『国境事変』を読んで
誉田哲也さんが書く警察小説は、ものすごいリアリティがあり、あながち本当に起こってもおかしくない事ばかり。
新刊が出る度に無意識に購入してしまうほど。
この小説はサスペンス小説になると思うのだけれど、今回、このブログに取り上げた理由は、いわゆる『北朝鮮問題』
常々疑問に思っていたのだけれど、なぜ、日本以外の諸国は、北朝鮮問題に消極的なのだろうと疑問に思っていた。
アメリカは、核がないかもしれないという状況(結局は無かったのだが・・)なのにも関わらず、中東諸国と戦争を行った。確実に核のある北朝鮮とは戦争をせず対話路線。
別にアメリカに日本の北朝鮮問題をどうにかして欲しいという他力本願的な考え方はないけれど、それにしても国によって温度差がありすぎる。
この小説を読んで、すべての疑問が氷解する思いだった。
やはり、アメリカもただでは動かないのである。日本ばかりが損をしているなぁ。
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