その時のベストで望む
大学生の時はテニスの体育会系に入部していました。
私の部活内でのポジションは選手の補欠って感じ(苦笑)。
弱くも無いし、強くもないって所。
高校生の頃はテニスは自分では結構強いって感じていたのですが、大学生の体育会系はレベルの高さが半端なく、田舎で強くても、都会で基礎からキチンと教わって練習してきた学生には歯が立ちませんでした。
しかし、弱いってわけではなく全てのショットは打ち分けられたので、フットワークが調子よくボールに体が追いついたときは良いショットが打てました。
問題はフットワークに問題があり、走らされた時のショットが安定していないって事だと思っています。
これは小さい時にボールの打ち方ばかり練習してしまい、肝心のフットワークを疎かにした代償です。
ほんと、基礎は大事なんです。
(関係ないけど、大学で頭の良い友だちは英語を勉強する時には、まず発音から覚えるっていっていました。頭に発音が浮かばない状態で単語の意味なんて覚えられるわけないって。私は発音よりも単語の意味ばかり暗記しようとしていて、まったく覚えられなかった記憶あり)
で、大学テニスの時には一応補欠なので、選手と同じ練習ルーティンには入れて貰っていました。
選手の調子が悪いときや消化試合の時の為です。
そのため試合慣れしていないので、本番では実力の半分も出さないことばかり。
で、いつも練習していたのは確実に相手コートへ返せるフォアとバック。
ただ、確実性を高めるためにボールが浅くなってしまい、相手選手が上手の場合は必ず打ち込まれてしまいました(苦笑)。
でも、確実に返球するというのは相手にとってもプレッシャーになり、ミスを誘う事が出来ます。
こちらが先にミスをしては行けないのですが・・・・。
まあ、大抵負けていましたが、その時出来るショットを駆使して試合に臨むというのは大事だと思います。
大学の部活ではたいした記録は出せませんでしたが、ここでの体験は毎日の治療では大いに役立っています。
フットワーク良く治療が進められている時は問題ないのですが、難しい症例や困難にぶち当たった時は、その時に出来るベストな治療をして(たとえ、それが治癒に繋がらなくても)、次へ繋げるというのは大事な事だと思います。
先日の大雨の時も患者さんの大量キャンセルが出たのですが、焦ること無くその時出来る仕事を選択しながら過ごす事が出来たのは、体育会の部活のおかげかなとおも思っています。
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