久しぶりの参加
今月19,20日と二日に渡って仙台へ学会の為出張してきました。
詳しい事は今後、このブログでご紹介いたします。
今回は久しぶりに学会に出張して来て感じたことを書きたいと思います。
まず、反省から。
いままで学会というものを避けてきた感じがあるのですが、しっかりと真面目にぶつかっていけばかなり有意義だなとも思ったのです。
大学院の時の私は浮かれていたので、学会は「自分の発表」の時以外はお祭りって感が強かったのです。
学会というか、学会の夜が楽しみというか・・・。
そのため、あまりお酒を嗜まなくなった私としては苦痛の事も多かったのです。
しかし、今回は自分の中でテーマを持って望んだのです。
で、分かった事は自分の現在の『立ち位置』でした。
今回参加してきた学会は、歯科医師の方がいつも想像されるような大規模なものでは無く、非常にコンパクトなフレンドリーな学会なのです。参加者人数も100人未満だし。
と言うことは、みな同じ方向を向いていると言うことです。
その参加者は経験年数が長い人も、私みたいな中堅もいるし、もちろん初心者もいるでしょう。
その中で必ず「基調講演」「招待講演」という万人向けの講演が必ずあります。
中には、これでもかって自分の自慢大会みないた「俺様にしか出来ない症例」をぶっ放す先生もいますが、私の属する学会にはそのような無謀な先生はいません。
つまりこれらの講演は「ゼロベース」で講師の先生はプレゼンするのです。
誰にでも分かるように知識の少ない人をベースに話しを組み立てるって事です。
この基調講演がしっかりと理解出来き、ためになるな〜〜って思ったら、現在の自分の立ち位置は正常だと思って良いと思います。
この講演がちょっと分からないとか、難しいって思った場合は『努力が足りない』って思うべきだと思いました。
幸い、今回の講演は凄く楽しむことが出来ました。
自分の現在の立ち位置は「まあまあ」だと言えると思いました。
ただ、周りの先生の頑張りを目の当たりにして、まだまだ研究したい、勉強したいって思えたのは良い収穫でした。
十分に刺激を受けた学会でした。
学会は自分の考えかた次第で良くも悪くもなるなと感じました。
20年前の甘えた考え(学会をお祭りや旅行と考えていた自分)を持っていた自分を深く反省した日でもありました。
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