体感時間
私はかなりのせっかちなんです。
だから、提出するべき書類があると、基本的には届いた日に書いてしまう事が多いです。
このせっかちは診療中もなんです。スタッフに虫歯用に溶液を準備して貰うのも、心の中では「急げ!急げ!」と思っているのです(笑)。
しかし、現実の「遅いな〜」と感じる時間というのはわずか5秒くらいなんです。現実的に考えてもスタッフは5秒で準備してくれているので、十分に早いのですが、私の体感時間がスタッフより早いというだけなのです。
車の運転でスピードを出す方がいますが、実際現場に到着してみると5分も変わらなかったりします。
ちなみに私は車の運転に関しては安全運転が大好きなのです。
人が集中出来る時間は7秒といわれています。筑紫哲也さんがテレビで正面、右、左と目まぐるしくテレビのカット割りをしていたのは、この「集中出来る7秒間」を意識して視聴者を飽きさせなくしていたというのは有名な話。
子供の1年は果てしなく長いですが、歳を重ねれば重ねるほど1年はあっという間なのは、人生の経験が体感時間を短くしているという論文結果もあるし。
アインシュタインは「相対性理論」を発見しましたし、人それぞれに自分が心地よい「体感時間」をもっているのですよね。
今日の診療はとても調子が良いという時は、大抵スタッフが機材を手渡し手くれるタイミングが私の体感時間と合ったときなのです。
今日は時間について色々語りましたが、何を言いたかったかといえば、ちょっとくらい早かったり、遅かったりしても、苛ついたり文句を言ってはいけないよって話でした(笑)。
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