シミュレーション実習続き
先週もこのブログで書きましたが奥羽大学インプラント科の実習にCTの専門家である十河先生のインプラントシミュレーション実習の2日目が行われました。
元々の専門は放射線ではなく、補綴(入れ歯や銀歯)なので、CTを撮影する場合の基準面もフランクフルト平面(矯正で良く採用)ではなくカンペルズ平面を選択されているところが、よく分かっていると感心(歯科関係者以外はちんぷんかんぷんなのは承知のうえ)。
学生にも分かりやすく、丁寧に講義しています。
なんで、大阪弁って学生を注意する時に嫌みにならないのだろうといつも感心。
今回も、学生の集中度を見ながら、時折、眠気対策(深呼吸等)などを授業に織り交ぜながら進めて行きます。流石です(笑)。
お昼休みには現在のレセプトとCTとの関わりについて熱弁を振るわれていました(保険では全ての症例にCTが撮影出来るわけでは無い)。
やはり、正確性からみて、将来的にはCT撮影は必須にしたいと考えているご様子でした。
しかも豊富な内容を3時間の授業に納めてくるタイムマネージメントもお上手。
感心しきりの1日でした。
こんなこと言ってはいけないのですが、学生さんには勿体ない一般歯科医が聞いてもお腹いっぱいになる内容の授業でした。
遠い所から来て頂きありがとうございました。
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