歯科外来診療における院内感染防止対策
10月23日の診療終了後に福島県歯科医師会にて、奥羽大学口腔外科学講座教授の川原一郎先生による「歯科外来診療における院内感染防止対策」という題目で医療管理研修会が開催されました。
私は自宅のパソコンからZOOMにての参加でした。
こんなことをいっては叱られそうですが、感染対策に関しての講演会には多く参加してきましたし、新しい見知が得られるのか疑問だったのですが、どの疑問は杞憂でした。とても良かったのです。
感染成立の3要素と言われるのが「病原体」「感染経路」「宿主」の3つの経路があり、感染に罹患するので、この3要素を結ぶ経路の一つでも遮断すれば感染は予防出来るということです。当たり前なんだけど、日常で当たり前に行う事が難しい事でもあるのです。
これらはすべて、患者、医療従事者、面会者等の全ての人を感染から守るためなのです。それには小さくて細かい事ですが手指の手洗いの基本から始めて少しずつ大きな感染予防へとつなげて行くことが大事です。
手洗いが十分に出来ていないのに、大きな感染源は潰せないってことです。
1時間という短い時間でしたが、久々に聞き応えのある感染の講習会でした。
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