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しろくま先生のブログ
しろくま歯科医院より歯にまつわる楽しいお話や、
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2011年12月16日 (金)

言葉遣いはとてもデリケート

私の親しい方のことなのです。

その方は、とある眼科で治療を受けているのですが、治療を受けてから鬱状態になってしまったのです。

よくよく話しを聞いてみると、目の病気の説明の際に口ごもったり、説明が足りなかったりして、すっかり本人がもう失明してしまうと思い込んでしまったのです。

私が、病名と状況を冷静に判断しても、とても失明になんかならないし、このまま点眼を続けていけば問題なく過ごすことが出来る状態です。

しかし、当の本人は、目がかすんでも、病気のせいだと思い込み、日が差してとてもまぶしい時も、病気のせいだと思い込む。目が疲れやすいのもすべて病気のせい。失明の前兆だと。

どの症状も疲れていたら誰にでも起こることなのに、本人はもう気がつかない。

これは一種のドクターハラスメントです。

我々も医療従事者の端くれなので、このことは十分教訓として頭に入れておかなければならないと思いました。

歯の治療で状況が悪くても、患者さんの心情を思いながら、根気よく説明を続けて行かなければいけないと思いました。

状況が悪ければ、悪いなりの説明の仕方があると思うのです。

私は完璧な説明が出来ているとは思わないですが、今後も努力はし続けるつもりです。

目の症状以外に心の病気にさせてしまったその眼科医は医者失格です。

私は強くそう思います。

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