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しろくま先生のブログ
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当院では、心停止の救命措置に必要なAED(自動体外式除細動器)を設置しております。

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2006年6月29日 (木)

最近の歯科学生

先週末に、母校の同窓会総会が福島県いわき市で行われました。

その総会では、収支決算や懇親会などが行われるのですが、学術研修会も執り行われるのです。

毎回、母校の教授クラスの先生がいらっしゃって、母校の近況報告等とともに、最新の歯科学について、講演をしていただけます。

今回は、最近の歯科学生の教育の変化についての講演があり、その後、学術的な講演が行われました。

まず最初に、歯学生の教育の説明が最初に行われました。

その際に実際に授業を受けている学生の写真がスライドで映されました。

正直言ってびっくりしました。

まじめな学生なんでしょうけど、皆机の上にはパソコンを置き、黒板の方にデジカメを向けているのです。

講師の先生の中には、このデジカメ撮影を認めていない先生もいるそうですが、この光景はちょっと考えられない展開です。

また、「e-Learning」と言って、インターネットができる環境があれば、各講座の講義がいつでも鑑賞することが可能で、語句の説明もすべてその場で検索することが可能だと言うのです。

先生が冗談で言っていましたが、「風呂にはいりながらでも講義が受けられる」とのこと。

しかも、昔は各科の勉強を統計だって勉強することが難しかったのですが、現在はコンピュータ上でどんどん繋がりを追って行くことが可能です。

これは、どの様な事が起こっているかと言うと、現在の学生は、私たちが勉強した歯科の知識よりも遙かに情報量が多く、勉強して収得しなければいけない量が多いと言うことです。

限られた授業の中では、教える事に限界が出てきているということだと思います。

「授業ではだいだい6割程度(目次を教えるようなもの)で、あとの4割は自分で収得しなさいよ」ってことだと思います。

授業の内容もまともに覚えることが出来ない学生は、どんどんおいて行かれてしまう環境が出来上げっているといえるでしょう。

こんな時代で無くてつくづく良かったと思います。その時代でさえオチこぼれたのに・・・。

明日は、この時行われた研修「メディカルインタビュー」について書きます。

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教育、受業手段の進歩、情報量、知識の増加
むしろ、かわいそう
目が回ってしまいそう


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