小宮山彌太郎先生の講義
先日のことなのですが、奥羽大学インプラント科の講義に非常勤教授として小宮山弥太郎先生がいらっしゃいました。
小宮山先生のご紹介なのですが、現代インプラントを日本に初めて導入された先生で、奥羽大学教授の関根先生、私の東京歯科大学での補綴第三講座の大先輩でもあります。
私はいつも思うのですが、この様な人格者の先生が日本に初めてインプラントをもたらしたことは日本にとってとても大切な事だと思います。
小宮山先生は、学生さんにこんな事を開口一番話されました。
「皆さんは、将来歯医者になるわけですが、最初に従事する場所の選択を間違えない様に」と仰っていました。最初に体に覚え込ませた考え方は一生を左右すると。
厳しくしつけられれば、一生自分に厳しくいられるし、金儲けのうまい先生に従事すれば、金儲けが上手くなってしまうし、自分を甘やかす事の出来る環境は、一生自分を甘やかしたままだと。
私は最初は凄く厳しい講座に入ったので、今考えればとても良かったのかと思っています。
私は、年一回地元の郡山で小宮山先生のお話を聞ける環境にある事をとても誇りに思っています。
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