しろくま歯科医院 WEBサイトへ

しろくま先生のブログ
しろくま歯科医院より歯にまつわる楽しいお話や、
毎日のケアについてのアドバイスを載せていきます。
calender

2024年6月

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
AED
当院では、心停止の救命措置に必要なAED(自動体外式除細動器)を設置しております。

最近のトラックバック

アーカイブ

リンク



« あ~レセコン・・。 | メイン | 本当のフッ素の話2 »

2005年11月15日 (火)

ナポレオンの歯

David_napoleon 先日、こんなニュースを見つけました。(http://www.asahi.com/international/update/1111/011.html

なんと、フランス皇帝ナポレオンの歯が競売にかけられたというのです。

以下にその全文を紹介します。

フランス皇帝ナポレオン1世(1769~1821)のものとされる歯が10日、英国南部ウィルトシャー州で競売にかけられ、1万1000ポンド(約220万円)で落札された。予想落札価格5000~8000ポンドを大きく上回った。

 落札されたのは、右上の犬歯とされる。鑑定人によると、ナポレオンがワーテルローの戦いで敗れた後の1816年に歯痛を患い、翌17年に流刑先のセントヘレナ島で抜かれた虫歯だという。

 DNA鑑定はしておらず、抜歯した際の記録などに基づいて鑑定された。1956年に出品者の手に渡るまでナポレオンと血縁関係にある一族が所有していたという。競売会社によると、落札したのは英国人で、「とても満足している」と語っていたという。

歯科医師のそうさん(http://homepage3.nifty.com/haisha-sann/)も言っておられましたが、この時代は歯科麻酔が確率していませんでした。

麻酔が初めて、歯科で使用されたのは、1698年の琉球で高嶺徳明が生薬を用いて全身麻酔下で口蓋裂手術をしたと記録されています。

1844年にはWellsが笑気(亜酸化窒素、ガス麻酔薬)を全身麻酔下で抜歯を施行したとあります。

日本では、1896年に笑気が初めて歯科に応用されたとあります。

しかも、今の歯科麻酔に比べれば、ほとんど麻酔が効いていない状態で歯科処置が行われていたことになります。

ナポレオンの時代にはもちろん歯科麻酔はたぶん無い状態で、抜歯が行われていたと思われるので、そこまでして抜歯を実行したナポレオンはよほど痛かったのでしょう。

歯科医院には、抜歯をした歯がたくさん残っています。患者さんが持ち帰らなかった歯なのですが、たくさんありすぎて、どの歯が、どの患者さんの歯か、全く見分けがつきません。1ヶ月前の歯でもわからないのに、200年前のしかもナポレオンの歯だなんて・・・・・・・・。本当にナポレオンの歯かいまだに信じられません。しかも220万円ですよ。言葉が出ません。

このページのトラックバックURL:
http://bb.lekumo.jp/t/trackback/161388/5477432

このページへのトラックバック一覧: ナポレオンの歯

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。