正月2日目
あけましておめでとうございます。
皆さん、充分休みを満喫していますか?逆に帰省や子どもの世話で疲れてしまっているお父さん、お母さんもいらっしゃるかもしれませんね。
私は、なかなか充実した休みを過ごしております。長期の休みはゆっくり本を読むのに最適です。この休み中にも大変興味深い本を読むことが出来たので、ご紹介いたします。
これは、患者さんよりも同業者又は医療関係者に読んで欲しい本です。
この本に出会ったのは、ちょうど半年ほど前に、勉強会で東京へ行った帰りに本屋で購入した本なのです。
その名も「セレブな整形」。はじめは興味本位で中身も確認せずに購入しました。私は本を5~10冊まとめ買いする癖がありまして、そのときの直感で買ってしまうのです。その中の1冊でした。
この本は、ちゃらちゃらした内容の本だろう、「気楽にとばし読み出来るかなって」感じで購入したのですが、中身は大変にまじめな本でした。
一応、アメリカのセレブの整形を扱った本なのですが、アメリカ訴訟大国のセレブを相手にした本だけあって、
・きちんとした説明
・出来る事、出来ない事の説明
・自信のあることに対するアピールの仕方
・自分の考えでは賛成出来ない治療は、しっかりと説明し、丁寧にお断りする方法
医者としての自分を律した生活をおもしろおかしく書いてある、大変意義のある本でした。
やはり、我々歯科医師も一応美容を扱う事が多いので、きちんと丁寧な説明と技術を持ち合わせていないと、これからは太刀打ち出来ないと実感しました。
歯科医師も何かと新しい技術や製品に飛びつく傾向にありますが、適応症や禁忌もわきまえずに使ってしまっては危険なことをきちんと理解する必要があるのかもしれません。
最近テレビなどで、扱われて反響を呼んでいる3MIX-MP法やレーザーも、患者さんは万能の薬とおもっているようですが、これもしっかりとした説明を歯科医師が出来なくてはいけないと思います。その抗生物質がやレーザーが体に合わないのを知らないで使用してしまえば、大変危険であるということも歯科医師は、しっかりと肝に銘じるべきでしょう。
そういった細かな配慮が、整形外科医に目でしっかりと書かれていたのが、とても印象的です。充分に歯科医師にも応用できる良い本でした。
痛いよ。早く治療してほしいです。他の歯科医院で開いているところもありますが我慢して待っています。
明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。昨年は、色々内に秘めていることを先生に聞いてもらう事が出来て嬉しかったです。精神科は薬をのむ事と心をさらけ出して先生と向き合うこと、生活は出来る範囲ですごしたいようにする事が治療です。私は家事も育児もやや困難なので思うようにいかない事が多々あります。去年の今頃主人から単身赴任になると告げられ、正直私は戸惑いました。私一人に幾つもの責任がかかってしまう、話し相手がいなくなる、父親役、母親、地区の役員、学校の役員をやる事・・。正直この一年疲れ切ってしまい、毎日電話しては泣いていました。何度手首を切ったことか・・・。「性格と環境が変わらなければ私の病気は治らない」と先生に言われても、10年も付き合っていると「どうしよう・・」ではなく「上手く付き合っていこう」に変えていかなければならないのは解ってはいても、変に真面目で責任感の強い私には通用しないで泣きを見ることになるのです。でも、一年間の辛い生活にもピリオドを打つことになりそうです。今年の初めに元の職場に帰れることになったのです。主人の上司が私のことを知って配慮してくれたみたいです。深夜に帰ってきて朝顔を合わせる毎日ですが、それでも私はそばにいてくれるだけで嬉しいのです。家族はいいですね。
ズキズキさま
いけません!! 痛みを自覚したらすぐに診療を受けてください。我慢すれば、救える歯も救えない事もあります。ズキズキさんのお気持ちだけ十分に受け取っておきます。ありがとうございます。ご自愛ください。
花さん
コメントありがとうございます。
患者さんが治療を受ける際、ほとんどの患者さんは自分の病気に否定的です。「私に限ってこんな事になるはずがない」という具合です。医者に行き、診査・診断をしてもらい、自分の病気を知るのです。そこから前向きに治療するか、目を背けるかは患者さん次第です。どちらの道が正しかったのかは、後にならなければわからないのです。目を背けた方が良かったと言う事もあるかもしれません。
私は、想像でしかお答えする事はできませんが、花さんは自分の症状、診断名がわかっているようです。後は、自分でどうするかを決め進むだけです。今の場所にとどまるもよし、進むもよし。それと、このブログの最初でお約束した通り、患者さんの個人的な事にはお答えするのが大変難しいのです。まだ、歯科に関してではないだけ、少し私の考えを書いていますが、その手の専門をしっかりと勉強した訳ではないのです。これからは、少し、コメントを差し控えるかもしれません。ご理解ください。