記録の重要性
私にはとても憧れている先生達がたくさんいます。
現在私が歯科の治療でお世話になっている先生もそうですし、よく勉強させてもらっている石川先生も、私の基礎を作ってくれた京橋の吉田先生もそうです。
彼らに共通していることがあります。
それは、良く患者さんの記録をこまめにしているということです。
治療だけではなく、そうした一人一人の患者さんの事を診療後もバックアップしていくとう姿勢がとても男前です。
私も、それに見習って、開業当時から記録はとっていたのですが、最近は以前にもまして、記録をまめに取るようになりました。
今までは、簡単な処置に関しては、治療の写真を撮ることはありませんでした。
しかし、最近は、簡単な治療でも出来るだけ写真を撮るようにしています。
治療前と後を比較すると、自分の欠点がよく見えるのです。
もう少し、ここを盛り上げれば良かったとか、ここは、左右のバランスが悪いとか、ここをこういう風に切開して入れば、もう少し縫合がうまくいったとか、日々反省しきりです。
しかし、最近はこうした努力が実ったのか、術前からしっかりと治療の方向が定まってきて、難しい症例では迷いが少なく、日常の診療ではより確実性が高まってきていると自負しています。
どんな仕事でも、そうだと思いますが、きちっと記録を取っておくと必ず良い方向に迎えると思っています。
これからも、面倒くさがらずに記録をとり続けたいと思います。
終わったことも、今、そして これからの事も、
メモする習慣,心掛けています。
後での財産みたいな物とおもいます。