珍事
今年の冬はとても寒く、多くの被害を出しています。
今朝見たニュースでは、雪で経済的にも大きなダメージを負っていると言うのです。
その方は、69歳の一人暮らしで、屋根の雪下ろしが出来ないために、昨年屋根に温熱器を設置したそうです。
その機械は、灯油を燃焼させ、その熱で屋根の雪を溶かすそうなのです。いつもだと、一冬約7万円くらいかかるのが、今年になってすでに23万円近くのお金がかかっているそうです。
毎年、年金を貯金して、冬の暖房代にしているのに、今年は、完全な赤字だと言うのです。
しかし、彼女は外の状況を見れば、自分は恵まれているので贅沢は言えないと、一人で無理矢理納得しているようでした。
大雪で大きな被害が出ていますが、見えない所でも困っている人がたくさんいるのだと言うことです。
今日、しろくま歯科医院にもそんな冬の被害に遭った患者さんがいらっしゃいました。
どんな被害かと言えば、入れ歯が壊れたと言うのです。雪とどんな関係があるのかと言えば、その患者さんは、重い灯油のタンクを気合いを入れて持ち上げ、3階にある自室に運び込もうと、気合いを入れたと言うのです。
そうしたら、「ミシッ!」という音がして、自分の入れ歯をかみ切ってしまったというのです。
幸い、すぐ修理できましたのでよかったですが、入れ歯が無いと食事が出来ないので、その患者さんにとっては大変な事件です。
誤飲などされなくて良かったです。その患者さんは現在新しい入れ歯を作成中なんですが、今度は、丈夫な入れ歯を作りますので、今回のブログのネタにしてしまった事をお許しください。
ちなみに、彼女はとてもすてきな方です。
豪雪と歯 世の中でいろんな事があっても、食は離せない、死ぬまで食べる、入れ歯さん、ありがとう,あったかい、いいおは(歯?)なしです。
チィース様
コメントありがとうございます。
入れ歯も一度口の中に入れると、歯と同じ様に歯垢も付くし、歯石もたまります。入れ歯を壊さないようにするには、自分の歯と同じようにキチンと手入れする事が大事なんですね。入れ歯だからといって、手抜きはいけないのですよ。