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しろくま先生のブログ
しろくま歯科医院より歯にまつわる楽しいお話や、
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当院では、心停止の救命措置に必要なAED(自動体外式除細動器)を設置しております。

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2016年11月24日 (木)

小宮山彌太郎先生

奥羽大学のインプラント科の外科実習に、小宮山彌太郎先生がいらっしゃいました。
歯科界では広く知られた存在なのですが、知らない方の為に紹介させて頂くと、現代インプラントをスウェーデンより日本へ伝えた先生で、非常に人間味溢れる方なのです。
(ついでにいえば、小宮山先生は、奥羽大学のインプラント科教授である関根先生と私と東京歯科大学で同じ局部義歯の講座に所属していました。)
人間として、医療人としてとても尊敬出来る先生です。

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今回は、諸事情により学生への実習の指導は少なかったのですが、夕方に大学職員向け(DR、衛生士等々)の講義が行われました。
私は、学生の実習が終わってから、ダッシュでしろくま歯科へ戻り診療を行い、またダッシュで大学へとんぼ返り。最初の10分ばかり聞き逃しましたが大方聴講する事が出来ました。
本当に小宮山先生のお話をきくと、いかに自分の診療が駄目なのかを自覚させられます。
もしかすると大半の歯科医師が反省してしまうのではないかと思うくらい、モラルと愛情に溢れています。
また、現在のインプラント治療に広がる現場主義に憤慨されていました。
東京への新幹線の時間の関係で講義の途中で終了せざろう得ませんでした。
しかし、私にはどうしても聴講している先生方の前で質問がしたかったのです。しかし、その質問の時間さえも無かったのです。
「まあ、今度お会いした時にまた質問しよう」といったん諦めたのですが、やはり諦められず、小宮山先生がお帰りになるために乗り込んだエレベーターに無理矢理乗り込みました。
エレベーター内での無礼な質問にお詫びをした後に、近距離にいる先生に質問をぶつけました。
この質問の内容はちょっとこのブログでは明かせないのですが、現在のインプラント治療においてのどうしても解せない悩みを質問させて頂きました。「小宮山先生はこういった問題をどう対応されているのですか?」って。
短時間ではありましたが、私の質問に対し、「そうなんだよ、本当に困った問題且つ、解決しなければいけない事項」と受け取って貰え、迎えの車が到着するまでに丁寧に解説して貰いました。
本当に嬉しかったし、解決の糸口が見えてきた気がします。
今月初めにうちの衛生士の佐藤さんを小宮山先生の診療所にて研修を受けても立ったばかりです。
小宮山先生の教えをさらに自院で広めて行きたいと思います。