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2007年5月 3日 (木)

喫煙がインプラント脱落の原因に

今日は、デンタルトリビューン紙からのトピックです。

禁煙を強く勧めるべき

ムルシア大学(スペイン)の研究者らが、インプラント処置の成功率に禁煙が及ぼす影響について検討した同研究により、喫煙は歯の喪失やインプラント脱落の危険因子であることが明らかになった。

同大学歯周病科のArturo-Sanchez-Perez氏は「喫煙者においては、外科処置後の感染のリスクが増大するし、治癒も遅延しがちであります。また、喫煙者にインプラント埋入を行った場合には、脱落が生じる確率が高くなります。その結果、顔貌には悪影響がでるし、歯周組織の骨欠損は増加することになります」と述べています。

喫煙は、歯槽骨や歯周組織への血行を悪くするため、骨の創傷治癒が阻害されます。

それにより周囲骨組織とのインテグレーションが確率出来なければ、インプラントは脱落します。

同研究では、66人に患者において埋入された総計165本のインプラントについて、5年間にわたる追跡調査を行いました。その結果、インプラントの脱落率は喫煙者で15.8%であったのに対して、非喫煙者は1.4%でありました。

米国歯周病学会会長のPreston D.Miller氏は「喫煙は歯周疾患の危険因子であり、成人における歯の喪失の主たる原因になっていることは既に明らかになっています。今回の研究は、インプラントを長持ちさせたいのであれば禁煙すべきであり、インプラント治療に当たる歯科医師は事前に説明し、禁煙の大切さを理解してもらわなければならないことを示すものです」と話しています。

インプランとにまで、悪影響を及ぼす喫煙、
なんと15倍。
新幹線も喫煙車輌が亡くなり喜んでいます、
タクシーもの所もでてきて、喜ばしいことです。


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