猿人化石発見
4月13日付けの福島民報に猿人化石発見の記事(同じ内容のもの)が出ていました。
この記事によると、アメリカ・カリフォルニア大学バークリー校などの研究チームが、エチオピアの約四百二十万~四百十万年前の地層から人類の祖先とされる猿人アウストラロピテクスの初期の化石を発見したと、13日付英科学誌ネイチャーに発表しました。
この発見は、猿人の進化の系統を探る上で重要な手がかりになるというのです。
化石は歯の特徴からアウストラロピテクス・アナメンシスと呼ばれる種類と判明したのです。
現場周辺では約四百四十万年前のラミダス猿人と、約三百五十万年前のアウストラルピテクス・アンファレンシスの化石がそれぞれ見つかっていました。
同チームの東京大学教授(形態人類学)は「ラミダス猿人から約二十万年の間に急激に進化し、アウストラロピテクスが誕生したという仮説を提示できる」と話しているそうです。
我々の研究の中の一つに「法歯学」があります。歯型から身元不明の死体を分析したり、歳や性別等の特徴を推定したりしますが、たぶん、今回の調査も、この「法歯学」の技術が応用されたのではないかと思います。
今後、この分野の益々の発展を願いたいものです。
楽しみです。
考古学って奥が深いですね
発見をして、推敲していく、わくわくするのでしようね。
yyy様
本当にこの分野の発展を祈っています。