ガイデッドサージェリーの設計代行いたします
昨日のブログの続きなのですが、インプラントの手術ではガイデッドサージェリーの外科術式が安心安全というお話でしたが、その設計というのはかなり難しいものなのです。
インプラントだけ骨の中に入れば良いと言うわけは無く、清掃性が良く、歯の被せものを技工士さんが作りやすいというのもポイントです。
それと、インプラントのサイズを揃えて手術をするということも大切です。
出来るだけ手術中はミスなく進めて行きたいのですが、右上3番が長さ10ミリ、その隣が13ミリ、その隣がまたまた10ミリ、という感じに幾種類ものドリルを使い分けると必ずドリルの選択ミスが出る可能性があります。
ガイドで設計すれば、事前に口腔内に入れるインプラントの長さを全て10ミリに揃える事も可能です。さすれば、使用するドリルの種類も最小限に抑える事が出来て、全ての骨の形成が同じになるので、ドリル選択ミスからの動脈、神経断裂といった事故も防げます。
インプラントメーカーのノーベルバイオケア社の私の担当者に頼まれて、福島県で、このガイドを使用してインプラント手術をする先生のインプラント設計のお手伝いをすることになりました。
パソコンを使って行うので、ソフトに不慣れな先生のお力になればと思っています。
ちょっと宣伝ですが、当院のインプラント技工へ発注してくれる先生には無料で設計させて頂きます。
先日は手始めにラポール歯科の渡辺先生のお手伝いをさせて頂きました。
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