アンディー・ウィアーの物語。
何度でも見直したい映画とか小説って皆さんありますか?
私は結構あります。
先日の日曜日にちょっと悩んでいたのです。入社したばかりのスタッフが急に辞めてしまって院内が結構大変な状況なのです(歯科衛生士さん、歯科助手さん絶賛募集中です)。
そんな落ち込んだ状況だったので、今の自分よりも最悪な人生の映画や小説を見ようか、はたまた読もうかなって思ったのです。体力も無かったので、映画にしようと思ったのです。
やはり、前向きなのに人生最悪なキャラクターといったら、マーク・ワトニーしかいません(笑)。
マーク・ワトニーの最悪な状況を列挙してみると・・・・。
・地球から2億2530万キロ離れた火星にひとりぼっち。
・酸素:ほとんど無し。
・通信手段・:無し
・最大風速:400km/h
・食料:31日分
・NASAの次の火星探索ミッションまで4年後
ほんと、自殺した方が楽なんじゃないのって状況なのですが、彼は希望を捨てずに何とか地球に生還しようとするのです。
この小説は「火星の人(著者 アンディ・ウィラー)」で、映画は「オデッセイ」です。
マット・デイモン主演です。
もう絶望すぎて、笑っちゃうのです。
そこを化学(科学?)の力と明るい生活で何とか乗り越えちゃうのです。
もう、何度見たか分からないし、何度助けられたか。マークワトニーの絶望度に比べたら、自分の絶望度なんて無いに等しいのです。
本当に元気をもらえる映画です。皆さんも落ち込んだり、絶望したりした時は、是非一度「オデッセイ」を鑑賞するか「火星の人」の原作を読んでみてください。映画は小説の目次のような内容なのですが、それでも十分に面白いです。
ところで、この原作のアンディー・ウィアーの新作(といっても初版は2021年なんだけど)「プロジェクト・ヘイル・メアリー」も「火星の人」を上回る面白さと絶望さ。
そんな事あるかよ〜〜の連続なのですが、希望が沸いてくるし、生きる事や命の大切さなんかをサラッと書いていて、しかも読者をグイグイ物語の中に引き込んでいく手腕は見事の一言。
皆さんも是非、この「プロジェクト・ヘイル・メアリー」を読んでみてください。
この映画もライアン・ゴズリング主演で映画化が決まっているみたい。そりゃ面白いから映画化するよね。
でも、どうやって?そんな内容です。
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