食事。
私の父は、昭和の男を象徴したような性格だったので、もろ「亭主関白」という感じでした。
そのため家庭の事は全て母に丸投げ。問題が起ころうものなら、「何をやっているのだ!」と怒声が響くような感じでした。
父は自宅では王様そのもので、私たち子供達は父の機嫌を取るためにいつもビクビクして生活していたと思います。
私はそんな父の生き方がとても嫌だったのです。自分が家庭をもったなら、必ず家族での会話がすんなり出来る様な家庭にしたいと思っていたのです。
しかし、現実中々難しいですね。子供達も大きくなり自我も生まれていきます。親に隠したい事もあるだろうし、積極的に話したい事もあると思うし。
で、我が家は出来るだけ夕食の時間だけは家族一緒に取れるようにしています。
やはり家族全員が1度顔を見合わせ会話が出来るというのはとても素晴らしい事だと思っています。
私が子供の頃は父が病弱で一緒に食べられないという事情もあり、いつも個人でバラバラで食事していましたから、会話がほとんど無かったのです。
自分が家長となりいろいろな夢がありましたが、諸々の事情で現実が難しくなってもこの家族一緒に食事をするという事だけは出来るだけ続けて行きたいですね。
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