顎機能を考慮した診査・診断・治療
今月20日に国際先進学歯科アジア部会 iaaid-Asia認定研修セミナーが東京の日本大学歯学部研修医講堂にて執り行われました。
私は、奥羽大学で一緒にインプラントを勉強している宗像先生をお誘いして参加してきました。
宗像先生は日本大学歯学部出身なので、会場まで連れて行って貰いました。
私がお誘いしているのに、連れて行って貰うという何とも恥ずかしい展開(まあ、仕方が無いよね)。
今回のテーマは、『顎機能を考慮した診査・診断・治療』とし、副題として「私たちはどのように進めているか」をテーマに開催されました。
つまり、これからこのシークエンシャル咬合を診療に取り入れていきたいという意欲のある先生方を対象に開催されたのです。
これから取り組むぞという先生方を対象としていますが、なぜか。私もびんびん勉強することが出来ました。これはどういうことかとえば、自分が信じていた知識が実は少しずつ、小さな勘違いがあって、それが改めて講義を聞くことによって、知識がアップグレードされ(要するに勘違いの訂正)ていくという事なのです(苦笑)。
忙しい年末の休日を潰すだけの価値は十二分にあった言うことなのです(笑)。
昼休みには、宗像先生に美味しいスープカレーのお店に連れて行って貰いました。一緒に私の長年の相棒の高原先生も一緒です。
東京って本当に羨ましいと感じたのはこんな美味しいお店が沢山あるんですよね。ほんとに美味しくてビックリ。今度奥さん連れてきますよ。
午後は、実際に顎機能の診査・診断を当院でもおなじみのキャディアックスを実際に被験者に装着して実演して頂きました。
宗像先生も恐る恐るチャレンジ。
彼曰く、今まで研鑽を積んできた咬合の教えと真逆の事を言われて大変ビックリしているとの事でした。実際、この理論を聞いたときは誰でも戸惑います。私もそうでした。いままで培った理論や技術を一度全て捨てなければいけないですから。しかし、真理はそこにあると思っています。
なぜなら、感覚や経験などではなく、顎位がデータで、数字で、皆が共有出来る『形』として出てくるので迷いや言い訳が無いからです。
ただ、データの解析や咬合治療のスキルに関しては多くの治療経験している先生の方が断然成功率が高くなります。そこに我々が学ぶ理由があると思っています。
沢山学び、多くを経験する事によって、患者さんの利益になると感じています。
今回一緒に学んだ宗像先生にとって良い気づきになれば良いのですが。
最後に、ちょっと本題からは外れるんですが、日本大学の校舎には日大バージョンのミネラルウォーターが売ってます。すげ〜〜な〜(笑)。
最後に佐藤先生、この会の担当だった、GEEPEEbroの先生方お疲れ様でした。
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