スプリント
このブログを書いている日は7月9日なのです。
もう2週間くらい前の事なのですが・・・・。
昨晩、私は悲しみに暮れていました。敬愛するテニスプレイヤーであるロジャー・フェデラーがウィンブルドン準決勝でカナダ出身で錦織圭選手のライバルでもあるミロス・ラオニッチ選手に敗退してしまいました。
ラオニッチ選手は、今年の初めからスペインの英雄モヤと契約し、苦手だったストロークにも磨きを掛け、今度のウィンブルドン期間中だけジョン・マッケンローと期間限定でコーチ契約を結んでいます。もともとサーブだけが取り柄の選手でしたが、モヤコーチによるストローク、リターンの安定、マッケンロー仕込みのボレーと仕掛けを学んだ彼には、歳を重ねたフェデラーは相手ではなかったのかもしれません。
やはり,目標をもって自分の課題を一つづつクリアして行けば、高い目標も乗り越えることが出来るんですね。
さて、そのラオニッチ選手。コートチェンジの度に椅子に座って小休憩を取るのですが、時間が来てコートに戻るときに口元に何かを入れているのです。
最初は分からなかったのですが、何度か確認するうちにわかりました。スプリントと言われるマウスピースを装着していたのです。
マウスピースを装着すると、食いしばって力を入れるときに下顎が安定するので力を出しやすいという利点があります。大方スポーツで使われるのは、上顎の前歯を保護する場合が多いのですが、テニスやゴルフの様に顔面に危害が加わらない選手は良く使用する事があります。
プロのゴルファーはたしか、このマウスピース装着は禁止されているはずです。あまりに飛距離が出てしまうため、薬ではないですが、ドーピング扱いとなるはずです。
でもテニスではOKなんですね。
今度私もテニスを再開するときは、こっそりマウスピース装着してやろうっと(なんの役にもたたないけど)。
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