自分の無力さを考える
もう1年以上通院してくれている患者さんがいます。
難治性(治りづらい)根の病気のため、通院してくれているのです。
本当に頭が下がります。
私も、多くの文献を調べたり、薬を変えたり、多くのX線を撮影して対応しているのですが、なかなか状況が思わしくありません。
しかし、その患者さんはいつも笑顔で、「今週は、少し歯に違和感がありました」とか「今週は調子が良かった」だとか、私の治療に少しでも進展があればと協力的です。
最近になってだんだんと、悪い症状が陰を潜めてきました。患者さんの誠意が歯に伝わったのかもしれません。
私も自分の無力さを嘆く前に、もっと前向きに治療、研究に取り組まなければならないと思っています。
私達が患者さんをすくっているのではなくて、私たちが患者さんに救われているのかもしれません。
しろくま先生の診察・治療には誠意を感じます。わかりやすく丁寧に説明してくださり、納得して治療を受けられるのは患者側にとっては、とてもありがたい事だと思います。私も昨日の診察での一言にウルっとしそうになりました。これからも治療よろしくお願いします。
教えることは、教えられる、
先生の、謙虚な姿勢に頭が下がります。
ひとのじょ様
コメントありがとうございます。ひとのじょ様は私の患者さんなのですね。なぜかとてもはずかしい気がいたします。しかし、とても名誉なお言葉を頂き、これからも誠心誠意頑張りたいと思います。ありがとうございました。
yyy様
そんなことはありませんよ。たぶん、気弱なのですね。性格が。コメントありがとうございました。