寝不足だけど嬉しい。
今朝2時45分から始まった全米オープンテニス、第2シード:マレー VS 第6シード:錦織圭の試合。
最初から途中休憩(少し寝た・・汗)を挟みつつ、妻と応援しまくって朝を迎えました。
錦織圭にとって、苦手の部類に入るマレー。
マレーは鉄壁の守備(強靱な基礎体力)と相手選手の打つボールの読みの正確さが優れ、プレースメント(相手コートに正確にボールを打ち込む事)が良いだけの選手なんです。
つまり、錦織の様なAIR-KEIの様なスーパーショットがあるわけではないのです。ただ、普段ならエースになる様な鋭いショットでも先読みが出来き、追いついて相手コートに返せるのが強み。
対戦相手は打っても打っても返球されるボールに焦り、エース級のボールを打ち続け無ければならず、自滅してしまうというパターンが多いのです。
いつもの錦織もマレーとの対戦の時は、いつもの倍以上のミスを犯し、自滅してしまうのです。
今回の全米オープンの時の第一セットの時もオリンピックのマレー戦の様に自滅していました。
しかし、途中で雨が降り中断となったのです。
その中断が錦織にとって良かった。コーチであるマイケル・チャンのアドバイスがあったのと思うだけど、無茶なボールが減り、マレーのストローク(ボールの打ち合い)に付き合う様に我慢のテニスに変わったのです。そのため、ミスの減り、肩の力もきれいに抜けていき順調にサービスキープが出来る様になってきました。
マレーはミスや自滅をしない相手には、マレー自身がエースを取りに行かないと行けないので逆にミスが出てくるようになっていました。
録画したテレビで確認して見ようと思うのですが、第一セットと第三セット時の錦織の顔つきは全く違います。落ち着いて自信が出てきています。
2年前の全米オープン準優勝した時と同じ顔つき。
フルセットまで行きましたが、落ち着きを取り戻し、焦ったマレーでは勝負は見えていました。
現在のランキングで1位のジョコビッチが手首に問題を抱え、春以降不調な現在、安定感抜群のマレーは現在の男子テニスでは事実上の一番と言われていました。ランキング下位の選手にはとにかく負けず取りこぼしがない選手なので。
そのマレーに打ち勝った錦織。
興奮しないわけない。寝不足でも仕事のモチベーション上がりまくり。
次はワウリンカ戦。
是非頑張って欲しいな〜〜。
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