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2007年9月 1日 (土)

大人の歯ぎしり

本日は、福島県歯科医師会が発行している「歯っぴいライフ・歯っぴいトーク vol2」よりお届けいたします。

大人のはぎしり-歯や組織にダメージ-

「乳歯が生えてきた頃に子供がよく歯ぎしりをするのですが、大丈夫でしょうか」というご相談を受けることがありますが、それによって、乳歯のかみ合わせが良くなる場合があるので心配ありません。

しかし、大人の歯ぎしりは危険です。眠っている間の歯ぎしりや、緊張してるときの歯のかみ締めは、ほとんどの人に見られますが、本人が自覚していない場合が多く、特別な精神的ストレスや緊張のために、その頻度や程度がひどくなるといわれています。

これらは無意識の癖であり、この癖のときには、思いっきり強い力でかみ続けた時の何倍もの強い力が歯にかかります。この力の結果、歯やその周りの組織がさまざまなダメージを受けます。たとえば、

  • 歯の咬耗
  • 知覚過敏
  • 歯質の破壊(代表的なものとしては根元の歯質がくさび状に欠損する)
  • 歯の破折
  • 歯根吸収

などです。

さらに細菌のかたまりからできたプラークが溜まって歯肉に炎症が起こっている時は危険です。歯ぎしりと歯肉の炎症が一緒になると、歯を支えている周りの組織破壊が急速に進み、歯をだめにしてしまうのです。特に、歯並びの悪い人、歯が抜けてそのままに放置している人は、より破壊されやすくなります。

歯にたいする影響のみならず、咀嚼筋などの顔面の筋肉や、頭を支える首や肩の筋肉に痛みが出ることもすくなくありません。さらに顎の関節に問題を起こす場合もあります。

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あの独特な歯ぎしりの音、
石と石 をすりあわせる様な音そして夜中だから
こわい思いがします。
前に孫が来た時は歯ぎしりしてましたが
今度来たときはしませんでした。


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