決めつけの悪循環。
私も人間なので、感情の起伏というのはあります。しかし出来るだけ患者さんの前だけでも穏やかに対応出来ればなって思っているのです。でもそれが出来ない厄介な患者さんもいらっしゃいます
これは全ての医療機関の先生が思っている事だと思うのですが、『自分の患部の症状の診断を自分で決めてしまっている患者さん』はとても対応が難しいと思います。
とにかく、「自分の口の中が調子が悪いのは・・・・・・が原因なのでそこを治して欲しい」と言ってくるのです。
当たっている場合もありますが、大抵は患者さんの勘違いの事が多いです(苦笑)。
勘違いなので、患者さんが求める所を治しても症状が治まることは無いのです。そこで患者さんの言うとおり治療しても、絶対に治らないので、「藪医者」の烙印を押されてしまうのです。そんな事は決して許されないので、懇切丁寧に説明を行っていきます。
ただ、そういった患者さんは、自分が思っている事が絶対なので、決して医師の言うことなど聞きません。話を伺うと、私の歯科医院で4件目だそう(そりゃそうだよな)。
延々とドクターショッピングを続けていて、一向に症状は収まらないのです。
この死ぬほど辛い無間地獄はとまらないのです・・・・。
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