ドアの下の把手。
先日、目の前のパンダバーバーズさんへ散髪へ行った時の事です。
マスターに髪を切ってもらっている時に質問を受けました。
「先日、歯の掃除をしている時に気がついたのですが、診療室のドアの下の方にある茶色い把手はなんですか? 衛生士さんに質問したのですが、分からないって事だったので」
私も最初、マスターが何を言っているのか分からなかったのですが、話を聞いているうちに、ドア下に付いている開閉用の把手だと気がつきました。
この開閉式の把手が2つ付いているのは、普段は上の把手を使って開閉しているのですが、インプラントの手術の時、滅菌処置した手で把手を掴めないために、足で開閉出来る様に下にも付いているのです。
当院には2つの手術室が有るのですが、その二つの手術室の中間に手洗い場があります。
この手洗い場で手術直前の手指の消毒をするのですが、その後の手は滅菌した状態と見なし、出来るだけ関係無い箇所には触れないようにします。
手を使ってドアの開閉が出来ませんので、足を使いドアをあけるのです。
その為の下方に付いた把手だったのです。
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