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しろくま先生のブログ
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2010年8月22日 (日)

真上から自分を見る生活

大学時代の部活はテニスを行っていました。Sky17ss

あまり、私のテニスの上達自体はぱっとしなかったのですが、とても厳しい先輩がいました。

厳しいといっても、練習が終わればとても良い先輩で、いまでも私は尊敬してやみません。

その先輩がいつも言っていたことがあります。

 『テニスの練習にしろ、試合にしろ、常に自分の状態を把握しろ。常に空から自分のことを見ながらテニスをしろ。そうすると相手の事も、自分のことも客観的に捉えることが出来る』

いつも、そういっていました。その先輩は、ハードヒットでポイントを稼ぐタイプではなく、戦略でポイントを稼ぎ、相手を多く走らせ、戦略的に試合に勝っていました。

正直、負けた試合を覚えていません。苦戦したとしても、必ず勝っていました。

自分や試合相手を常に上から見ていたんですね。

当時の私は、ボールを返すのが精一杯で、とてもそんな余裕は無かったのです。

私の診療所は、ユニット(診療台)が4台あるのですが、たいていすべてのユニットに患者さんが座っています。

どのユニットにどんな状態の患者さんが座っているのが、すべてすんなりと把握出来るようになっていました。

頭の中に、天井の無い診療所が写っていて、上から眺めている状態が浮かんでいたのです。

こんな状態が何ヶ月か続き、最近では私生活にまで上から見れるようになってきました。

例えば、この選択をすればたぶん、困ったことになるけれど、将来的には必ず良いことに繋がるから、現在は苦渋の選択をしようとか、とっさの行動にもブレーキが効いて、冷静になれるとか。

まだまだ、未熟なのですが、先輩の入っていた空から見る自分というのは、こういう感覚だったのかな?と思っています。

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