2017年4月18日 (火)

失われた1枚を探して・・・・

以前こんな記事を書きました。
バックアップや仕えそうな画像を保存していたHDを誤って壊してしまい、それを復元させたのです。画像のほとんどを回復出来たのですが、それを保存していたファイルは回復出来ませんでした。
そのため、画像の時系列はバラバラ。
家族の写真や症例の画像が入り乱れて一つのファイルに押し込まれてしまったので、その中から必要な一枚を探すのも一苦労。
今、非常に欲しい画像を探し続けて1週間が過ぎました。
しかし、同じ画像が何故か複数枚づつ復元されてしまい、画像数はなんと40万枚。
この回復画像の為のHD(4T!! かなり高かった...涙)を購入したほどです。
まだまだ掛かりそうです。
かなり肉体的、精神的に高い授業料になってしまいました。
しかし、どうしても必要な画像なので諦める訳にはいきません。
頑張ります(涙)

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2017年3月30日 (木)

インプラント専門医臨床技術向上講習会

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第28回インプラント専門医臨床技術向上講習会が開催されました。
今回主幹である奥羽大学インプラント科教授関根秀志先生よりのお声がけに答える形でお手伝いに行ってきました。
当日はまもなく4月だというのに生憎の雨。肌に突き刺すような寒さでした。
今回はあくまでもお手伝いと言うことで、出しゃばること無くあくまでも裏方に徹することが仕事となります。
私の担当は講師控え室対応となりました。
仕事は講師の案内、会場に講師の席を準備する。講師の飲食の対応、質問評対応、荷物番と行ったところです。
しかし、実際に始まってしまうと、役割を越えた仕事をしなければなりませんでした。
他の仕事もしますし、他の方が私の仕事をしたりなど。
今の感想としては、無事に終わって良かったな、関根先生および学会の方々、本当にお疲れ様でした。
会場が一杯になるほど盛況でした。
我々の席が無いくらい。
外は寒かったけど、会場内は熱く熱く議論されていました。
今度も関根先生のサポートをしっかりしていこうと思います。

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2017年3月17日 (金)

バグ

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去年決めた目標の一つに「2017年は本を買わない」というの事を掲げました。
私の場合、本当に病的に本を購入してしまうのです。
お小遣いの大半を本につぎ込んでしまうので、いつも私のお財布事情はお寒い限りなんです。
で、私のブレーンとも言うべき友人が、「本には賞味期限が無いんだから無理して買わなくても良いと思うよ」と至極真っ当なご意見をちょうだいしました。
幸い、積読の本が山のように有りますから、読む本が無いという飢餓状態には陥っていません。
そんな今年、つい買ってしまった本がありました。
それはなんとビジネス本の『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか 中島聡著』。
今年の1月に本屋で平積みされているのを偶然発見。
中身をパラパラと覗いて見て、かなり欲しいと思ったのですが、そこはぐっと我慢してその場は立ち去ったのです。
大抵こういったビジネス書というのはあっという間に消えて無くなるのですが、2月後半に同じ場所にいったらまだ同じ場所に置いてある。
同じく中をパラパラを覗いたら、もう我慢が出来なくなり購入。
その本屋さんには喫茶店も併設されているので、そのまま喫茶店に直行して読み始めました。
本の中身は、それぞれ読んで頂くということで割愛(かなり良い内容でした。為になりました)します。
この著者の中島さんはマイクロソフトで革命を起こした方なのです。
今では当たり前になっていますが、マウスの右クリックを有効活用(ドラックとかコピペとか)を提案、採用された方みたいです。
彼がこの本の中で言っていたことをちょこっと言えば、パソコンのソフトを発売する際には完全にバグ(コンピュータの中に潜む誤り)を消してしまうことは難しいと言うことなのです。
ある程度、パソコンに詳しく無いユーザーが使って問題なければ発売してしまうそうです。
全てのバグを取り除く作業をしてしまうと全くソフトが完成せず、時間ばかりかかり発売が出来なくなってしまうとの事です。
そのため、アプリは四六時中アップデートを繰り返してバグを解消させていくのだそうです。
なるほどね。納得。
内容は割愛しますなんて言っておいてかなり説明してますね(汗)。
つまり、仕事は最初から完璧をめざさず、取りあえずたたき台(8割の出来き)のような試作品(モックアップ)を急いでつくり、余裕を持って手直していきましょうって感じの内容でした。
私が言いたかったのはパソコンは発売された時は完璧では無いよって事なのです。
医療機関は月末及び月初めにレセプトという患者さんの情報を保健機関に送り、治療した事を証明し、その内容に矛盾がなければその医院に窓口で支払って貰っていない保険の分のお金が各医院に支払われます。
国の保険機構は無駄なお金は払いたく有りませんので、レセプトに不備があれば「無効」ということで医院に「支払えません」と突き返してきます。
お金が絡むため、非常に厳しいのです。
そのため、各医院はそのレセプト作製に完璧を期すためにレセプト用のコンピュータを完備しています。そのレセコン(レセプト用コンピュータ)で、何度手直しても直らないレセプトがあったのです。
レセプトは各月締め切りがあるので直ぐに対応しなければなりません。
自分では直せないのでメーカーの方に当院に来て貰いました。
そして、その場で解決したのです。
しかし、いざ発送する直前でまた同じエラーメッセージ。
残念ですが、今月はこのレセプトは諦めるしかないですね。
メーカーの方が来ても直らないって事は、これはこのブログの最初で説明した「バグ」ですかね。

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2015年9月24日 (木)

乳幼児の歯磨き中の事故

今日のYahoo!の記事の中でこんなモノをを見つけました。
『乳幼児 歯磨き中事故で入院も』というものです。私も自分の子供の歯磨き中に何度も「ヒヤッ!!」とさせられた経験があります。大人は先を見通し行動を起こすことが出来ますが、子供の興味は目の前のこと一点だけ。現在行っている行動よりも興味を持ったことを優先させる帰来があります。
ニュースの内容はこんな記事です。



・ 
昨年1年間に東京都内で、歯磨き中に走り回るなどして転倒し、歯ブラシでのどや頬の内側を突いて救急搬送された5歳以下の乳幼児は前年比2人増の40人に上ったことが、東京消防庁のまとめで分かった。
 同庁や医療機関の専門家は「乳幼児は保護者がそばに付き添い、歯磨きに集中させて」と注意を促している。
 同庁によると、2014年に歯磨き中の事故で救急車で搬送された乳幼児の半数以上を1歳児が占めた。歯磨きをしながら歩いていた女児(1)が転倒してブラシが頬に刺さり、入院が必要と診断された事故などがあった。
 10~14年の5年間では、計207人の乳幼児が搬送された。入院が必要な中等症以上と診断されたのは全体の15%で、生命の危険があると診断される事故もあった。年齢別では、1歳児(97人)と2歳児(61人)で全体の約76%を占めた。
 事故の原因別では、歯磨き中に「歩いたり、走ったりして転倒」が最も多く、次いで「人や物とぶつかる」「踏み台から転落」などが続いた。
 国立成育医療研究センターの守本倫子医長(小児耳鼻咽喉科)は「口の中は脳にとても近い場所で、大事な血管もたくさんある。歯ブラシが刺されば大きなけがに発展し、最悪の場合は死に至る危険性もある」と指摘。「乳幼児が歯磨きをするときは落ち着いた所に座らせ、そばで目を離さないという基本を守ってほしい」と話している。(Yahoo!平成27年9月24日掲載)




万が一、我が子にこのような不幸が起きてしまった場合は開業医ではなく大きな病院《口腔外科》にご連絡しれみてください。

2011年9月12日 (月)

歯痛で死亡

インターネットの中に見つけた記事。

【9月7日 GlobalPost】米オハイオ州シンシナティの男性(24)が8月31日、歯の感染症で死亡した。同市の大学病院医師が語った。

 死亡した男性、カイル・ウィリスさんの遺族は、米NBCテレビの系列局WLWTテレビに対し、ウィリスさんは2週間前に親知らずが痛み始めたと語った。歯科医は、親知らずを抜歯する必要があると告げたが、ウィリスさんは当時無職で無保険だったため、抜歯をしなかった。

 その後ウィリスさんは頭痛と顔のはれに悩まされ、緊急治療室に搬送された。

 おばのパティ・コリンズさんは、WLWTテレビの取材に「(医師らは)抗生物質と痛み止めを与えた。でも、ウィリスは抗生物質を買うお金がなかった。そこで痛み止めだけもらった。でも彼に必要なのはそっちではなかったのよ」と語った。

 痛み止めは効果があったものの、感染は拡大し、最終的にウィリスさんの脳に達した。

「歯科医に行って歯痛を治療しておくべきだった。そうすればこんなことにならなかった。みんながその教訓を得たわ」と、コリンズさんは語った。

 米カリフォルニア大学サンディエゴ校の歯科医、アービン・シルバースタイン氏は、ABCテレビに対し、「歯の病気が深刻な症状をもたらすことを人びとは知らなさすぎる。問題は目で見える部分だけではないんだ。多くの人が歯の疾病で命を落としている」と語った。

 カイル・ウィリスさんは、米有名ミュージシャン、ブーツィー・コリンズのおい。(c)News Desk/GlobalPost.com/AFPBB News

日本は国民皆保険なので、痛みが出たらすぐに歯医者へ行きましょう。

2010年2月18日 (木)

歯科技工の低迷に、歯科界は何ができるだろうか

本日は、デンタルトリビューン紙2010年2月号よりお届けいたします。

◇就業環境の整備が課題

現在、歯科技工士の就業年齢のおよそ3割以上が50歳以上であり、顕著な高齢化となっている。その一方で、若者の志望者が激減のうえ、他業種への流出が後を絶たないため、年齢構成に極端な偏りが生じている。

本来、社会の需要があり、若者にとって魅力的な職業であれば、就業人口の高齢化は解消する。しかし、低賃金、長時間労働、福利厚生未整備など就業環境の悪さが若者にとって魅力を感じられない一因と思われ、魅力ある環境作りが喫緊の課題である。

国家資格として認定されている歯科技工士だが、志望する若者は極端にすくない。全国の歯科技工士養成校では、志望者の減少が悩みの種となっている。2006年以降は受験比率が1倍を下回り、その傾向は現在も続いている。

高校などの進学相談会では、歯科技工士養成校の進学をすすめない事が多いという。それでも歯科技工士として歯科医療を志す若者はわずかながら存在する。

しかし、苦労の末に取得した国家資格にもかかわらず、転職する若者が増えている。日本歯科技工会の統計では、卒後5年以内におよそ7割が退社しており、その多くは他業種に転職しているという。

◇肩たたきで「一人ラボ」も

日本歯科技工士会が3年に一度実施している2006年の「歯科技工士実態調査報告書」によると、就業する歯科技工士の平均年齢は、43.5歳である。この統計では勤務者平均年齢38.5歳に対して、自営社の平均年齢は50.7歳。

勤務者数は年を経るごとに減少している。この傾向に対して、ある技工関係者は「診療所に勤務する歯科技工士になかで、肩たたきによって独立するケースが多い」と打ち明けた。

つまり、統計上の歯科技工所数はこじょ数年微増しているいが、その背景には、勤務先の診療所から退職を迫られるケースが多いと言うことだ。

歯科医院の収益が厳しくなると、固定費を削減するため技工を外注する。その結果、退職となった歯科技工士は一人ラボとして開業することが多い。

◇問われる「国家資産」意義

歯科技工士の海外委託も大きな問題である。国外の無資格者が作成する技巧物を、歯科医師の責任と判断による裁量において、自由診療に限定して容認している。

無資格者による歯科技工行為や歯科医師が発行する指示書がない場合、歯科技工士法への接触が指摘される。口腔内に入れる補綴物を。「雑貨扱い」として区分したうえで、輸入を放任することに異議を唱えるのは常識的に判断して当然であろう。どのような成分が含まれた補綴物かわからないため、安全性が疑問視されている。

そこで、歯科技工士の有志が立ち上がった。脇本征男氏ら、81名が国を相手に訴訟を起こした。同氏らは一般人を含めた啓発活動を行い、昨年10月、東京地裁で「請求棄却」の敗訴となったため、最高裁へ上告している。

日本歯科技工士会のある関係者は「裁判の結果、海外委託が合法と判断された場合、その判例によって将来が決まってしまうことに不安を覚えます」と、判決結果を危惧している。

◇技工界内部も改善要す

歯科技工の問題を挙げれば枚挙にいとまがない。しかし、歯科技工は歯科医院収入の大黒柱であることを忘れてはいけない。歯科医院収入のなかで補綴物の割合は42.8%。およそ収入の半分を占める。

さらに、この統計には自由診療分が含まれていないため、保険診療、自由診療を含めた実質的な補綴物関連収入は総収入の半分を超える可能性がある。歯科疾患の病態変化により、予防中心とする診療が定着してきたとはいえ、超高齢化社会を迎えた現代においては歯科技工の需要は高いはずだ。

このように、歯科技工に関わる懸念事項が事欠かないのはなぜか。

下川歯科医院院長の下川公一氏は「(劣悪な就業環境について)問題の根本に歯科技工士間の労使関係もある」と指摘している。

保険診療では、安価な技工所に注文が集まるため技工所間の価格競争が激化している。安価な仕事で収益を上げるには、数をこなさなければならない。そうなれば必然的に、就業時間が長くなる。というわけだ。

歯科技工士の問題は、彼ら自身で解決する努力も必要だ。業者を代表する職域団体の組織率が30%台と低い組織率であることも認識したうえで、対策を練る必要がある。

◇“匠の技術”に誇りをもって

日本の歯科技工士は、高度な精密加工技術から“匠の技術”として世界的に評価されている。

歯科技工士が医療従事者の一員として矜持があれば、歯科技工界が一致団結して、問題の解決に取りかかる必要がある。歯科技工が衰退すると、国民も歯科医師もみんなが困る。そして、歯科医療従事者全員がこの問題を認識したうえで、歯科界全体の連携を目指した行動を起こすべきである。

歯科界発展のために歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士が団結して、歯科医療の重要性とすばらしさを国民に啓発することが一層求められている。

原宿デンタルオフィス院長の山崎長郎氏は、歯科医師と歯科技工士の関係について次のように述べる。

「患者の健康に寄与するタスクのなかで、歯科技工士は重要なパートナーだ。どちらが上でも下でもない対等な関係である。歯科技工士は最新の技術を学び夢をもって活躍して欲しい」

2010年2月13日 (土)

がん患者の苦痛

本日は、日本経済新聞2月7日号に掲載された『医師の目』よりお届けいたします。

◇がん患者の苦痛、心の問題も

がん医療現場でのうつ病について報告したい。

数ヶ月前に進行乳がんの診断を受けた60歳の女性。手術が出来ないため、ホルモン療法を行っていた。治療効果は良好だったが、副作用と思われるめまい、ふらつきに苦しめられた。

症状があまりにも辛いため、患者は治療中止を選択。1ヶ月を経過しても症状は改善せず、何かおかしいと感じた担当医が精神腫瘍科を紹介した。

患者は疲れ切っていた。ホルモン療法開始後のめまい、ふらつきが苦痛で気分がめいり、物事に対する興味も薄れ、眠れず、食欲が低下し、身体はだるく、新聞を読んでも頭に入らなくなってしまったという。

家族も急に変わってしまった患者に戸惑っている様子であった。

この患者をみて、どう思われるのであろうか。がんの進行で身体が衰弱したのだろうか。それとも、がんになったことで悩んでいるのだろうか。

実はそうではない。この患者の診断はうつ病。問診で明らかになった。食べられない、身体がだるいなどの患者の訴える苦痛は、一見がんによる症状のようだが、うつ病の症状の一部である。

患者に、精神腫瘍科の診断はうつ病であること、それが良くなってからホルモン療法の再開を伝え、抗うつ剤を投与。すると治療開始後2週間でよく眠れるようになり、3週間後にはめまい、ふらつきがなくなった。

このころから「もう一度治療を受けたい」と話すようになり、1ヶ月後にはホルモン療法を再開した。その際めまい、ふらつきはなかった。

では治療中断のきっかけとなった「めまい、ふらつき」は一体何か。実は、これはもうつ病の症状だった。患者は、それらが初めの治療開始と同時期に表れたことで、薬の副作用と感じたかもしれない。また、うつ病で治療意欲が低下していたことが治療中断に至った理由かもしれない。

治療中断の選択は人生における重大な決断であり、適切な判断が出来るよりよい精神状態の下で行われるべきだ。しかし、うつ病になるとその判断の適切さが失われることがある。何かおかしいと感じた担当医の判断がこの患者を救ったのだ。

埼玉医科大学教授 大西秀樹先生 投稿

2010年2月 9日 (火)

糖尿病、根治療法に道

本日は、Yahoo!ニュース2月2日掲載分よりお届けいたします。

◇糖尿病、根治療法に道

福岡大と理化学研究所は、重症糖尿病の根本的治療法として期待される膵(すい)島細胞移植で、タンパク質の一種「HMGB1」が拒絶反応を促し移植効果を妨げることをマウス実験で突き止めた。HMGB1の抗体投与で、拒絶反応を抑え移植効果を格段に高めることも判明。米医学誌ジャーナル・オブ・クリニカル・インベスティゲーション電子版に2日掲載された。
 福岡大の安波洋一教授(再生・移植医学)によると、HMGB1の抗体を治療薬として投与し拒絶反応を抑える方法がヒトでも確立されれば、糖尿病1型の重症患者に対する根本治療として膵島細胞移植の普及が大幅に進む。早ければ4~5年後には治療を開始できる見込み。

2010年1月23日 (土)

花王、歯磨き行動の脳への作用を研究

本日は、YAHOO! JAPANニュースに掲載された歯磨き行動の脳への作用への記事をそのまま記載します。

◇疲れたあとに歯磨きをすると、脳が活性化し、気分リフレッシュ

花王  の ヒューマンヘルスケア研究センターは、現在、むし歯や歯周病などのさまざまな口のトラブルに関する研究や美しい歯に関する研究などを通し、口内の健康価値の提案に取り組んできた。

 今回は、千葉大学フロンティアメディカル工学研究開発センター脳機能計測解析研究部門 下山一郎教授と共同で、脳が疲れたあとの歯磨き行動が脳や心理に与える作用を研究。このほど、歯磨き行動が脳を活性化し、気分をリフレッシュする効果を持つ可能性を見い出した。

 具体的な研究内容としては、計算作業による疲労付与後に歯磨き行動をしたときの脳への作用を客観的に評価するため、脳と心理の状態を同時に測定する“統合生理研究手法”を用いて検討。脳の活性化は、脳の疲労度や注意力に関係する指標などを用いて評価し、脳の疲労度はフリッカーテストを、注意力は脳波の測定で実施したという。また心理状態は、自己評価を数値化するVAS法 により評価している。

 その結果、疲労後に歯磨きをすると、しない場合と比べ、脳の疲労は有意に低減。また注意力も高まる傾向が認められたという。これより、歯磨き行動により脳が活性化したことが推測されたのだ。さらに心理状態についても、疲労後に歯磨きをすると、リフレッシュ感が有意に高まり、集中力やすっきり感も上昇する傾向が認められたという。歯磨き行動には、仕事や勉強などで疲れた時に脳を活性化する効果があるとも考えられるのだ。

 本結果は、IUPS2009第36回国際生理学会大会・第86回日本生理学会大会で発表し、2010 年3月発行の産業衛生学雑誌に掲載の予定だ。(編集担当:宮園奈美)

2009年12月18日 (金)

歯髄バンク、費用かかるが需要拡大

本日は、デンタルトリビューン紙2009年12月号よりお届けいたします。

◇歯髄バンク、費用かかるが需要拡大

【英国】将来、子どもが病気になったときの保険として、乳歯から採取した幹細胞を冷凍保存しておく歯髄バンクが注目されている。1.000ポンド以上の費用が必要になるが、利用者は多いという。

◇近隣諸国なからの申し込みもおおい

BioEden社は英国初の歯髄バンクであり、外務英連邦省(FCO)とビジネス・企業・規制改革省(BERR)が合同運営する英国貿易投資総省(UKTI)から支援を受けている。

同社の設立は2007年。歯科医師のDavid James氏が、米国立衛生研究所(NIH)の細胞生物学者SongtaiShi氏が娘の乳歯の中に幹細胞を発見したという研究報告をインターネットで発見したのがきっかけだった。

費用は950ポンドの保険料に加え、年間90ポンドのサービス料が必要とされているが、james氏によると、乳歯はクウェートやインド、イタリアなどからも送られてくるという。

幹細胞研究はまだ初期段階だが、アルツハイマー病や多発性硬化症、パーキンソン病など多くの疾患の治療に有望視されている。

◇歯の細胞による未来の保険(コメント~歯髄バンク株式会社 瀧川拓郎氏)

歯髄バンク株式会社は、「いつまでも元気でいてほしい」、「健康でいてほしい」、そんな想いを実現するために生まれた。従来捨てられていた乳歯に、再生医療の世界から熱い視線が注がれている。

白血病など血液疾患の治療に有効な臍帯血(造血幹細胞)については、年間約5.000件もの保管があるほど浸透してきている。一方、歯髄(間葉系幹細胞)の保管を事業化した例はまだ少ないものの、現在、米国、英国、台湾など諸外国でも盛んになっている。

提携している大学機関で、すでに歯髄の幹細胞から臓器の細胞を作ることに成功した研究結果も出てきており、これから動物実験や臨床試験へと移行していくため、まだ時間はかかるが臨床応用への道筋はついている。

現在、東京駅に隣接する聖蹟サピアタワークリニック東京再生医療センターにて、この最新治療が行われている。

《問い合わせ》

歯髄バンク株式会社

FAX03-5218-2213

http://www.toothcellbank.jp/

2009年11月22日 (日)

麻疹(はしか)絵

本日は、デンタルトリビューン紙2009年11月号の中の『歴歯散策』をお届けいたします。写真も同文より添付しました。1350

◇20年余の周期で流行した麻疹(はしか)

新型インフルエンザの猛威が巷間で話題になっている。人類の病気との戦いは、感染症との戦いの歴史とも言える。

江戸時代の人々を苦しめた病の一つに、はやり病(感染症)がある。赤痢、コレラ、梅毒が代表的であり、疱瘡(天然痘)は毎年のように流行し、治っても顔にあばたが残った。

一方、麻疹(はしか)は一度かかれば2度目はかかりずらり病気であるが、子供だけでなく、大人にも容赦なく襲いかかった。口腔内の初発症状としてコプリック斑はことに有名で、発病2~3日後、あるいは、発疹出現の2~3日前に麻疹患者の80~90%に見られる口腔粘膜の臼歯部に生じる帯青白色の斑点である。

麻疹は江戸時代に10~30年余の周期で流行しており、慶長12(1607)年、元和2(1616)年、慶安2(1649)年、元禄3(1690)年、宝永5(1708)年、享保15(1730)年、宝暦13(1763)年、安永5(1776)年、天明2(1782)年、文久2(1862)年に流行shした。

なかでも天保7年の大流行は6月半ばから始まり、7月には「麻疹患者がいない家はほとんどない」と言われたほどであった。

◇多様な情報が掲載されたはしか絵

麻疹が流行したときには護符として、あるいは世俗画として、多くの「はしか絵」が浮世絵師によって描かれた。はしか絵には迷信やまじないのもの、診察の図に加え、養生の伝として慶安2年の大流行以来、文久2年の大流行の時は年次を記載したものまで大量に刷られた。

なかには今日の疫学に類似した記述も見られ、数多くの種類がある。特に、病を抑えつける意味から東向きの馬屋にある馬のかいば桶を顔にかぶる風習が行われた。浅草寺のかいば桶は効果があったという(写真の左側)

当時、麻疹は陽毒によると考えられていたので、この陽毒を除く治療法として飲食物の取り方について書かれたものがある。「食してよろしきもの」に黒豆、大豆、インゲン豆、昆布、くず、みぞなどが挙げられている。

多くのはしか絵が、養成の心得として「食べて悪しきもの」と「食べてよろしき物」を記しているが、内容はいずれも絵によって異なり、食養の難しさを物語っている(写真左)

また、「忌むべきこと」に房事、灸治、入浴、そばなどが挙げられ、遊郭、風呂屋、酒屋、そば屋、床屋や芝居小屋がガラガラになったというから、はしか絵がいかに江戸市民に浸透していたかが伺える。

麻疹はかつて克服された感染症であったが、最近、若年層での流行が問題視されている。新型インフルエンザも特効薬がなく、予防が最重要と考えられ、食養学から抵抗力をつけることも肝要と言える。

形を変えて人類に警告を発してきたのは「はやり病」は、人類の叡智がためされているのかもしれない。

テキスト:日本歯科医史学理事 日本大学松戸歯学部教授 渋谷鉱先生

2009年11月15日 (日)

男性も健康志向くっきり

本日は日本経済新聞2009年11月10日分よりお届けいたします。

◇喫煙率最低36% 肥満5年ぶり減

たばこもやめて、ダイエットも-。厚生労働省が9日打ち出した2008年の「国民健康・栄養調査」で、人々の健康志向がくっきり浮き上がった。成人の喫煙率は21.8%と健康増進法が施行された6年前より約6ポイント低下。たばこ増税論議の影響などもあり、今後も“たばこ離れ”は進みそう。ここ数年進み続けていた男性の肥満傾向にも改善の兆しがみられた。

喫煙率を性別で見ると、男性は36.8%で前年よりも2.6ポイント低下した。03年との比較では10ポイント低下し、調査を開始した1986年以降で最も低くなった。

一日に一箱強(21本以上)吸う人は4人に一人。同省は「職場で分煙が進んだりオフィス街での路上喫煙が禁止され、喫煙場所が少なくなった」としている。

年代別では40代(51.9%)が最も多く、唯一半数超に。20代は40%を超えるものの、6年前より15ポイント近く低下し、若者のたばこ離れが進んでいる様子がうかがえる。

女性は9.1%で前年比1.9ポイントの低下。ここ数年、微増減を繰り返して男性ほど著名な禁煙傾向は見られなかったが、03年以降では初めて10%を下回った。

喫煙による健康影響の知識では「肺がんのリスクが高まる」ことを87.5%、「妊娠に悪影響」を83.5%が認識。喫煙者の半数超が禁煙を試みたい経験があった。

一方、メタボリック症候群対策などを意識してか、肥満の割合にも変化が表れた。身長と体重から算出される指数で「肥満」と判断される割合は男性で28.6%と前年(30.4%)を下回った。男性の肥満は04年以降増え続けていたが、5年ぶりに減少に転じた。女性は20.6%で前年とほぼ同時だった。

同省は「食生活の改善や定期的な運動を心がけている人が増えている」とみている。

調査は昨年11月に実施。喫煙率は8171人、肥満は6713人を無作為に選んだ。

◇街・駅 喫煙場所減る

路上喫煙への罰金、駅での全面禁煙などとたばこを取り巻く状況は厳しくなる一方だ。

歩きたばこを禁止する条例は、東京都千代田区が2002年にいち早く導入、名古屋や大阪市、福岡市など30以上の自治体に広がった。

近年は禁煙の「対象エリア」も急速に拡大。神奈川県では今年3月、屋内での喫煙を制限する全国初の「受動喫煙防止条例」が成立し、飲食店や宿泊施設に加え学校などの公共施設が規制対象となった。

民間でも私鉄各社に続き、JR東日本が今年4月、首都圏の主要圏の主要駅でホームを全面禁煙に。オフィスでの禁煙・分煙化も進み、「自宅の外でたばこを吸える場所」は確実に減少してきている。

こうした動きに拍車をかけそなのが、新政権のもとで浮上したたばこへの増税論議。仮に欧米並の一箱500円以上になれば、これを機に禁煙に踏み切る人は少なくないとみられる。

禁煙治療に詳しい大阪府立健康科学センターの中村正和健康生活推進部長は「タスポ導入やたばこ増税の論議のほか、タクシー車内などの禁煙化が背景にある」と指摘。

学校内の禁煙化にうより教員ら大人が禁煙する機械が減り、「未成年の喫煙者が減ったことも若者の喫煙率低下に影響している」とみている。

2009年11月 3日 (火)

花粉症治療~食パンでエキス吸収~

本日は、日本経済新聞2009年10月27日分の社会面に出たいた記事よりお届けいたします。

◇口腔粘膜で摂取~都が効果確認~

東京都は26日、食パンに含ませた花粉エキスを口の粘膜から吸収する舌下減感作療法を花粉症患者142人に実施した結果、約7割で症状が消えたり、軽減したり、重い副作用は1例も無かったと発表した。

減感作療法はアレルゲンと呼ばれる原因物質を徐々に体内に取り込み、症状の緩和を期待する治療法。

花粉症で実用化されているのは花粉エキスを薄めて皮下注射する方法だ。

都は「今回のような患者の規模で舌下減感作療法の有効性と安全性が確認されたのは初めてではないか。患者の負担が少ない治療法として早期の実用化を期待したい」としている。

都と共同研究した日本医科大学が29日から秋田市で開催される日本アレルギー学会秋季学術大会で発表する。

都福祉保険局によると、都内在住か在勤の20歳以上の花粉症患者から協力者を募り、皮下注射用の花粉エキスを食パンに含ませ、舌の下に2分間置いて吐き出させる方法を試した。

投与は2006年から2年間。当初は毎日投与し、残り1年間前後は2週間に1回のペースだった。患者の7割が症状が消失したか軽減し、副作用も鼻や目のかゆみなと軽い症状にとどまったという。

2009年10月19日 (月)

2009インフルエンザ

本日は、PRESIDENT 2009 11.2号の中の医学ジャーナリスト松井宏夫さんのテキスト『Health and Habit 元気なカラダ入門』よりお届けいたします。

◇2009インフルエンザ

小・中・高の夏休みあけから流行は広がる。その予想通り、休校を含め学年・学級閉鎖が四、五倍に増え、10月、11月がピークになるとみられている。そして、感染者は国民の20%に登だろう、と。

その2009インフルエンザA(HINI)は、当初“豚インフルエンザ”といわれたように、豚から人に感染。遺伝子を調べたところ、豚インフルエンザウィルスのみならず、鳥、さらにはヒトインフルエンザウィルスの遺伝子も確認された。つまり、豚の体内で豚・鳥・人のインフルエンザウィルスが混ざり、変異を起こして2009インフルエンザウィルスの誕生となったのである。

新しいインフルエンザだけにほとんどの人は免疫を持っていない。だからパンデミック(世界的大流行)を起こしてしまう。

過去、新型インフルエンザによるパンデミックは20世紀には3回起きている。1918年の「スペインインフルエンザ」、57年の「アジアンインフルエンザ」、67年の「香港インフルエンザ」。

最悪を記録したスペインインフルエンザでは約4000万人の死亡者が出たと推定されている。今回の2009年インフルエンザは弱毒性。そうはいってもほとんどの人が免疫をもっていないので感染力は季節性のインフルエンザより2,3倍は強い。

この2009インフルエンザ、症状はほとんど季節性インフルエンザと変わらず、「38度以上の発熱」「関節痛」「頭痛」などが起こり、その後、「咳」「鼻汁」が出てくる。また下痢を伴うことも多い。

感染しても多くの人は順調に回復しているが、基礎疾患のある人(心臓疾患、肺疾患、腎疾患など)や高齢者、妊婦、乳幼児では重症化するケースもあるので、十分な注意、対応が必要である。

感染ルートは「飛沫感染」と「接触感染」。予防は手洗い・うがいの徹底、外出を控えマスクの着用。それでも感染したときは、的確な対応をして、他に感染させないようにするのがエチケット。

ホームドクターのいる人は、直接受診せず、まず電話をして受診の方法を聞き、指示に従う。ホームドクターのいない人はもよりの保健所に設置されている発熱相談センターへ連絡して指示に従う。

受診すると、問診とともにインフルエンザ迅速診断キットで診断することが多い。が、これでは季節性か新型かの診断はつかない。さらに、発症の早期には陰性になることも多く、確実な診断というわけにはいかない。

インフルエンザであれば、季節性、新型にかかわらず、抗インフルエンザウィルス薬が使われる。発症から48時間以内に使うと発熱期間を多少短く出来る。内服薬タミフルで、吸入薬がリレンザである。

◇生活習慣のワンポイント

予防は前述したが、それに加えて常に「十分な休養・睡眠」と「栄養のある食事」をとることも大事である。

ここでは食事のアドバイスをする。

「ごはん、パン」といった主食、「魚・肉・卵」といった「主菜」、そして副菜は二種類は欲しい。野菜、果物、キノコ、海藻、根菜類、豆類をバランスよく摂取する。

特に免疫力アップを期待するなら、今が旬のキノコを積極的に料理に加える。シメジ、マイタケ、椎茸、松茸など数多い。炒め物によし、サラダによし、煮物によし、まぜごはんによし。

野菜は赤、緑、黄、白、黒など色をカラフルにすると、よりビタミンが豊富に摂取できる。

上手にとる簡単な方法は鍋料理。これから冬に向けて寒くなり、乾燥してくると、インフルエンザもより流行しやすくなる。そこで、鍋で栄養をとる。体が温まるうえに、室内はウィルスが嫌がる高い温度と湿度となるのである。