解剖を勉強するにはもってこい。
身体のバランスが崩れると、人間は体調を崩し始めます。体調が崩れてきたサインはいろいろあります。
たとえば、肩こり、耳鳴り、偏頭痛、腰痛などなど。
歯科の仕事も、口の中でバランスが崩れると、とたんに調子が悪くなります。
歯ぎしりが出始めたり、歯が痛くなったり、出血したり。
歯科の治療とは、本来生まれついて持っているバランスを取り戻してあげることだと思っています。顎の左右のバランスを整えるだけでかなり痛みや、疲れ、こりは取れると思うのです。実際わたしの患者さんは痛みが取れてきています。
それは医療者がしっかりと人間の身体の事を詳しく知らなければいけないのです。
でもそれはかなり至難の業です。
人体解剖の知識が大切になってきます。
2年前に内藤先生の講演の出席した時に、内藤先生は今日紹介する本を使って講演をしていました。
医道の日本社出版『クリニカルマッサージ』 James H Clay / David M Pounds 大谷素明訳
この本は元々、整体用の本だと思うのですが、とても優れた解剖書です。歯科に限らず、医科でも解剖を勉強してみたい先生がたにはおすすめ出来るものです。
この本は、主に筋肉についてですが、それ以外の解剖は、大学の時の解剖の清書だった上條先生の解剖の本を私は良く利用いたします。
もし、他におすすめの解剖書があれば教えてください。
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