正月3日目
お正月といえば、雑煮が付き物ですが、今年も喉に餅を詰まらせる事故が起きています。
今年も現時点で高齢者4人がすでに無くなったおります。高齢者は喉の筋肉が弱っているため、燕下(燕下)が上手く出来ずに、喉に餅を詰まらせてもはき出す事が難しくなっています。充分注意していただきたいです。以下に、もし、餅が喉に詰まってしまった時の注意を抜粋いたします。(参考HP あなたの健康百科 )
まず、若い人なら、たとえもちがのどに詰まっても、せきをすれば出せますが、お年寄りは生体反応が鈍くなっているので、のどの奥からもちをうまく吐き出せません。
通常は、首に手をやって苦しがったり、口を大きく開けて空気を吸おうとしたりします。こうした動作は、呼吸困難のサインなので、周りの人は、即座に応急処置をすべきです。
-どんな応急処置を?
・まず頭を低くさせて、背中をたたく。それでももちが出てこないときは、口の中をのぞいて、指で取れるようなら、指でかき出すといいのです。
-完全に詰まっているときは?
・声が出ません。そのときは、迷わず救急車を呼ぶべきです。そして救急車が来るまでの間に、ハイムリッヒ法といって、患者の腹部を圧迫して、気道から詰まった食べ物を除去する方法や、胸骨を圧迫する胸郭圧迫法を行ったり、掃除機での吸引を試みたりするといいでしょう。実際、掃除機の吸引によって、命が助かったお年寄りがいます
-家庭で使っている電気掃除機ですか?
・そうです。家庭用の掃除機の床用装着部を外した吸引管の先端を口の中に挿入して、詰まっているもちを吸引するのです。吸引管が口の中に挿入できないと除去できないので、最近は、掃除機の吸引管に接続可能な吸引ノズルも開発され、市販されています。これは、商品名をIMG吸引ノズルと言いますが、口径が13ミリなので、口の中に容易に挿入できます。
-具体的な使用法は?
・まず掃除機の吸引管に接続したノズルを口の中に5センチほど入れ、口と鼻を手でふさいで、スイッチを2、3秒入れて切る。1回で取れない場合は、同じ操作を2、3回繰り返す。それでも取れない場合は、直接、ノズルをもちに近付けて吸引する。その際、片方の人差し指と中指を口に入れて舌を圧迫すると、ノズルの先端がのどの奥に達しやすくなります。ただし、いずれの応急処置も的確に行うためには、日ごろから救命医療の講習会に参加するなどして、その手技を習得しておきたいものです。
長く歴史ある人生をこのような事で終わらせることは非常に残念な事です。やはり、あわてておもちを食べずに、細かくちぎって、良く咬んで食べる習慣を付ける必要があるのかもしれません。
真剣になって読みました。なるほど掃除機ですね!詰まらせないのが一番だけど、万が一そういう時はすぐに行動出来るよう、今日のお話を頭の引き出しに閉まっておきます。
加齢とともに身にしむおはなしです
気をつけます 皆さんも 本当。
ふかまち様
コメントありがとうございます。
毎日の生活は、何でもない様に見えて、「万が一」というピンチがたくさん潜んでいると思います。
ふかまちさんの様な考え方を皆さんしてくれるといいのですが。
yyy様
コメントありがとうございます。
お餅を食べるときは、息子や娘、嫁らと一緒に食べましょう。きっとその法が楽しいし、危険も少ないです。
お雑煮が美味しいという評判ですよ。ではまたコメントお待ちしています。