アスリートの考え方
先日、ジムでの事です。
私があまりに辛そうなのを見かねて、トレーナーさんがある話をしてくれました。
彼(トレーナーさん)は、今までに多くのスポーツ選手の体のケアのお手伝いをしてきたそうです。
その時、優秀な選手とそうでない選手の考え方を話してくれました。
彼が言うには、「人は一日に250個くらいの事を考える」と言うのです。
でも、優秀な選手というのは「1日に150個ぐらいの考え事しかしない」と言うのです。
これは、つまりどういう事かと言えば、「人より100個分集中している」と言うことなんだそうです。
トレーニングをしているときでも、よけいな事は考えず、ひたすらトレーニングに打ち込む。
私はトレーニングをしているときは、「早く、時間が経たないかな~」とか、「辛いな~」ばかり考えているので、ほんとに自分がはずかしくなり、また自分は優秀な人間にはほど遠いと反省してしまいました。
また、こんな事も話していました。
彼が、整形外科のリハビリ科に勤めていた時の事です。
筋肉と骨格のバランスを見て、この患者さんの場合は、もう少し筋力を付けた方がよいと思ったとき、整形外科の先生にここは、温存で経過観察しましょう。と言われた事が多かったと言います。
診察室とリハビリの現場ではかなりの隔たりがあり、非常にストレスを感じたとも言っていました。
なぜこのような事を言うのかと言えば、実はこの日のトレーニングを行う前の日から体調が非常に悪くて、吐き気をずっと催していたのです。トレーニングを休もうと思ったのですが、「調子が悪ければ、途中でやめればいいや」と思っていたのです。
しかし、トレーニングが終了したあたりから気分が非常によく、体調が回復してきたので、そのことを言ったら、先ほどのリハビリの話をしてくれたのです。
彼は、私が調子が悪いのは、最初のストレッチの時点で見抜いていたと言いました。なぜかその日は、少しメニューが違うなと思ったのですが、彼が、私の体調をよくするためのメニューを組んでくれていたのです。
非常に体調がよく、心からお礼を言うと、「西洋医学でご飯を食べている先生に、このような話をしても、迷惑なだけですけど。」前置きをしながら、体のバランスの話をしてくれました。
西洋医学とは非常に偉大で、これからも発展していかなければいけないとはおもいますが、現在、「ピラティス」や「ヨーガ」がはやっているのは、あながち悪い物ではないなと思いました。
集中力アップに努力します。
辛い思いもしなくては。
先日は心に余裕のないコメントをしてしまい、すみませんでした。いいトレーナーさんに出会えて良かったですね。
夢さま
コメントありがとうございます。出来れば辛いことは避けて通りたいですね、心情として。でも、夢様はいつも前向きですね。感心します。
ひとのじょ様
コメントありがとうございます。前回のコメントで、非常に勇気つけられた感じがありましたよ。またコメントお願いします。