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しろくま先生のブログ
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当院では、心停止の救命措置に必要なAED(自動体外式除細動器)を設置しております。

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2011年9月 3日 (土)

負けない生き方

大学時代のことです。

私は、体育会系のテニス部に所属していました。

私の一つ上に山本さんという先輩がいらっしゃいました。

山本さんは、いかにもスポーツ万能という感じの見た目で、とてもすがすがしい感じの方でした。

後輩の面倒もよく見るし、先輩受けも非常によい方でした。

テニスは、大学に入ってから始めたらしく、最初はそんなに強いという感じではなかったのですが、日に日にどんどん強くなっていきました。

私は、『運動神経のある人は違うな~』くらいにしか考えなかったのですが、その考えは違っていました。

彼は、人の何倍も努力することが出来る才能を持った方でした。

私は子供の頃からテニスをしていたので、そのころの貯金でなんとかテニスをしていましたが、山本さんにはあっという間に勝てなくなりました。

そんなときです。山本さんがテニスがうまい先輩に指導を受けていました(というか、叱られていました)。

『山本はフォアハンドが弱い。そこを突かれると試合には勝てないぞ』とこんな感じで。

確かに、山本さんの欠点はフォアハンドだろうなと思ってはいました。

その日の帰りに山本さんに声をかけられました。

『猪狩さ、明日から早朝に練習につきあってくれない?』とのこと。

先輩のいうことなので、嫌とは言えず、次の日からつきあうことにしました。

次の日の朝の6時くらいから、山本さんへの球出しを開始しました。

とにかく何球も何球もフォアハンドを打ちまくるのです。同じ練習を何日も。

私は朝早く、練習につきあうので午後の練習はもうくたくたです。

山本さんはケロっとして午後の練習もこなしていました。

1週間の間に山本さんは何本もガット(ラケットに張っている糸)を切っていました。

これはなかなか切れるものではありません。そうとう気合いを入れて、一本一本集中して打っている証拠です。

2週間後には山本さんのフォアハンドは弱点ではなくなっていました。

でも、朝練をしていたというのは誰にもしゃべっていないのです。

“当たり前のように出来ます”みたいな顔して。

私はそのとき思ったのは、運動神経が良いというのは、隠れた努力の裏打ちがあってこそだなと思いました。

山本さんは、そのうちサーブもボレーもどんどんうまくなっていきました。またどこかで練習していたのでしょう。

山本さんは勉強もよく出来ました。たぶん、同級生に気がつかれないように勉強していたのだと思います。

今山本さんの歯科医院も大変繁盛なさっているということです。たぶん人知れず努力しているのだろうなと思います。

そのとき学んだ生き方は、今私の参考になっています。

私の部活生活は決して華々しいものではなかったですが、多くを学ぶことは出来ました。

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