マウスは劣化する。
下顎水平埋伏抜歯(親知らずが横になって埋まっている状態)や埋伏智歯(埋まっている親知らず)、上顎埋伏智歯(上顎の埋まっている親知らず)などは、手術室にて処置を行います。
手術を開始する前に、手術によって起こる可能性のある副作用や麻痺の危険性が有ることを説明します。
その説明の時に患者さんのCT画像と親知らずと神経が分かりやすく立体化された模型を使うのです。
CTの画像を診てもらいながら神経の位置や筋肉の位置、骨の位置、親知らずの生えている方向などを説明します。
この2年くらい、CTの調子が悪くて中々思うように画像が動いてくれなかったのです。
何度も使用しているマウスの電池を交換していたのですが、動きが渋い。
youtubeのゲーム実況では、こういった状況の事を「動きがカクカクとしている」と表現します。
ところが、先日説明しようとマウスを操作すると、今までの不調和が嘘の様に画像が自分の意志に沿うように動きます(youtubeでは「動きがヌルヌル動く」と表現します)。
突然のCTの調子の回復にビックリしつつ説明をしていました。もちろん、画像がヌルヌルと自分の望む様に動きますので説明時間もかなり短縮しました。
理由を探ってみると、マウスが新しいモノに変わっていました。
CTの不調和はマウスの劣化だったのですね。
マウスは劣化する消費系のガジェットだったのですね・・・。
もっと早く交換すれば良かった。CTは8桁万円なので、調子が悪くても中々交換する踏ん切りが付かないのですが、不調の原因がマウスだったとは。
少し嬉しくなってしまった年末です。
これからはストレス無く説明出来そうです。
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