小さい反逆者
今日は、「ニューズウィーク 日本版 0歳からの教育」から、子育てについての話です。
この記事はこういう見出しで始まっています。
「小さな反逆者の対処法教えます」
子どもには、個人差があるけれども、生後18ヵ月から3歳頃までは第一次反抗期に入ると言われています。
この時期の子どもは、言われたことにことごとく反抗します。「いやー」の連発に、親は心理的にまいってしまいます。
しかし、第一次反抗期は情緒と社交性の発達にとっては重要な段階なのです。
この時期、「子どもは一個の人格、独立した個人として自己を確立しようとします」と育児専門家のローレンス・ボルダーは言います。
子どもは1歳までは世話をしてくれる人との絆づくりに一生懸命です。話したり歩いたりするようになると、自分がある程度、自立をした存在だと気が付きます。
バージニア州に住むドリンダ・ウィリアムズさんも、今は6歳になる息子リードの反抗期に手を焼きました。2歳の時、8ヵ月もの間、車のチャイルドシートに座るのをいやがったのです。
「えびぞりになって泣き叫ぶの。毎回バトルだった」
だけれども、抵抗しても結局はシートに座らされる。思うようにいかない現実に子どもは戸惑い、自分はまだ一人では生きていけないと悟ります。
「自立しはじめた子どもは、制約にぶつかって、それと折り合いを付けることを学びます。」と、心理学者のアリシア・リーバーマンさん。
子どもの反抗にいらいらしないための最良の処方箋は、親が考え方を変える事だそうです。それは、調べによると親は子どもの行動を誤って解釈していることが多いそうなのです。親も子どもの目線に立って考えるべきなのかもしれません。
子どもの成長に伴う反抗期は、親にも成長の機会を与えるようですね。
コツをつかんで上手に乗り切りましょう
・良い面を褒める
遊びやおしゃべりの中で、前向きだったり、積極的な面があれば、それを褒めてあげましょう。
・質問はしない
「お風呂に入ろうか?」と聞けば「いや」と言われるのがオチ。「色塗りが終わったらお風呂に入るよ」などと言い切るのがよいです。
・ルールをきめる
問題行動はまず1回注意する。それでも駄目なら椅子に座らせ、静かにさせるなどの方法で対処してください。
・代わりを用意
子どもがリビングの壁に絵を描こうとしたら?無理にやめさせるのではなく、古いシーツをぶら下げるなど代わりのものを用意すればよいです。
・きっぱり命令
大人びた話し方をする3歳児でも、まだ分別はないのです。くどくど説明せずに、簡潔に命令したほうが効果的
・「だめ」はほどほどに
「走っちゃだめ!」「触っちゃだめ!」と大人は「だめ」を連発しがち。否定的な言葉よりも、「こうしよう」というお手本をみせましょう。
・気持ちを楽に
大変だけど子育てはいつかは終わる。とりあえず、子どもにも自分にも寛大に。
頭の痛いお話です
だめ、だめ、が多かったのではと。
今日は長女の40歳の生まれた日、随分昔のことでした。
反省・苦笑・
驚きいりました。親の多くはいっぽう的に、駄目押しで育てているとおもいます。中でも制約を知らしめる大切さ、世のお母さんがたもっとご自分を見直しましょう。出直します。
ゆここ様
コメントありがとうございます。
ゆここ様の反省が、科学的データとなって今に生きています。前向きに。
おねえ様
コメントありがとうございます。
まだまだ押しつけの教育が横行していると思います。我々が声を大にして行かなければと思います。