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しろくま先生のブログ
しろくま歯科医院より歯にまつわる楽しいお話や、
毎日のケアについてのアドバイスを載せていきます。
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当院では、心停止の救命措置に必要なAED(自動体外式除細動器)を設置しております。

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2016年6月12日 (日)

矯正の動的メカニズム

大学生時代に一番嫌いだった科目が「外科(麻酔含む)」と「矯正」。とても大好きだったのが補綴という入れ歯や銀歯やインプラントなどの歯を補う科でした。

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当然、大学院は大好きな補綴に進みました。これは今考えても大正解。
しかし、今生活の中心となっているのは、外科と矯正なんですよね。あんなに嫌いだった外科と矯正を進んでやっているなんて(笑)。
歯医者になって直ぐに外科の重要性に気がつき、急いで復習を開始し、外科の研修会に沢山通いはじめました。開業当初の7〜8年位は補綴と外科でなんとかやって来ましたが、10年を超える当たりからこれでは対応出来ないとわかり、矯正を本格的に勉強中です。矯正というか、歯列の仕組みを勉強するには矯正が一番いいのです。矯正を勉強していて感じるのは、今までかなり無理した状態で銀歯や差し歯やインプラントを入れてきたなっている反省点ばかり。
矯正を勉強するよになって確実に歯科医としての幅が広がっています。
で、先週からこの本を読み込んでいます。
「歯科矯正メカニクス・・・最新バイオメカニクス」。
どんな本かとざっくりいえば、どんな力を掛ければ、どの様に歯が異動するかという事を科学的に読み解いた本です。
今私を例えて言うなら、本好きの子供が目をキラキラさせて本を読んでるっぽくわくわくしながらこの本のページを括っています。
この楽しみ方は仕事を超えてもはや趣味の様になっています。
いや〜、面白い。