ソーシャルネットワーク
昨晩、子供たちが早々と寝てしまったので、先日レンタルしていた『ソーシャルネットワーク』を観てみた。
この映画を借りようとおもったきっかけは、監督のデビッド・フィンチャーが大好きだから。とくに『セブン』や『ファイトクラブ』など、いまでも時々自宅で観るほど好きな作品が多い。
映画の冒頭、いきなり、主人公マークが彼女と喧嘩を始めてしまう。この会話のやりとりを観ているだけで、このマークザッカーバーグという人物、ただ者とは思えない。とにかく早口、とにかく理論的。この映画を批評したほかの方も言っていたが、アスペルガー症候群のよう。
本当に鈍感な私。この映画を観て気がついた。最近やけにfacebookが流行っているのはこの映画のせいだったのか。なるほど、納得。ザッカーバーグ流に言えば、日本も制覇したのね。
ザッカーバーグは今や個人資産で1000億円以上持つビリオネアーだけど、こうした性格でないと築けないのかもしれない。大きなお金を動かすのに、情や遠慮は危険なだけかもしれない。
私も結構人見知りが激しいので、このザッカーバーグに感情移入して鑑賞してしまいました。
後半に、『やはり、ちょっとやり過ぎか?』と気づくところとがあるのだけど、そこら辺から徐々に人間らしく(?)なっていき、天才で人の話を聞かない生意気な性格なのに、新人の弁護士の説得に素直に従ってしまう下りは、この映画の見せ場だと思うし、彼の成長した重要なシーンのような気がしました。
しかし、共同経営者だったエドゥアルドは災難でした。最後は和解したそうだけど、友人に裏切られ、友人を告訴する気持ちってどんな感じなんだろう。自分だったら辛すぎる。
そんなこんなで、デビッドフィンチャーにしては異質な映画でしたが、とても楽しめました。
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