位相差顕微鏡
先日、歯科医師会の地域保健委員会にて、位相差顕微鏡を使った細菌の観察の練習をおこないました。
この位相差顕微鏡とは口腔内の細菌をモニター上で観察出来る顕微鏡の事です。
臨床では患者さんの口腔内からプラークをごく少数すくい取り、顕微鏡で細菌の動きを見せて、歯のブラッシングの重要生を再確認されるために使用するものなのです。
この位相差顕微鏡は、歯科の催し物で歯科の啓蒙活動に使用するとのことでした。
実は、この位相差顕微鏡なのですが私持っているのです。ほぼ同じ物。
開業する際に、大学の先輩がこの位相差顕微鏡は必ず購入し、患者さんの口腔内清掃のモチベーション向上に利用しなさいと助言してくださったのです。
開業後、半年くらいは使用していたのですが、なぜだか私の診療スタイルとは合わなくなってしまって使わなくなってしまいました。現在も保管してありますが、この顕微鏡を接続するモニターがほとんど販売を中止してしまっているので、あるにはあるが使えない状態なのです。
歯科医師会でもモニターは借り物らしく、モニターの確保が命題だと言っていました。
とても優れた機材なのですが時代に乗り遅れている感はかなりありますね。
コンセプトは優れているので次世代の機材に期待したいです(笑)。
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