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2011年12月12日 (月)

町内会の放射線低減化対策のための説明会

昨日、午後1時より、近所の公民館の集会場で説明会が行われました。

私は10分前に会場入りしたのですが、もうほとんど満席で、前の方しか席が空いていませんでした。そのため、一番前の席に座りました。

時間より少し遅れて、説明会が始まりました。

はじめに挨拶もろもろが終わった後、町内会三役の一人の方が放射線について説明を始めました。

説明が始まって30分くらいたった頃、なんかこの説明はおかしいなと感じ始めました。放射線の詳しい物理の授業みたいなのです。今回は、地域の除線の打ち合わせのはずではなかったのか?ちょっと趣向が違うなと。まあでも、これも一考だと観念して、この際じっくりお話を伺おうと気持ちを入れかえました。

そのときです。

住民の方が、突然立ち上がり、「今回は物理の授業を聞きに来ているのではないんだ!どうしたら効率よく除線が出来るかを相談するのではないのですか!!!」とかなり強い口調で言われました。

それからは住民の方が堰を切ったように抗議の声を上げ始めました。

まあ、正直、期待していた内容とはかけ離れた内容だったので、憤懣は致し方がないと思う。

仕事を休んでまで来ている方もいたし、貴重な休日をつぶして来ている方も多いと思うし。

抗議の内容を整理してみるとだいたい二つに分けれてきます。

一つは、東電のことは今後も抗議の声を上げていかなければ行けないけれど、それは置いておいて、親の責任として子供の将来のために自分たちで除線行動を行おうという声と、もう一つは、東電が起こした今回の問題は、すべて東電のせいである。その尻ぬぐいを我々住民が行うのはおかしいという声。

どちらも正論だと思います。

しかし、今後この土地で一生を生活しなければいけないのなら、自分の手で除線を行うべきだし、無理なのなら立ち去るしかないのではないでしょうか。

私は幼い子供の親として除線は『親の責任』として行っていきたいと思います。

話は少し戻ります。

私は一番前の席で、講師の話を聞いていました。講師の方は同じ町内に住む初老の方です。

おそらく今日のために一生懸命勉強したであろう手書きでびっしりと書かれたノートが見えました。

私は、この方の努力が見えてしまい、とても怒りを覚えることが出来きませんでした。しかも途中で中断されたけれど、とてもわかりやすい講義だったと思います。また機会があればまた聞いてみたい。

今はこの問題は非常にデリケートで、鋭利な問題でもあります。たまたま議題とずれてしまっただけです。落ち込まずに頑張って欲しいと思う。心からそう思います。

上から目線ですいません。

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