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しろくま先生のブログ
しろくま歯科医院より歯にまつわる楽しいお話や、
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当院では、心停止の救命措置に必要なAED(自動体外式除細動器)を設置しております。

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2016年5月19日 (木)

これが一番勉強になります。

自分にうぬぼれている訳ではないのですが、30代の頃のように研修会に行かなくなりました。
それは、全て出来ると言うわけでは無く、自分では治せないむし歯が分かってきたのです。無理して治すよりも治せる先生にお任せした方が患者さんの為になると気がついたんです。
但し、自分が極めたい治療、好きな治療、必要な治療の為の研修は現在でも研修会や講習会、学会に参加しております。
ただ、毎日患者さんの治療をしていると全ての治療に最新の治療をしている訳ではないのです。大抵、研修会等で修得する技術というのは保険適応のものはほとんどといってよいほどありませんので。
また、最新の治療をするよりも昔ながらの安定した治療の方が良い患者さんが沢山いらっしゃいます(笑)。
ただ、最近見つけてしまったのです。どこの勉強会、研修会、学会にも負けない研修の場を!!
それは近所の開業医でした(笑)。
私、このブログで何度も書いてきましたが、もう自分の体力と健康に自信がなくなり(もう不健康自慢はこりごりだよ〜〜ってすいませんmoneybag)、近場の開業医に行くことが多くなってきたのです。
どうしても私も開業しているので、科が違うとはいえ、ものすごくその医院のスタッフの動きや、看護婦さん、医院の清掃性、受付、効率的に患者さんを診察へと導けているか等々を見てしまうのです。
そして、ここが一番大事な所なんですが、院長(もしくは担当の医師)がどういう態度で患者に接するのか。
私自身が患者なので、自分の心配している症状を納得し、安心させる説明、治療が出来るのかをポイントにして評価して見ました。
本当に、本当にこれが勉強になるんです。治療してくださる先生方には自分が評価の対象になるなんて、はた迷惑な話しだとは思うのですけど、一つ気がついた事がありました。
それは、治療の効果うんぬんよりも、親切に患者の「目」を見て説明してくれるって言うことがどれほど有り難いかって言うことが改めて実感しました。
幾つかの医院を通院させて貰いましたが、ほとんど先生が患者の方を見ず、机のパソコンに向かいながら話しを始めるのは「不快感」が先にたってしまったのです。
これは、非常に大きな発見でした。私が通院した医院は全て治療は最高でした。しかし、最初の印象があまり良くなかった。プラシーボ効果って言う言葉があるように、印象が良くないと健康になっても不信感が出てきてしまうのです。これをぬぐうのは並大抵の努力でも駄目でしょう。
考えてみれば、私がかかりつけにしている内科の太田先生はいつも目を見て、「どうしました?」って優しく言ってくれていました。そうすると病気の事に真摯に向き合えて、「この先生にずっとお願いしよう」って思っちゃうんだよね。
技術4:思いやり6=患者寄りの医者って気がしました。
本当によい勉強させて貰っています。
最新技術を持っている自己満足よりも最高の笑顔で対応した方が患者さんは喜ぶのかなと自分の経験で思いました。
次はどこに勉強しにいこうかな?(どんだけ体調不良なんだ!!)