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しろくま先生のブログ
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2006年3月30日 (木)

ホワイトニングについて

昨日は、歯の汚れは内因性のものと外因性のものがあるとお伝えしました。Dscf0100_1

外因性の変色の場合は、歯の表面に付いた汚れや茶シブを落とすクリーニングをすることである程度は白さが戻りますが、それには限界があり、本来の色以上には白くはなりません。

加齢のように内側から変色してくる場合も、歯のクリーニングだけでは白く出来ず、歯を漂白(ブリーチング)して白くする必要があります。

この方法をホワイトニングと言います。Dscf0154_1

以前にもこのブログで書いた覚えがあるのですが、この「ホワイトニング」とは実は偶然の産物なのです。

10年以上前にある歯科の先生が過酸化尿素と水素を使って口の中の消毒をしようと試みました。その時、偶然にも歯が白く変色していたと言うのが「ホワイトニング」の始まりです。

もともと消毒から始まった事ですから、ホワイトニングを行っても、歯の劣化や歯肉を悪くすることはありません。

ホワイトニングの原理ですが、歯に対して酸化還元反応を起こさせます。

歯の中には着色の原因である「有機性着色物質」というものがあります。歯に過酸化尿素を酸化還元反応させると、「フリーラジカル」という長く連なった着色物質を分断する働きがおこります。これがホワイトニングの原理です。

ホワイトニングには2種類あります。

歯科医院で行うことが出来る「オフィスホワイトンング」と自宅で行う「ホームホワイトニング」です。

しろくま歯科医院では両方おこなっていますが、まずは、「オフィスホワイトニング」をおすすめしています。

なぜかと言えば、早く白くなるということと、値段が「ホームホワイトニング」に比べて安いのです。

「オフィス〜」の欠点は、早く白くなるのですが、術後24時間は色の付いた食べ物を食べることが出来ないのです。

「オフィス〜」は短時間で着色を落としますので、歯の表面の皮膜がとれます。そのため、歯の中の水分が出てしまい、不足しがちです。

その結果、歯自体の吸水性が良くなってしまい、色の付いた水分等を歯が吸い込んでしまうのです。

「ホームホワイトニング」はその点、歯の表面の皮膜を取らずに白くしていきますので、特に色が付き易いと言うことはありません。時間とお金に余裕がある場合にはこちらの方が良いかもしれません。

少し宣伝をさせてください。しろくま歯科医院では結婚をする証明書をおもちの場合、ウェディング割引を行っています。もし、結婚式が間近なカップルがおいででしたら、白い歯で新しい門出を祝ってみてはいかがでしょうか?

詳しくは、しろくま歯科医院のホームページをご覧下さい。

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私はオフイスホワイトニングの後
ホームホワイトニングしています (時々)
満足しています。笑顔。、

by ティース | 2006/03/30 9:17:14

ティースさま
ほんとに真っ白ですよね、ティースさんは。今度写真を撮らせてください。凄く頑張っていますね。また、ホワイトニングをやりにいらしてください。待っています(笑)

by しろくま | 2006/04/07 12:31:06

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