ストライク!
以前、このブログでなかなか治らない難治性の根の事を書きました。
昨日は、その難治性の根の対処法の勉強会に参加してきました。
東京は既に桜が咲いているとはいえ、非常に肌寒い気候でした。しかし、体の寒さも忘れるほどすばらしい勉強会だったと思います。
今回も母校での勉強会だったのですが、非常に若い先生方が多く参加されていて、非常に刺激になり、また自分の親の年代のベテランの先生も参加されていて、その尽きない向上心にはなはだ頭が下がりました。
今回の勉強会の内容は、難治性(治りにくい)根の病気を、あきらめて抜歯にすることなく、何とか再生させていこうというものでした。
私も先にお話したとおり、難治性の患者さんを何人か診療させてもらっているので、自分の患者さんの口の中をあまたに想像しながら勉強会に参加していました。
やはり、毎日向き合っている問題だけに、講義内容が体に染みこんで行くのが分かりました。
午前中は、講義や症例の発表を中心に進んでいきました。
午後に入ると午前中の内容の実習が行われました。人体を使って行うことが出来ないので、口腔内を模した模型を使って行われました。(写真を撮ろうと思ったのですが、カメラは持っていったのですが、メディアカードを家に忘れてしまいました・・・)
実習の内容は、非常にテクニカルなもので、私の自分の患者さんに応用するには少し症例を選ばなければいけないと実感しました。
やはり、技術的なものや機材の関係で患者さんが限られてしまうとも思ったし、慎重に患者さんに説明し、しっかりと同意していただけないと出来ないかもしれないとも思いました。なにせ、歯科は外科処置が大半をしめるため、患者さんに不快な思いをさせる事が多いのです。
まだまだ、お話したい事が多くありますが、少し長くなるので明日に回したいと思います。そのくらい、今回の勉強会は 「ストライク!」って心の中で叫びたいほど有意義でした。
私には。
ある有名な画家が新薬師寺の婆娑羅(ばさら)と言う
仏像(土でできている)を初めて見たとき、余りの
感動にスリーストライクでいっきに三振をくらった程の
思いを、何かで読んだことを、思いだしました。これを、
読んだ私も
ストライク、でした、
日々、時々に、「ストライク!」に出合いたいですね
今日のブログは「ストライク!」
積極的ですね~。本当に頭が下がります。。。ストライク!ですかぁ。最近、勉強会でも内容が上の先生方に合わせているのでないなあ…。
読んでいるだけでも刺激になります!患者さんのために頑張りましょう!
ゆここ様
心に響く感動を常に得たいものですね。それには、向上心というアンテナを常に張っている必要があるのかもしれません。ゆここ様のコメントも「ストライク」ですよ。
須田先生
最近、私にも守るべき物が増えてきまして、少し欲張りになってきているのかもしれません。須田先生ほどエンジンはかかりませんが、何とかしがみついて行きたいなと思っています。