あ~レセコン・・。
「先生~、パソコンが動きません。」
「・・・・・・・・・・・。」
開業してまもなく3年を迎えます。これまで幾多の危機に見舞われながらもその都度、立ち上がって来ました。たぶん。
しかし、わたしがもっともおそれる事態。それは歯科医院のパソコンが動かないとき。
この文明が発達した現代、ブロードバンドだ、ITだって言っても、パソコンが壊れると全く身動きがとれないのである。
我が歯科医院にて使っているコンピュータは2台あります。ひとつはデジタルエックス線。もう一つはレセプト用といってカルテを打ち込むもの。
今回は、レセプト用のパソコンが動かなくなってしまったのです。朝は強制終了して、再起動したら何とか動き出しました。ほっと一安心。このパソコンは患者さんの会計用も兼ねているので、このパソコンが動かないと全く身動きがとれないのです。しかも、このパソコンは以前も同じ状態になって、この夏に直ったばかりの物なのです。
「本当に頼むよ、おい・・・。」本当に心細い限りです。
午前中は何とか乗り切ったのですが、午後一番の患者の会計が終わった所で、パソコンが固まっているのです。そうです。フリーズしてしまって、ウンともスンとも言いません。
急いで、レセプトメーカーに問い合わせました。いろいろチェックした結果、
「パソコン本体が壊れたようですね。いま、ちょうど担当がいますので、代換器をお持ちします。」
「お持ちしますって、ここは福島で、そこは仙台ですよね~・・・。」
「急いで、行きますので。到着は早くても6時半くらいになってしまいます。」
「はい、お待ちしています。」
その日に限って、多くの患者さんが来院していただきました。本当に開業当時の忙しさでした。全部手書きのレセプトなんて久しぶりでした。
文明に慣れきった自分を恨めしく思った次第です。
結局、メーカーさんが到着したのはほとんど患者さんが帰宅した後でした。でも次の日にしっかり診療出来るように面倒見てくれるメーカーさんを頼もしく思ったのも事実でした。
またよろしくお願いします。
…他人事ではないですね…苦笑